【安定収入の本業と副業】あなたが本業で人材価値を上げながら安定収入を築き複業で成功する 4つの成功パターン

複数の人材価値を上げることで稼ぎを上げる

 

経済的豊かさを与える影響で一番大きい「稼ぎの多寡」を増すには、キャリア・プランニングが必要であると、お金の基礎知識の山崎氏は指摘している。さらに詳しい内容は【図解　山崎元のお金に強くなる！】を参照して頂きたい。

生涯を通じて安定的に収入を得るためには、会社に依存しないスキルが求められる。巷で言われる副業は、本業である仕事で忙しくなかなか手がける事が出来ないことが多い。

本業の勤務先より副業禁止という会社も多い事であろう。ただ本業の給与という意味では年々昇給する事は難しく、仮に昇給したとしても、わずかな金額で仕事はさらに多忙を極めるであろう。

 

また、一般的なキャリア・プランニングでは、通用しない事が多く、不幸にも会社が倒産したり、失業したり、リストラに遭ったりと、必ずしも上手くキャリアプランを築ける人の方が少なく、大半は思うようにはいかないものである。

会社も未来も個人の力でコントロールすることはできない。自分がコントロールできるのは、自分の人材価値である。そこで一般的なキャリアを築きつつ、副業キャリアを本業キャリアとして摺り合わせるダブルキャリアを考えていこう。

人材価値は、あなたの勤務している企業で作り、育て、維持し、利用し、最終的には勤務先以外の選択肢を作るための戦略である。

 

自分のキャリアを客観的に分析する転職エージェントをうまく使う

 

キャリアを積む事で仕事の幅・実績をつくっていくと、企業で限られた能力の仕事しかできないようになってしまう。つまりその勤務先のエキスパートになるが、他の企業で同じように能力を発揮できるかと考えるといささか疑問が出てくる。

そこで、ポイントポイントで、自身を客観的に分析する必要があるだろう。最初はクルマの定期車検や健康診断程度に転職は考えておいても大丈夫である。そこで使うのが転職サイトや転職エージェントである。

転職エージェントとは、転職希望のあなた自身のアドバイザーであり、自分のキャリアに合った求人を紹介してくれる。登録によって担当が付き、転職における相談に乗ってくれる事が大きな特徴である。

企業側からの希望する条件とあなたのキャリアと希望する条件に合った企業を繋ぐ仲介屋のような存在でもある。転職エージェントを使う一番のメリットは、自分の客観的な価値を発見できる事が大きい。

そこそこのキャリアを積めば、それに応じた客観的な自己分析が可能となり、勤務先以外の転職における選択肢(他企業)と、複業キャリアにおける擦り合せをする事が出来、さらに精度の高いキャリアを作ることができるのである。

転職の選択肢を持っておく事で、突然の倒産・リストラ・失業など様々なリスクを回避する為に、転職エージェントとは日頃から付き合っておく必要があるだろう。また半年に一度や二度ほど求人雑誌に目を通し、世の中の求人情報を頭の中に入れておく事を推める。

求人情報は企業が何を求めているかよくわかるバロメーターである。現在仕事に困っていなかったとしても、一読して企業が次にどんな人材を欲しているか確認していく事が重要である。

 

戦略を持って準備すれば選択肢が広がる

 

キャリア・プランニングでターニングポイントとなるのは、28歳、35歳、45歳という。一般的な大企業で働く人にとっては参考になる。

まず社会に出たら、28歳までに職業の選択をして、集中的に知識をつけ、仕事を遂行する能力を身につけ、その能力で35歳までに実績をつくる。

多くのビジネスマンの能力的全盛期は30代前半である。45歳になったら、副業やセカンドキャリアについて考え始めるというもの。

これについては基本的なキャリアプランとしてベースに持っておこう。現在は、必ずしもこれのとおりにはいかないものである。

 

 

ダブルインカムを狙う成功しやすい4つの副業パターン

 

まずキャリア・プランニングで、ターニングポイントすらない人など、非正規やアルバイトの人々は、複業キャリアをスタートする事を推める。それにはまず複業(副業)における4つの成功パターンを紹介する。

 

1. 　趣味を通じた副業
2. 　元手無しの副業
3. 　自身がメーカーとなり製造販売を行う副業
4. 　オーナー業を通じた投資等の副業

 

最初の趣味を副業にする事ほど楽しい事はないだろう。好きなことでお金を稼げる魅力は最高である。

趣味副業のメリットは、知識やスキルが最初からあり、その分野での人脈を活かせ、専門家になればオンリーワンの存在になれることである。

次に元手無の副業は、お金がまったくかからない事で原価が掛からないので、儲けが大きくさらに行動がしやすくなるという事が大きな長所である。

メリットとしては、アイデアで勝負が出来、チャレンジしても、リスクが低く、比較的好きな分野で勝負ができる点である。

三点目は、自身がメーカーとなり製造販売を行う副業であるが、製造販売は敷居が高そうであるが、現在では非常にハードルが低くできる点であろう。

メリットとしては、作った喜び・売れた喜び・お客に役立った喜び・儲かる喜びが多く、ヒットすればさらに儲けが大きいという点である。

最後の四点目は、オーナー業を通じた投資等の副業は、その名のとおり事業オーナーになってしまうという点である。

メリットとしては、自分が主役・自分の城である事業が持てる事、人脈が広範囲に増える事、オーナー業を通じて、投資を順次行えば、儲かるスピードはもっとも大きい点にある事。

これらのパターンは比較的成功者が多いパターンである事でさらに分野を絞り成功パターンにのってダブルインカムを掴む事を考えて行動に移す。

満足な収入を得るスキルを身につけるには、ある程度の時間が必要である。収入や選択肢を増やす為にも、戦略を持って準備に努めることが重要である。