Audemars Piguet:常識を打ち破る傑作を数多く輩出する世界三大高級ブランド
創業年=1875年 / 創業者=ジュール=ルイ・オドマール/エドワール=オーギュスト・ピゲ / 創業地=スイス/ル・ブラッシュ:オーデマ・ピゲ(Audemars Piguet)は、スイスの時計・宝飾品メーカー。パテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンとともに世界三大高級時計メーカーの一つに数えられている。本社はジュー渓谷のル・ブラッシュにある。参照:オーデマ・ピゲ
Reference:Audemars Piguet Official Luxury Brand Site:Royal Oak Concept SUPERSONNERIE 2016 / Pinterest various user page
ソネリや永久カレンダーなどの超絶機構を搭載した「グラン・コンプリカシオン」を1889年に、世界初の「ミニッツリピーターウォッチ」を1892年に完成させるなど、その比類なき技術力ゆえに、奇跡の手とも称されてきたスイス時計界の最高峰ブランド。1875年にスイス・ジュラ山脈のジュウ渓谷、ル・ブラッシュで創業し、現在も同地に拠点を置いている。超複雑時計の分野においてスイスでも別格的な地位を確立する一方、金無垢仕様が当然だった高級時計にSSを使った「ロイヤルオーク」を1972年に発表。ラグジュアリースポーツウォッチという新境地を開拓した。参照:腕時計の教科書
最高級に位置するラグジュアリー・スポーツウォッチ”ロイヤル・オーク”
Reference:Audemars Piguet Official Luxury Brand Site:Royal Oak Chronograph QEII Cup 2015 / Pinterest various user page
SUS製の八角形のベゼルとケース、裏蓋が貫通して固定され、ネジ底が剥き出しとなっている八本のネジが特徴的である。文字盤には格子状に溝を刻んでいる。名前及びベゼルの形状は、英国のプリンス・コンソート級装甲艦・ロイヤル・オークの舷窓にちなむ。ジェラルド・ジェンタがデザインを手がけ、クォーツショック直後の72年にデビューした。「鋼へのオマージュ」というキャッチフレーズと共に、『スポーティー・ラグジュアリー』というコンセプトで発売された。SUS製の「高級時計」は当時例がなく、衝撃的なデザイン、39mmという当時としては大きいサイズとともに受け入れられ大ヒットし、世界中に多くのファンを持っている。参照:ロイヤル・オーク
オーデマピゲは、高級という名にふさわしい世界有数のブランドである。まず私たち庶民には買えないが、中古のロイヤル・オークはなんとか手に入れる事ができるが、なかなか市場に出回る事がない。
もはやスポーティー・ラグジュアリーというよりも、資産価値の高い投資商材のようである。ここまでくると芸術品であり、普段つける事も緊張するが、ロイヤル・オークはいつか手に入れたいモデルである。
価格を見ていこう。約 3 年間の国内オークションでの最高額は約120万円程度である。後に約100万円前後の価格帯のモデルが続く。目玉が飛び出るほどの価格帯のモデルはまず出ていこないであろう。
専門店で特別な富裕層向けの直接販売か、時計業界などの大会的な場所での目玉としての取引などが考えられる。個人がお金に変えようとするとオークションか買取店などしかなく、買取店で中抜きされるのであれば、直接オークションで販売してみようと試みても不思議ではない。
ここまでくると何億も掛かるので、とても保有はできないが、個人的に欲しいと思うロイヤル・オーク5選を紹介しておこうと思う。芸術の域にまで作りこまれた作品を取り上げた。参考にしてもらいたい。
驚異的な価格設定でも売れてしまう現実、それがラグジュアリーブランド
個人的な意見で言うと、意図的かつ不当に値段を釣り上げていないと仮定して、真のブランドとは、「機能的に壊れ使えなくなっても尚市場での高価格がついている」のがブランド力の証拠だと考えているが、オーデマピゲであれば、最後まで価値がついてしまう。
一方で「未使用であってもタダでもいらない」というブランドもあれば「壊れていても後で修理するからと、カネを払うので欲しい」というブランドもあり、ブランドとは誠に奥の深い世界なのである。