【LLADRO】リヤドロ 春の輝き SPRING SPLENDOR は 約 25 年経っても その輝きを失わないブランド力の強さを感じた

【LLADRO】リヤドロ 春の輝き SPRING SPLENDOR は 約 25 年経っても その輝きを失わないブランド力の強さを感じた

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LLADRO リヤドロ 春の輝き SPRING SPLENDOR 01005898

 

【LLADRO】リヤドロ 春の輝き SPRING SPLENDOR は 約 25 年経っても その輝きを失わないブランド力の強さを感じた

 

  • 型番:01005898
  • 作品名:SPRING SPLENDOR
  • 発売年: 1992
  • 彫刻家: Regino Torrijos (レジーノ・トリリオス)
  • サイズ: H30×W18×D15cm
  • 価格:81,000 円(税込)
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今回は、LLADRO リヤドロ 春の輝き SPRING SPLENDOR について簡単にではあるが記しておきたい。この作品は、約25年以上経つか経たないか、登場して間もない頃、贈答品で頂いたものということである。

最初は、玄関などに飾ってあったそうだが、日本での災害上の問題や、その精密さ故、埃などがつくと、掃除が大変という誠に風情のない理由で、箱に収納され倉庫で保管されていた。

その倉庫で私が整理をしている際に、約20年以上雑貨を入れた箱の中で発見し、リペアを施し、次の方に譲るために、買取査定に出し無事完了わけである。

 

作品は現在でも販売されており、価格が高騰、二次市場でも比較的高値である

 

【LLADRO】リヤドロ 春の輝き SPRING SPLENDOR は 約 25 年経っても その輝きを失わないブランド力の強さを感じた
Reference:Aucfan Co.,Ltd.

 

では、さっそく「オークファン 」で約 10 年間の落札額をみていこう。新品未開封品で、約 50,000円ほどの落札が記録されている。

他に状態や付属品で価格が上下するようだ。本体の状態は、比較的キレイな状態で、箱とのあたりや底面等の端などに汚れがあるぐらいで安心して取引できそうである。

リヤドロで、全体的に言える事は、しっかりと付属品などは保管しておく方が良い。何点か家にリヤドロを保管していたが、純正外箱における劣化が起こりやすい。

また箱や養生材は、ほとんどが紙の素材なので、気泡緩衝材 (プチプチ) などを使い、保管する際は、本体もしっかりと包装し、外箱ごと養生をしている方が良い。

現状については、全体的に埃まみれだったので、軽くリペアを行った後、買取査定への準備を進めていきたい。

 

精密なドレープと風になびくストール、ポーセリンとは思えない柔らかさが細部まで表現されている

 

【LLADRO】リヤドロ 春の輝き SPRING SPLENDOR は 約 25 年経っても その輝きを失わないブランド力の強さを感じた
【LLADRO】リヤドロ 春の輝き SPRING SPLENDOR は 約 25 年経っても その輝きを失わないブランド力の強さを感じた
【LLADRO】リヤドロ 春の輝き SPRING SPLENDOR は 約 25 年経っても その輝きを失わないブランド力の強さを感じた

 

さて作品について、簡単にふれておきたい。まずは、全体をみると絶妙なバランスとプロポーションである。

春の輝き SPRING SPLENDOR は、繊細で線の美しい逸品なのだが、プロポーションから感じることは、比較的高身長の女性にみえること。

実際、約 30 cm の比較的大きい部類に入る作品なのだが、その大きさを感じさせず、ディティールから可愛らしく優雅な女性の雰囲気が表現されている。

実物を見れば分かるのだが、ドレスが美しく、布地特有の自然なひだの表現は圧巻である。

精密なドレープとなっており、風になびくストールなど、とてもポーセリンとは思えない柔らかさが全体的に表現されている。

最も驚くべきところは、その細部に表れている。つまり指先やバケットなどの細かい面のクオリティの高さである。

指先は一本一本細密に作られており、美しさを保ち、バスケットいっぱいに摘まれた花は、ひとつひとつ表現は緻密で、驚くべき質感を保っている。

また、全体の色使いもキレイで、春を感じさせ穏やかな気持ちになる作品である。

 

多くの西洋陶磁ブランドが二次市場で失速する中、リヤドロは善戦している

 

【LLADRO】リヤドロ 春の輝き SPRING SPLENDOR は 約 25 年経っても その輝きを失わないブランド力の強さを感じた
【LLADRO】リヤドロ 春の輝き SPRING SPLENDOR は 約 25 年経っても その輝きを失わないブランド力の強さを感じた

【LLADRO】リヤドロ 春の輝き SPRING SPLENDOR は 約 25 年経っても その輝きを失わないブランド力の強さを感じた
Reference:Aucdata

 

上記は、「オークデータ 」の リヤドロのカテゴリーで、約 5 年間の総落札数及び平均落札額である。総落札数は、約 5 年ほどで、約 400件を境に若干微増といったところである。

また、平均落札額は、約 12,000~17,000 円前後で横ばいに推移しており、コンスタントに数が出ているので、比較的安定した相場が続いている。

今回の買取査定額は、約 30,000円での買取が成立したが、満足度も高く、非常に良い取引ができたと思っている。

数が出過ぎていないと言うことと、大小様々な作品が出ているので、平均については安く見えるが、高額なモデルでも一点 約 50万円以上の作品も記録されている。

その事から見えてくるのは、状態にもよるが 1 つあたりの作品についても、比較的リセールバリューは高いのである。

多くの西洋陶磁ブランドが、過去に過剰に売りすぎた事により、家庭より多く出てくることで市場が飽和し、二次市場で失速が続く中で、リヤドロは善戦している。

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本当にブランド力のある証明となるのが、人の手に渡り古くても良いから、それが欲しいかどうかである。

その欲しいという条件に、価格という客観的価値がいかに盛り込まれるかで、そのブランド力が目に見えるカタチで把握できるのである。

今回、売却の段取りの最中に分かったのだが、どこからかその情報を聞きつけたのか、親族の知人が売って欲しいと打診されたことである。

リペア前だったので、埃まみれの作品であったが、そのままで良いので欲しいと打診された時、ブランド力があると直感的に把握できた。

希望価格を聞いてみたが、安かったので今回は辞退して頂いたが、倉庫で眠っていた作品に、調べるまで比較的高値が付いているとは箱を開けるまで分からなかった。

改めて分ったが、約 25 年経ても、非常にブランド力のある作品であり、リヤドロは現在でも、高級ブランドとしての高い価値を維持している優れた企業と理解できたのである。



About PG編集:道長

食べる事と寝る事に一生懸命な旅人。 世界は感染症や戦争で混沌としておりますが、平和になったら平和な国を旅をしたいと準備しております。 先代の管理者様より、サイト管理・記事制作を委任しております。 ※現在は写真提供をして頂いております。

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