Chanel J12 Chronograph Black HighTech Ceramic , Large Diamond Bezel Ref.H1178
J12, which Chanel produced in 2000, is a model that embodies the turning point of modern watchmaking.
It is an innovative icon watch adopting ceramic. For men,it is a natural and elegant signature.
The style full of luxury can be recognized as a Chanel brand at a glance.
Black and white two-tone like light and shadow design the front and back of the confidence that the brand will launch.
The new item price is about 2,050,000 yen, purchased defective items in second hand market, new finish is given, restore and used.
It can be purchased at about 1,000,000 yen in the second used market in Japan.
当初、安価なクロノとアフターダイヤを購入し自身でカスタムするつもりだった
今回のJ12については、売買と修理を繰り返すことで、最終的に利益が出てしまったという話。
最初にクロノモデルを購入したのは、約10年以上前であるが、故障品を安価に購入することに成功したことに始まる。
本体は約 150,000 円前後 (修理費込) であったと思う。その後修理を行い、短期間であるが楽しんだ後、中古でアフターダイヤを追加で購入。
トータルで約 300,000円前後となったのだが、この段階で売買を繰り返すとは、当時は思ってもみなかった。
オークファンを見ていくと、約 500,000円前後で売れることが分かった。当時は、相場検索などをしていなかったので、いま考えると、まずまずの買取額にだったようだ。
その後、仕事は多忙を極め、購入したのは良いが、装備することなく、そのままになってしまい、いつまでも置いておくわけにもいかず、コレクション整理のために買取に出した。
買取査定額は、約 350,000円前後となり、初期モデルは売却した。ただ、後にちょっと後悔し、業者にいい品物が出たら、連絡を欲しいという旨は告げておいた。
その後、半年ほど経ち、ダイヤベゼルのモデルが出たというこで業者から連絡があり、故障品を業者から約 450,000円前後で購入。
修理を施し、その後また何年か使用して、売却前にオーバーホールを入れてピカピカにしてトータルコストは、約 700,000円ほどになった。
そして、今回紹介するモデルをコレクション整理の為に買取に出した。その結果、約900,000円ほどとなり、ちょっとしたお小遣いとなったわけである。
現在、中古業者が売り出している 「J12 ダイヤベゼル」モデルをオークファンで見ていこう。
約 920,000円~1,200,000円前後とかなりのバラつきがあるが、私が買取に出した査定額は、安価な方に触れてしまったようである。
ただ、結果オーライという事で、あまり欲張らない方がいい結果につながるのであり、後の利益は、業者に渡した方が、長い付き合いができるし、いざと言うときに無理を聞いてくれる。
色々な買取業者に回るのではなく、信頼できる業者に一任し、適正な利益を渡す方が良いのである。
シャネル J12 クロノグラフ ハイテク セラミック ラージダイヤ Ref.H1178
シャネル ヴィンテージ・ドレスモデルの入門機として最適
さて、簡単にではあるが、同モデルについて取り上げておきたい。
2000年にシャネルが生み出したJ12は、現代の時計製造の転換期を体現するモデルである。セラミックを採用した革新的なアイコンウォッチである。
男性用であるが、ナチュラルでエレガンスなシグネチャー。高級感溢れるスタイルは、一目でシャネルブランドと認識できる。
光と影のようにブラックとホワイトのツートンは、ブランドが打ち出す確信の表裏をデザインしている。
2000年以降、シャネル独自の製造方法により、セラミック素材を使った一連のシリーズを生み出し、大きな方向転換を行った。
シャネルが、腕時計市場に参入したことは、腕時計ブランドの中では、新参ブランドであり、老舗ブランド勢に対して、どうコンセプトを打ち出すか模索を始めた。
多くの老舗ブランドが参入している中で、この市場で差別化を図るため、ブランドの付加価値を上げる最適な手法として、セラミック素材への取り組みが始まった。
この新素材を極めると共に、クロノグラフ、トゥールビヨン、ダイバーズなど、バリエーションの拡充を徐々に行ってきており、技術力も向上してきている。
今回のモデルは、クロノモデルにダイヤモンドベゼルを装備したゴージャスな仕様となっているが、本体がブラックを基調に、シンプルなタイプなので、不思議と嫌味がなく、味のあるモデルとなっている。
動画を観ても分かるように、ダイヤを組み込むデザインは、非常に洗練されている。
ブラックセラミックの最大の長所は、周囲の色を映し込んで、どんなファッションでも合わせやすい点にあるが、ダイヤモンドモデルは、アカデミックなシーンでその真価を発揮する。
男性向けのモデルであるが、比較的大柄な女性にこそ、最も腕元を美しく演出できるのではないかと思う。
また、男性でシャネルブランドに惹かれる方は、シャネルで保有できるカテゴリーは、腕時計が主となるので、一度は保有することを勧めたい。
どうしてもシャネルといえば、カバンや香水のイメージが付きまとうが、腕時計の分野でも成果が出ている。
セラミック素材を気に入るかどうかで、評価が分かれるところであろう。
少なくとも、個人的に使用してみた限りでは、品質は非常に良く、セラミックが大丈夫という人であれば、ブランドの技術力が向上しているので安心できる。
シャネルは、ファッション時計ブランドから、腕時計専門ブランドと互角に戦えるモデルを手に入れたと言える。
ただ、先日 シャネルヘッドデザイナーの「カール・ラガーフェルド」がお亡くなりになった。今後「シャネルデザイン」の方向性に注目が集まることであろう。
現在のシャネル・デザインは、彼のデザインと言ってもよく、もうそのデザインされたコレクションを経験できることが出来なくなった。
そのような意味で言えば、同モデルについても、稀少価値が上がり、ヴィンテージモデルが再び注目される日も近いかもしれない。
約 10 年以上前のヴィンテージモデルをお探しで、ゴージャスなラグジュアリーモデルの入門機を探している人にとって最適な選択となるであろう。