ルイヴィトン モノグラム マルチカラーは、柄さえ気にならなければ、品質・経済的にも優れた入門モデル
- 型番:M60272
- サイズ:約 19 x 10 cm (幅 x 高さ)
- 素材:モノグラム マルチカラー キャンバス
- 金具:色:ゴールド
- ライニング:(素材:レザー)
- カラー:ブロン(ホワイト)×オランジュ(オレンジ)
- スナップ開閉式
- クレジットカード用ポケット10個
- 紙幣レシート用ポケット2個
- 小銭入れ1個(ファスナー式)
- パッチポケット
ブランド品は、ときに隠された潜在的なニーズを満たしてその役目を果たす
知人が集まるとある会議で、休憩時間中 「 ブログの記事の一部執筆 (気づいた所のメモ) 」 をしているときに、横から「なんかこうブランド力があって、目立つ財布なんてない?」というざっくりとした質問を隣にいるちょっと知っているおじさんから質問をされた。
書いている最中だったので、ビックリして 「そんなモノはありませんよ」 と反射的に返答してしまったが、たしかに目立つ財布は少ないなと思い立ち
「なんで欲しいの?」 と逆に質問したことから、ニーズが読み取れた。
深く追求はしてはいないが、なんでも、コロコロ財布を換える女性に向けてプレゼントする際、経済的に余裕がないわけではないが、ブランドでありながら安価にプレゼントを調達したいという。
ちょっとわがままに聞こえる 「本質的な顧客の欲求」 を聞けたわけである。つまりは、おじさんが意中の女性に 「イイカッコ」 したいようなのである。
隣の御仁は、飲み屋もしくは、風俗系の女性に、かなりの経済力をつぎ込み 「オトコの浪漫を追求」 しているちょっとした経済力のあるおじさんだったわけである。
洋の東西、飲み屋の看板娘から、女優・歌手・アイドルに至るまで 「タニマチ 」的旦那道の一端 を垣間見た瞬間でもある。
なるほど。その切り口から考えていくと、リセールがありながら比較的低く、またブランド力があり、状態が比較的良いモデルで、リーズナブルなモノという、なんか法の網目を潜るような複雑な条件に行き着く。
最初のリセールがありながらは、ラグジュアリー・ブランドである必要があり、比較的低くというのは、不人気モデルもしくはラインで、またブランド力と言えば、世界でも知名度がある必要があり、状態の良いモノは、イコール買ったは良いが、あまり使われていないモノで、リーズナブルなモノは、相場が下落基調で、年々価格の壁がなくなり、入手は簡単になるモノと個人的には解釈をした次第である。
また一目で目立つモノと考えていくと、諸条件を検討した結果 「モノグラム・マルチカラーの財布」 という選択に行き着いた次第である。
リセールは高くなく年々価格は下落傾向にあるが状態においては悪くはない

では、さっそく「オークファン」を使って、落札相場データを収集し、過去落札されたモデルの平均相場を調べていこう。
この場合、美品レベルの状態で、使う場合に問題がないレベルの相場を見ていくと 約 18,000~28,000円前後の価格で売れているようである。
何気ないプレゼントで贈るようなブランドは、二次市場でも高い売却価格を得られるブランドを選ぶ事が重要である。
人の心は、気分で変わりやすく、心変わりに柔軟に対応するブランドを選んでおいた方がリスクが軽減できる。
不測の事態で、売却する場合は、リペアを行い、オークションやメルカリに出品するか代行を使うか、また買取専門店に持ち込むか、最適なやり方を選べば良い。
逆に販売しているモノを買う場合、大きく割引されたモデルを買う方が賢い戦略である。
恥ずかしさや見た目で選ぶ気持ちは、分からないでもないが、使い潰す事を前提に、初めてブランドに入門する際は、できる限り条件を良くしておきたい。
その場合、機能面や状態を犠牲にするのではなく、こうした不人気柄などを賢く選べば、その他の条件は、比較的クリアーできてしまうのである。
実用性と機能性、最適なサイズとコストバランスの優れたモデルであるが柄でリーズナブルに落ち着く
ルイヴィトン モノグラム ポルトフォイユ・サラは、比較的人気モデルなので、中古でもよく出回るモデルであるが、その人気ゆえ状態の良いモノでリーズナブルに手に入れるのは容易ではない。
状態において相場を知っていれば、予算帯も比較的考えやすく、自分の用途と予算に応じた財布を手に入れる事が可能である。
このモデルに関していれば、人気のファスナータイプではないが、収納力があり、カードや札・レシート類をたくさん収納できて、便利であり、手頃な価格の割に軽量で、日本人の生活シーンに合わせた設計を施しているのも秀逸なモデルといえる。
ファスナータイプが主流となっているが、現在も売れ続けている理由は、その機能性の高さと、サイズ感の良さが理由なのである。私も使ってみて大変良い投資だと思っている。
そのような意味では、新品に近く未使用品近いモデルを少し安い価格で手に入れ、それを丁寧に使えば、比較的良い投資ができる。不人気柄の欠点を利点に変えれば良いのである。
定番人気であるモデルを手に入れることで、彼女や奥さんのプレゼントに最適である。その不人気柄をどう捉え、プレゼントするかは知恵の勝負となるが、一目で目立ち、経済的にも優しいヴィトンの入門モデルである。
個人的に言うと、この柄が嫌いではなく、なぜ不人気なのか分からない。ちょっとポップで遊び心のあるアート心のある人にとっては 「面白くて目立ってあまり人とは被らないな」 というぐらいの気持ちで買えば、案外幸せな「ショッピングライフ 」をマルチカラーと過ごせるかも知れない。