【Φ-GRID STYLE】人気ブログを考えるなら 自分が作りたいテレビ番組から学べ 個人的に参考にしているレストア番組 5 選

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専門的でマニアック、コアなファンに向けたエッジの効いたカテゴリーで勝負する秀逸チャンネル

 

【Φ-GRID STYLE】人気ブログを考えるなら 自分が作りたいテレビ番組から学べ 個人的に参考にしているレストア番組 5 選

 

前回、【 ブログを設計する際に参考にした 5 つのブログエッセンス 】ではブログを立ち上げる前から「どのようなブログを見て参考としたのか」という部分に焦点をあてた。

今回は、ブログの運営が軌道に乗り、しばらくしてから運営スタイルを定番化する手法を海外のテレビメディアから学んだ内容を簡単にではあるが記しておきたい。

自動車系統の番組で、ナショナル ジオグラフィック チャンネル  や ディスカバリー チャンネル  の番組の多くは、カーガイのための旧車やクラシックカーなどクルマとしての商品寿命が切れ、廃車寸前のクルマをレストアするストーリーを基本構成として番組が作られている。

レストア という分野は、個人的に非常に興味があり、住宅・家具・カバン・オートバイ・クルマ・航空機・鉄道模型・腕時計・カメラ・ラジコン・ゲーム機・スマートフォンなどを依頼人の思い出と共に、修復して復活させる番組などが、今後日本でも取り上げられるのであれば、何かしらの関わりを持ちたいと考えている。

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日本では、まだまだこの分野についての認識も低く、マニア的なカーガイやBS・無料動画サイトなどで、たまたま視聴して虜になった人々のみで、コアな層が夢中になっているレベルである。

現在日本のテレビメディアは、企画のネタ元となる「源流」を作れなくなり、雑誌・小説・漫画などの他の媒体の「原作やスクープ」のみに頼り、自らが作れなくなっている。

そのメディアは、世間に広げ認知度を上げる手法には精通しているが、元が良くなければ、何を広めても視聴率は取れないものである。

個人的にも、地上波の一般的な民放はあまり観ることもなくなり、ネットテレビやナショナル ジオグラフィック チャンネル や ディスカバリー チャンネルなどの専門チャンネルばかり観ている。

そこで今回は、運営後しばらくしてから視聴し始めた ブログづくりに参考にしている 「5つのカーレストア番組」 を取り上げておきたい。

 

オーバーホール 改造車の世界

 

【Φ-GRID STYLE】人気ブログを考えるなら 自分が作りたいテレビ番組から学べ 個人的に参考にしているレストア番組 5 選

 

著名なカーデザイナーであるチップ・フースとそのチームが、持ち主には内緒で車を再生させる。大好きな車でも、直す時間がなく放置してしまうことがある。そこで、友人や家族の依頼を受け、そんな車をサプライズでよみがえらせるのだ。それぞれの車にはストーリーがあり、持ち主は車に強い愛着を持っている。予算や期間が限られている中、チップたちは持ち主が喜ぶような車に仕上げることはできるのか? 参照:オーバーホール 改造車の世界 | ディスカバリーチャンネル  

 

 

今回チップたちが手がけるのは1965年のビュイック・スカイラークのコンバーチブル。持ち主はサラ。現在、母親であり教師であるサラは、この車を高校生の時に父親にもらった。父親との思い出がいっぱいの車なのだ。生まれ変わったスカイラークを見たサラの感想は? 参照:OH 改造車の世界 | ビュイック・スカイラーク 

 

オーバーホール 改造車の世界は、オーナーの車を、近しい家族や友人であるインサイダーと組んで、秘密でレストアをして、ドッキリの要素を入れながら驚かせ、オーナーにオーバーホールしたクルマを返し、最後はハッピーエンドで終わる感動バラエティ色の強いストーリー構成としている。

完璧なレストアへのアプローチが強く、コスト意識は希薄である。全体的にすべて直してしまい、チームによる職人的な腕前を全面に打ち出す内容となっている。

他の番組と違う面は、著名なカーデザイナーであるチップ・フースがレストア専門チームを組み、比較的アカデミックな部分が強い。

コスト意識の希薄な「劇的ビフォーアフター」のクルマ版といったところであり、改造を全面的に許されるのであれば、個人的に新しくレストアした作品をブログでも取り上げたい魅力的テーマで、多くのヒントになる番組である。

 

スーパーカー大改造

 

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完成された美しさはつまらない。高級車販売を手がけるアレックス・プリンディヴィルの下、腕利きのメカニック、シェーンとダンがスーパーカーの改造を手がける。時速320キロでル・マンを走るマセラティ、ジムカーナ・グリッドに参戦するアウディ・R8、砂漠を走るベントレー、戦闘機とドラッグレースをするジャガーなど、車の新たな一面を引き出していく。果たしてスーパーカーはどんなマシンへ変貌を遂げるのか。参照: SC 大改造 2|ナショナル ジオグラフィック 

