出島である SNS はフローとなりやすいので、ストック記事に変換するためのペースメーカーとして使う
SNS の目的は、主に知人になった人々との交流を通じ、思い出や情報を共有する事に本来の意味がある。最近では、自身の自己顕示欲や宣伝目的でフォロワーなどを増やしているのも多くいるのも事実である。
個人的に言えば、フォロワー数などは実はどうでもよく、一つ目の目的は、海外比率を引き上げる目的で使っている。海外の比率を引き上げる最適な手法のひとつが、世界中で覇権を握っている SNS のプラットフォームを利用することである。
つまり、純粋なフォロワー数という事ではなく、直接写真や文章をみて、自身のブログに興味を持ってもらうのが目的である。そのような意味で言えば、私も広い意味で言えば、宣伝目的と言えるであろう。ただ、SNSの使い方としては、交流はブログを通じた内容のみとしたい。
世界中にユーザーがいるプラットフォームで、私が保有するブランド品の写真を輸出品として、海外に流す感覚に近いと考えればよいだろう。
日本語だけのブログは、言うなれば「鎖国状態」であり、狭い国内しか見ていないわけだが、広く海外にリーチを伸ばすことが可能なのが、出島(SNS)なのである。
輸出品である私の写真は、輸出した先で珍重されることで、海外からのアクセスを可能にする優れたツールなのである。
多くのプレイヤーは、SNS (出島内) で フォロワー (貿易相手) を増やすことに躍起になっているが、私の場合、出島内の貿易相手はどちらでもいい。ただし、それをきっかけに、ブログに訪れる観光客は、多くしておきたいと言ったところである。
フォロワー (貿易相手) を増やすのであれば、広告を使えば、相手を増やすことが可能であり、その後タグを研究すれば、多くの相手にリーチができる。
ブロガーとして便利な使い方は、SNSは、フロー記事となりやすいので、プラットフォーム内のフロー記事を自分が運営しているストック記事に変換すればいい。
ブログ執筆のペースメーカーとして使え、SNSでマーケティングを行いながら、執筆の指針にするのには、大変優れたツールなのである。
間違ってもブロガーは、コンテンツを発信するのが主であり、SNSに過剰に傾斜することだけは避けるようにしたい。
SNSで交流ばかりして、中身が「スカスカおせちブロガー (意味:トリッキーなタイトルだけで釣り、中身の文章並びに写真や映像など一次情が何もなく、どっかから参照してインスタントにでっち上げて作るか、もしくは、まったく時間を掛けておらず、知りもしない個人の情報で、質が悪い中身) 」ほど、見た目の更新数で嵩上げしているが、メッキはすぐに剥がれるものである。
見た目の数字に騙されている人には注意したい SNS アカウントの傾向

例えば、あなたが SNS を利用する場合、多くのフォロワーにフォローされ、自己顕示欲を満たしたいがために利用するとしよう。
見ているとたまに何万、何十万のフォロワーがいるのに、まったく国内で無名な人がいることをお気づきであろうか。
つまり、頭数だけ増やしても、影響力やブランド性という意味では、全くないと見られるのである。
エンゲージメント率についても同様で、何万人もフォロワーを抱えている割に、いいね数は、約 100~1,000 程度と驚きべきほど少ない人も散見される。頭数だけ多いだけで、大した影響力がないという事が証明されているのである。
自らの信用 (ブランド力) を落とす行為など
これらの症状に陥っている場合、増大なフォロワー数は逆効果である。つまり自らブランド価値を落としているのである。
フォロワーに多いのが、自身でフォローして、アカウントがフォローされると、すぐにフォローを外す奴も散見される。
自分が無名で、フォローしてもらいたのなら、自分から挨拶し、礼儀を尽くすものだが、フォロワーを数字でしか見ていないという事が分かる。
また、フォローフォロワー数が同等程度で、相互フォローで影響力ゼロという人もいるので、これも残念ながら真のインフルエンサーと言えない。
これらの変わり種のユーザーが散見されるが、私の場合、まったく宣伝などもしておらず、いい写真を支持するだけで、フォロワー数は少しづつ増えてきている。
フォロワー数を増やすなら、お金を掛けて宣伝するが、自身を影響力を考えても、地道に信用を蓄積する方が、一見遠回りでも近道なのである。
あなたが無名である場合、出島を利用する際に大事なのはインフルエンサーに知られることである
そのような傾向を踏まえて、あなたが無名な場合、最も大事な事とは「誰にどう知られるか」である。
SNSで最も効果的な使い方としては、あなたは何者で、あなたが連続して打ち出しているコンセプトをインフルエンサーに知られることなのである。
知られた人が、本物のインフルエンサーで、その人が仮に無名のあなたを取り上げたとしたら、あっという間に、そのインフルエンサーが抱えている人々に名が知られることになる。
無名である場合、あなたに大事なのは、あなたの得意な専門分野で、それらの人々に認知されることである。
そうなると、あなたはその専門分野のオーソリティーとして、徐々に周りはあなたを見るようになる。
あなたが目指すべきインフルエンサー並びに、その人に自分の存在を知られた場合、そのインフルエンサーをフォローするのである。
著名になりたいのであれば、そのあたりは芸能人などに任せておけばよく、あなたは自分の専門分野で、認知を目指し、後に目指したいのであれば、著名を目指せば良いと思う。
海外の人の方が理解が早い私が選定しているブランドのコンセプト
私が収録しているブランドの多くは高級ブランドであるが、その中でも古くても付加価値のあるモデルを中心に掲載している。
日本人の大半が、数多くの高級ブランドに触れることなく、一生を終えることになるが、本当の意味での価値をあまり理解せずに何となく見ている傾向がある。
その分、SNSなどで海外での反応を見ているが、やはり分かる人には分かるようで、多くのアクセスと連絡をもらっているが、日本人のコンタクトは、ほとんど見られない。
日本人は、典型的にミーハーな傾向があり、テレビなどに出ている著名な人を好むが、海外の人は、ギークやコレクターやマニアを中心に、専門分野で認知された人を好む。私としては後者を選びたい。
この辺りも、日本人の多くが、本当に高級ブランドを経験したことがないので致し方なく、選定している真の意味に早期に気づく人こそ、これから付き合うべき相手となるだろう。
写真作品においても、おおむね反応も良く、多くのフォロワーを抱えていようがいまいが、ハッシュタグを上手く使えば、ギークやコレクターやマニアを集めながら、エンゲージメント率は一定を保つことができるのである。
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