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【四季報のツボ】業績の基本は売上高をいかに上げているか

【四季報のツボ】業績の基本は売上高をいかに上げているか

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業績予想欄はこうなっている

 

売上高・・・販売が実現すると思われる製品・商品・サービスで計算(数量×単価)収益の基本。

- 売上原価
- 販売費・一般管理費

営業利益・・・本業の儲けを表すもっとも重要な利益

+ 営業外収益
+ 持分法投資利益
- 営業外費用
- 持分法投資損失

経常利益・・・本業の儲けの他、金利負担なども考慮した利益

+ 特別利益
- 特別損失
- 法人税等

利益(純益・最終益)・・・土地売却など一時的な要素を考慮した利益

÷ 発行済株式数

1株益・・・1株当たりの利益を示し、株価との関係性も高い

1株配・・・1株当たりの配当額。株主還元の度合いがわかる

÷ 株価

配当利回り・・・配当を株価で割ったもの。預貯金などと利回り比較

業績欄で掲載しているのは主要なものだけである。どのような項目が選ばれているか、その構造を明らかにし、業績の基本が売上である事を確認。

さらに詳しい内容は【株式投資に役立つ『会社四季報』の使い方】を参照して頂きたい。

 

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四季報の業績欄は、細字で実績・太字で予想を掲載

 

実績・予想とも売上高、営業利益、経常利益、利益、一株益、一株配という主要6項目は共通している。一株営業CF(キャッシュフロー)と一株株主資本の二つは予想が困難であるため、実績のみの記載となっているという。その代わり予想欄には配当利回りが載っている。

なにはともあれ、最初に注目するのは売上高である。すべての基本は売上高がなければ始まらないので、この項目に注力するのが最初にする事である。利益を度外視してでも、売上至上主義の経営をしている企業に、何度か勤務した事があるが、どれも長く企業は存続せずに、倒産の憂き目に合う事になった。

売上売上を毎度の如く突きつけられた日々。それは沈没寸前の大破した船のようで、船体の底に穴が開いていては、いくら売上を上げようが同じである。

 

【四季報のツボ】業績の基本は売上高をいかに上げているか

 

売上なくして利益は得られる事はないが、売上ばかりを目指す企業は案外脆く崩れやすい。昨今の上場ゴール企業を見れば明らかである。要は、売上を作る「強み=ビジネスモデル」をいつも分析するクセをつける事をオススメする。

虚勢を張り、なにかしらのよからぬ意図(経営陣が上場益しか目がない)無理強いして売上高をつくる企業と、本来実力と強みがあり、売上を計画的に達成でき、自然に増収増益できる企業とは同じ売上をつくる「意味」が違ってくる。

昨今までデフレ傾向が続き、ある意味デフレ下で、売上を伸ばす事ができる企業は、実力がある企業であると評価ができる。同時に多くのブラック企業を生み出したが、それらを除く必要があり、その判別も必要な作業となってきている。売上高は私たちに多くの情報をもたらせてくれる。成長から衰退、企業の内情や業界の行く末など、丹念に調べていけば、その企業が本当に実力を発揮して、健全な経営を行っているかが分かる企業活動の基本バロメータが売上高なのである。

 

参照文献:【株式投資に役立つ『会社四季報』の使い方

 

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About 磯守 航史郎

食べる事と温泉・マッサージが好きな勤め人。過去には大小様々な職業につき、現在は不安定の中の安定を楽しんでいる昔から「変わり者」と言われた中年。 好きな分野は、ブランド戦略/建築・不動産/知的財産権/EC・オークション/金融・投資/カメラ/時計/モデルやアイドルなど、ジャンルは幅広いが、趣味や元家業・知人との関係で関わった事件が中心であり、現在は利害関係もなく、気軽にブログを書いている。テーマは知的財産権とブランドとの関係・市場での価格の関係、偽ブランドの撲滅など、高尚なテーマをより面白くしたいと努めている。

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