インターナショナル・ウォッチ・カンパニー:歴史に名を残す名機を数多く開発
創業年=1860年/創業者=フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズ /創業地=スイス/シャフハウゼン:スイス伝統の職人技術と米国最先端技術の融合を目指して1868年に創業。同年、独自の緩急針やバイメタル補正テンプを備えた「ジョーンズ・キャリバー」を開発し、1885年にはデジタル式時計を開発するなど、創業当初から斬新な複雑機構を発表して名声を得る。参照:腕時計の教科書
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数多ある腕時計の中から、いま選ぶべき一本を絞り込むのに、頭を悩ませる人は少なくない。そこで、腕時計ジャーナリストや専門家など“目利き”たちに、ユニークかつ納得の選び方をリサーチ。ウォッチマニアから入門者まで、いま選ぶべき腕時計がわかる、必読の特集です。
【IWC ポルトギーゼ・オートマティック IW500710】
型番:IW500710
素材:ステンレス/アリゲーター・ストラップ
ムーブメント:自動巻き
ケースサイズ:直径 42.3 mm 厚さ 14.1 mm
防水性:3 気圧
機能:7 日間パワーリザーブ、日付表示、秒針停止機能付きスモールセコンド
その他:両面反射防止加工を施したドーム型サファイアガラス
サファイアガラスのシースルー裏蓋、18K ゴールド製メダルを配したローター
定価:¥1,650,000
参照:【公式】IW500710 ポルトギーゼ・オートマティック
国内中古市場ではあまり数が少なく比較的安定した相場
今回は、IWC ポルトギーゼ クロノグラフを見て行きたいと思います。
国内の中古相場はどうなっているのでしょうか。さっそくオークファンで確認してみたいと思います。
データをみていきますと、約半値程度の相場となっており、リセールは悪い方ではないようです。
文字盤色が、白系の色合いのモデルが多く、青・黒 系のモデルが少ないことから、購入を考える場合、希少性のあるモデルが人と違い良いかと思います。
もちろん、定番の白系も需要があり、人気ですので好みで選べば良いと思います。
さらに、カカクコムをみていきたいと思います。現在、中古腕時計販売店を中心とした相場では、約 1,300,000円程度から良質なモデルが選べます。
若干、中古相場は上がってきており、すでに保有している方には、リセールは比較的良い方かと思います。
定価 約 1,650,000 円ですので、比較的程度の良い綺麗な状態で保有していて、買取を依頼した場合、約 1,000,000 円前後から買取額が付いてくると思われます。
続いて、オークファンプロをみていきたいと思います。
IWC ブランドモデルの「ポルトギーゼ、ポートフィノ、パイロット」の比較をしております。
ポートフィノについては、安定はしていますが、価格の上昇はあまり見られませんね。
パイロットに関しては、最近中古市場でも、人気が出てきており、数が出てきているようです。ポルトギーゼについては、出品されれば、数も少ないので、よく売れているようです。
現在の ポルトギーゼ、パイロットについては、現状のブランド戦略に大きな変更がなかれば、少しづつ上昇に向かっていくと思われます。
IWC Portugieser Automatic 7DAYS IW500710
IWC ポルトギーゼ・オートマティックは 安定したロングセラーモデル
IWC ブランドの中で、定番のドレス系モデルと言えば、ポルトギーゼ・オートマティックといえます。
オリジナルモデルは、1939年 ポルトガルの時計商 ロドリゲス と ティシェイラ からの依頼で制作されたことからはじまります。
「大型の懐中時計用の機械を搭載し、精度の高い腕時計」という、当時としては、画期的でそれがカタチとなったモデルです。
その後、1993年 創業 125 周年を記念として限定品が登場。人気を博し、定番となり、同ブランドの中で人気モデルとなっています。
ポルトギーゼ・クロノグラフは、98年以降、サイズやデザインに大きな変化のない安定したロングセラーモデルとなります。
全体的なデザインは、ド定番と言えるぐらい忠実に初期モデルを踏襲しています。大きな文字盤は視認性が高く非常に見やすくなっています。
約 40 mm径を超える現在においては、大き過ぎず小さ過ぎず、絶妙なサイズ感でありながら、デザインはシンプルです。
ですので、スポーツ系のような押しの強さはあまり感じず、落ち着いた雰囲気で、カジュアルからビジネスシーンまで幅広く使用できます。
また裏側は、シースルーバックとなっており、メカニカルなムーブメントが美しく、個人的に時計立てを改良して、裏側を向けて、観賞用として、しばらく保管棚に飾っていました。
モデルが出されるたびに正常進化をはかり、基幹モデルであり人気の高さから、質感は同業他社のブランドよりも高いと思います。
リシュモングループであることから、カルティエなどの同種モデルに近い質感と言えば、腕時計好きであれば、理解しやすいと思います。
ドレス系の定番を比較的価格を抑えたい人 や ラグジュアリーブランドのモデルで、全体的に完成された美しいモデルを探している方には最適なモデルとなっています。
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見所は41ページの大特集「オールドインターにぞっこん」です。オールドインターとは1930年代から70年代頃までのインターナショナル・ウォッチ・カンパニー(現IWC)のことで、実用性を重視した作りから、日常的にいまなお使えるアンティークとして愛好家の間では一目置かれる存在です。
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