 

今回プリンディヴィルに依頼を持ちかけたのはスーパーモデルのジョディ・キッド。彼女の要望は高級スポーツサルーンのマセラティ・ギブリをレトロなレースカーに改造すること。しかも時速250キロほどのギブリの最高速度を320キロまで上げてほしいと言う。無謀ともいえるプロジェクトにシェーンとダンが果敢に挑戦。果たしてプリンディヴィルとスーパーモデルのお眼鏡にかなう一台に仕上げることができるのか?参照:SC大改造 2| ル・マン マセラティ  

 

スーパーカー大改造に関しては、徹底した業者側の立場から描いているが、ターゲットとなる客層が富裕層やセレブなどを相手にする点で他の番組と大きく異なる部分である。

コスト管理は、比較的厳しいが、カネの掛け方が他の番組と異なり、予算が潤沢でクルマに関しても高級車が多い。上記映像は、状態の酷い回であるが、それでも富裕層の遊びが最後の依頼に応えるカタチとなっている。

個人的には、多くのレストア分野で、富裕層相手に手がけてみたいカテゴリーであるが、神経を使いそうで、逆にしんどいかもと番組から伝わってくる。

 

名車再生!クラシックカー・ディーラーズ

 

【Φ-GRID STYLE】人気ブログを考えるなら 自分が作りたいテレビ番組から学べ 個人的に参考にしているレストア番組 5 選

 

中古クラシックカーの購入から修復、販売までの一連の流れを追うシリーズ。買付・販売担当のマイクと修復を手がけるメカニックのエドが、少しでも多くの利益を上げようと、毎回奮闘する。時には、ヨーロッパからアメリカまで足を伸ばしてでも、目的のクラシックカーを見つけ出す。雑誌やネットでの情報収集から購入者との値段交渉まで、中古車売買の流れを学び、テストドライブ時の周囲の風景を楽しみ、マニアックな解説で豆知識を得ることができる。マイクとエドの手によって息を吹き返したクラシックカー、はたして利益をもたらすことはできるのか。参照:名車再生!C・ディーラーズ | ディスカバリーチャンネル  

 

 

マイクが買おうとしているのは日産フェアレディZの海外モデル「ダットサン240Z」いい車だが、現在出回っているのはサビだらけで、いいコンディションのものはかなり値が張ってしまう。マイクは予算内で見つけるが、エンジンから異音が…。あとはエドの腕を信じるしかない。果たしてこの車で利益を出すことはできるのか? 参照:名車再生!C・ディーラーズ |日産フェアレディZ の海外モデル 

 

名車再生!クラシックカー・ディーラーズは、長寿番組から物語の構成は定番化しており、中古車買取と試乗、エドのレストア、完了車の試乗、マイクの転売という大まかなストーリ構成は変わらず、毎回クルマを変えることで長寿化を図っている。

個人的に言うと、ブログでの買取記事に関しては、似たようなフォーマットとなるが、誰がブログを運営しても、自然に同じような物語の流れになる。

ただ私自身が、依頼人から見た視点で描いているので、その構成は大きく異なり、業者さんの儲けは少なくなるが、持ち込む頻度や依頼するやり方をしっかりと確認しながら行っているので、顧客としては、比較的無理を言わず、良識を持って取り組む為に勉強となった番組である。

エド・チャイナ が番組を去ったのは寂しい限りだが、この番組は主にエドが好きだった。これからは自身の会社の経営に精力的に打ち込んでもらいたい。

 

カー・SOS 蘇れ!思い出の名車

 

【Φ-GRID STYLE】人気ブログを考えるなら 自分が作りたいテレビ番組から学べ 個人的に参考にしているレストア番組 5 選

 

思い入れのある車をオーナーに秘密で依頼人が修理を依頼! 車にアツい二人組が3週間で元通りに! 車庫で眠る思い入れのある車、廃車同然だが手放せない昔の愛車、持ち主の想いがこもった車はありませんか? カーSOSのティムとファズにお任せ下さい! ご依頼頂けば、持ち主に内緒で特別治療を施します。 ハングリー精神にあふれるメカニックのティムとファズ。お呼びが掛かればいかなるときも愛車再生に挑む。 作業期間は3週間。予期せぬ持ち主に愛車を届ける瞬間が何よりも楽しみ。 喜ぶ持ち主の笑顔のために日々奮闘します。参照: カー・SOS 蘇れ!思い出の名車|ナショナル ジオグラフィック 

 

