Chanel J12 Chronograph Black HighTech Ceramic & Stainless Steel Ref.H0940
J12, which Chanel produced in 2000, is a model that embodies the turning point of modern watchmaking.
It is an innovative icon watch adopting ceramic. For men,it is a natural and elegant signature.
The style full of luxury can be recognized as a Chanel brand at a glance.
Black and white two-tone like light and shadow design the front and back of the confidence that the brand will launch.
The new item price is about 999,000 yen, purchased defective items in second hand market, new finish is given, restore and used.
It can be purchased at about 600,000 yen in the second used market in Japan.
シャネル J12 クロノグラフ ハイテク セラミック & ステンレススティール Ref.H0940
・ Ref.H0940
・ ムーブメント:オートマティックムーブメント
・ ベゼル:逆回転防止ベゼル
・ リュウズ:ねじ込み式リュウズ
・ ケース:セラミック / SUS
・ ブレスレット:セラミック / SUS 3重折りたたみバックル
・ ケースサイズ:41 mm
・ 防水性:200 m
・ 中古価格:約 400,000~500,000円
・ 新品参照:999,000円
2000年にシャネルが生み出したJ12は、現代の時計製造の転換期を体現するモデルである。セラミックを採用した革新的なアイコンウォッチである。
男性用であるが、ナチュラルでエレガンスなシグネチャー。高級感溢れるスタイルは、一目でシャネルブランドと認識できる。
光と影のようにブラックとホワイトのツートンは、ブランドが打ち出す確信の表裏をデザインしている。
2000年以降、シャネル独自の製造方法により、セラミック素材を使った一連のシリーズを生み出し、大きな方向転換を行った。
どうしてもこの手のファッション時計は、過剰に装飾的であったが、その過剰の極みとなっていた 1987年にシンプルという概念を持ち込んで「プルミエール」モデルを市場に投入した。
シャネルが、腕時計市場に参入したことは、腕時計ブランドの中では、新参ブランドであり、老舗ブランド勢に対して、どうコンセプトを打ち出すか模索を始めた。
多くの老舗ブランドが参入している中で、この市場で差別化を図るため、ブランドの付加価値を上げる最適な手法として、セラミック素材への取り組みが始まった。
この新素材を極めると共に、クロノグラフ、トゥールビヨン、ダイバーズなど、バリエーションの拡充を徐々に行ってきており、技術力も向上してきている。
同モデルの新品価格は、約 999,000円。中古市場で不良品を購入し、修理業者に出して新品仕上げを施し、レストアして使用した。
オークション市場では、約 400,000~500,000円の間で購入することができ、約 600,000円程度で未使用、超美品クラスの J12 が購入することができるであろう。
また、シャネルの 3 つのモデルを平均落札額を並べてみたのだが、J12 の平均価格の高さが突出している。
これについては、ファッション時計ブランドから、腕時計専門ブランドと互角に戦えるモデルを手に入れたと言えるであろう。
それが今回のモデルである J12 はその実力を証明されたということが、オークションの平均落札額という数字で見えるようになったのだ。
上記は、少し前に購入してレストアしたばかりのホワイトセラミックモデルであるが、ブラックのセラミックのほかに、ホワイトセラミックもあり、昼夜問わず腕元の輝きを演出することが可能である。
どうしてもシャネルといえば、カバンや香水のイメージが付きまとうが、腕時計の分野でも成果を出しつつあるのだ。
シャネルブランドを語る上で、腕時計を経験していなければ、シャネル通とはもはや言えない。
男性は特に、シャネルで保有できるカテゴリーは、腕時計が主となるので、一度は保有することを勧めたい。
ブラックセラミックの最大の長所は、周囲の色を映し込んで、どんなファッションでも合わせやすい点である。
ブラック・ホワイト、また、最高級のダイヤモンドモデルなどを使ってみて分かったことであるが、質感をどう捉えるかである。
ベースがセラミックなので、重量感はないが、その分軽快に装着できるため、チープな印象は否めない。
また、ビジネスシーンでは合わせることは難しく、カジュアルシーンで使用するとその真価を発揮できるであろう。
セラミック素材を気に入るかどうかで、評価が分かれるところであろう。
少なくとも、個人的に使用してみた限りでは、品質は非常に良く、セラミックが大丈夫という人であれば、ブランドの技術力が向上しているので安心できる。
レジェンドブランド以外で、ブランド力があり、数十万円までの安価な腕時計を探している人にオススメできる。