オメガ コンステ OMEGA CONSTELLATION 1552.30 パーペチュアル クォーツ
私の個人的な話で言うと、年若くして働く事になり、企業は比較的高齢な方の多い職場であって、その世帯間格差と価値観、元請けと下請けの関係、多くの自営業者の社長さんとの付き合いが多く、冠婚葬祭の多さも比較的多い職場であった事もあり、給与が薄給である私は、その周りの水準に比較的早く合わせる必要も迫られたわけである。ご年配で裕福な方々は、ロレックスやウブロをはじめ、オーデマ・ピゲ、ランゲ・アンド・ゾーネ、パテックフィリップ、ブレゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンなど超高級機が並ぶというバブリーな環境でもあったわけである。
コンステレーション(Constellation )とは英語で星座の意。1952年に発売された。文字盤6時位置にある星と、裏蓋の天文台が目印である。COSCのクロノメーター検定に合格した機械を積んだ高級ラインであり1960年代の日本では高級時計の代表的存在であった。クォーツショック後一時全てクォーツモデルになっていたが最近再び一部自動巻の機械式が発売されるようになっている。参照:コンステレーション:wiki
アンティーク”オメガ OMEGA”はお金を掛けたくないブランド入門者には最適
さて困ったという事で、高級ブランドの中で比較的知名度と伝統があり、その中で定番モデルがないかと探して最適なモデルだったのが、オメガ コンステレーションである。
最近は、オメガ コンステレーションにドレス路線に高級仕様が並んでいますが、素っ気のないシンプルなモデルが個人的には好きである。
冠婚葬祭と言っても一年に何度も出席する事もなく、1.2回程度であるので、その場合を考えるのはもちろんであるが、普段使いやビジネスシーンまで使えないかと考えるのがセオリーである。
コンステは非常にいやらしくなく、サラリーマンでも自営業者でもさりげなく使えるモデルでもあり、腕周りが寂しいが、高級品のゴテゴテしたモデルでなくても良いという方に最適であろう。
さっそく「オークファン」で相場を確認していこう。上値が約 85,000円、下値が約 60,000円ぐらいになるようだ。オメガの相場は比較的安定している相場であり、安心して投資ができる時計である。
下落していても、ゼロになることはない。安価でオークションなどで安く手に入れた場合、機械の中やブランドの真贋は、メンテナンスの場合に分かる場合もあり、その為のメンテナンスという割り切りで、私は使う方が良いと考えています。
正規ブランドでメンテナンスを持ち込めば「このモデルは当ブランドでは扱えない」と言ってくればニセモノという事が証明されます。
オメガ コンステ OMEGA CONSTELLATION 1552.30 パーペチュアル クォーツ
型番:Ref.1552.30/ケース径 横 35mm 厚 9mm/永久カレンダー機能
ケース・ブレス:ステンレスステール/文字盤:シルバー(ギョーシェ)
ガラス:サファイヤガラス/ムーブメント:クォーツ
オメガ「コンステレーション」コレクションモデルは、最高の時計を目指して1952年発表、長期間わたりオメガブランドの伝統的中核モデルである。
スイス時計ブランドを牽引し続ける半世紀前から、巨大メゾンになった現在でも、デザインコンセプトをダイナミックかつ現代的に表現し続けるその定番は、オメガの入門機として最適である。
コンステレーション最大の特徴は、デザインコンセプト、すなわち、6時位置にデザインされた「スター」と、定番の「ダブルイーグル」である。
シックかつシンプルなドルフィン・バンドは、アンティークなモデルに多く施されている。また彫りの入ったシルバー文字盤、ローマ数字刻印ベゼルなどコンステの定番を押さえている。
数々の精度発表会において、他を圧倒しその真価を見せ続けたコンステレーションは、永久カレンダーモデル、2100年まで調整不要なパーペチュアルカレンダーを搭載。着けていてまったく調整すらしていない事でその真価を理解する事が出来た。
裏面の高精度の象徴としてデザインされている「天文台のメダリオン」。モデルの特徴のひとつ、もはや定番の水平リンクを装備したブレスレット。その着け心地の良さは素直に凄いと思う。
最近では様々なブランドが同種のブレスを搭載しているが、オメガは長時間着けていても疲れない。その最高の着け心地を実現できるよう設計しているのであろう。
落ち着きのある上質なモデルであり、洗練されたビジネスマンには最適なモデルである。いつまでも変わらない比較的安心できるモデルであり、丁寧な作り込み、機能性、スーツやビジネスシーンでも良し、カジュアルなシーンでも映える万能モデルである。