ティムとファズは、ビートルを修復するためにサウサンプトンに向かう。車は原形をとどめてはいるものの、大規模な修理が必要と判明。ひどくさび付き、多数のパネルを交換しなければならなかった。更に、ヘッドライトとレトロなバンパーを施し、新しい姿に仕立てることに。細部においてティムとファズの意見が衝突。車を再生すべくグラフィックアーティストが呼ばれ、斬新な塗装を再現しようとするのだが…。参照:カー・SOS 蘇れ!思い出の名車|ビートル・マニア  

 

カー・SOS 蘇れ!思い出の名車は、オーナーの事情でレストア出来ず、オーナーに近しい家族や友人である依頼人の事情を聞いて、秘密で仕事を受けて、完成の際にオーナーに種明かしをして驚かせるのを番組のストーリー構成としている。

個人的に言うと、段取りから最後にオーナーに返す部分まで大きく異なる。私のやり方で言うと、段取りからリペアまでと最後の部分の多くは、売却となる場合が多く、オーナーから直接依頼を受ける場合があり、微妙であるが全体的に目的が異なってくるのである。

この番組は、業者としてコスト意識が度々取り上げられるが、損益が分かりにくく、扱われるクルマの現状の状態があまり良くない。人情味溢れる ティムとファズ 及び 依頼人のハッピーエンドで終わる感動バラエティ色の強い番組である。

 

ファスト&ラウド

 

【Φ-GRID STYLE】人気ブログを考えるなら 自分が作りたいテレビ番組から学べ 個人的に参考にしているレストア番組 5 選

 

テキサス州ダラスにあるガス・モンキー・ガレージ。ここではリチャ―ドとアーロンが忘れ去れたクラシックカーをよみがえらせている。アメリカには大量のクラシックカーが眠っているのだ。2人はアメリカ中を飛び回り、車を探す。そしてサビだらけのクラシックカーをピカピカによみがえらせるのだ。果たして高値で売ることはできるのか? 参照:ファスト&ラウド | ディスカバリーチャンネル  

 

 

リチャードとアーロンは向かったのはアマリロ。お目当ては1959年のランブラーだ。しかしその車はサビとネズミのフンだらけ。再びカリフォルニアが似合うようなサーフワゴンに仕上げるには相当手がかかりそうだ。さらに2人は1931年式モデルAロードスターをゲット。リチャードの友達のトーマスはガス・モンキーのためにウィリスクーペを入手してくれた。もしかするとそれは伝説のレーシングカーかもしれない。参照:ファスト&ラウド | モデルAロードスター 

 

ファスト&ラウドの基本的な番組構成は、クラシックカーの買取及び修理・転売業者のリアリティ形式を取っている。つまりガス・モンキー・ガレージ企業の仕事を追っているカタチである。

徹底した儲け主義と転売業者目線で物語を進めながら、彼らの人間性を売りにした内容ともなっている。基本的にレストアするクルマのレベルは、最悪の状態が多く、仕事内容と修理コストが一番キツく見える。

中小零細企業の創業者的なバイタリティのリチャード と 凄腕メカニックのアーロンとの苦労が番組から伝わってくるが、ボロ儲けのシーンや大損のシーンもあり、汚い言葉が度々出たり、ビール片手に調子に乗っているシーンも多く、商売が上手いのか下手なのか未だに分からない魅力的な番組。

この番組メディアのおかげで、お互いかなり成功してきていると聞いているが、アーロンが辞めたようなので、番組として終焉間近と思われる。

 

日本ではなぜか著名人や芸能人ばかりフォーカスし、目立たない分野に関わる人や一般の人の心にフォーカスされない

 

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日本には、各分野のレストアの専門家が、全体的に数は少ないが全国に多数存在しており、陰ながら様々な分野で技術を発揮し、依頼人の思い出を復活させている。

ただ、このような分野は、日本ではあまりフィーチャーされることもなく、芸能人ばかり使うアカデミックな番組で、日の当たりやすい花形の職業ばかりクローズアップされている。

恐らく物語を作る人間や番組づくりに携わっている人々は、そのような分野を専門にしている人々はあまり知らずに、各事務所の政治上の都合や物語自体の発想や企画にすら挙がらないのであろう。

また、専門家である凄腕職人などの特集などは良く見るが、職人や技術者ばかりがフォーカスされ、一般の依頼人と技術者がフェアにフォーカスされた番組などはあまり見ない。

技術を用い解決する仕事は、依頼人がいて初めて仕事となるのだが、一般の依頼人への心情や背景はなぜか大きくフォーカスされない。

上記で取り上げた 5 つの番組は、自動車という分野で切りながら、レストアを通じて、彼らの仕事への情熱とそれに関わる依頼人たちの思いを合わせて番組にしている優れたストーリーなのである。



About PG編集:道長

食べる事と寝る事に一生懸命な旅人。 世界は感染症や戦争で混沌としておりますが、平和になったら平和な国を旅をしたいと準備しております。 先代の管理者様より、サイト管理・記事制作を委任しております。 ※現在は写真提供をして頂いております。

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