OMEGA SPEEDMASTER MOONWATCH PROFESSIONAL CHRONOGRAPH 42mm Ref.3570.50.00
Omega Speedmaster is one of the timepieces that represent Omega.
It is the most famous watch that built up immovable status as a moon watch.
Chronograph has the same “caliber 1861” as the hand winding movement worn when landing on the moon.
On the back cover of SUS steel case with a diameter of 42 mm, you can see its vestiges in the design of the classic Sea horse.
It is an orthodox model inheriting the pioneer spirit of Omega.
オメガ スピードマスター プロフェッショナル Ref.3570.50.00
オメガ スピードマスターは、オメガを代表するタイムピースの 1 つである。ムーンウォッチとして不動の地位を築き上げた最も有名な腕時計である。
クロノグラフは、月面着陸時に着用されていた手巻きムーブメントと同じ「キャリバー1861」が搭載。
直径 42 mmの SUS スティール製ケースの裏蓋には、定番のシーホースのデザインにその名残をみることができる。
オメガのパイオニアスピリットを継承する正統派モデルである。
なぜか成長市場の株価のように、ジワジワ上昇し続けている
さっそくオークファンで価格をみていきたいが、個人的に感じることは、高級時計の人気モデルが、中古市場でも段々と上昇している点である。
近年の高級時計の上昇は、中古市場でも著しく、数年前はもっと気軽に安価に買えたオメガ・ブランドなのに、いつの間にか高額モデルへ変貌している。
少し程度のいいモデルでも、約 300,000円ぐらいまで上昇している。なにやら、スピードマスターの平均価格が全体的に上昇しているようだ。
さらに約 5 年間の相場をみているとわかるのだが、上記の平均落札額をみていくと、約 3.0倍程度に上昇している。
数も少なくなっており、いまや取り合いのような状態である。
私が購入をしていた時期が、黄色の丸部分である。少し前まで、約 100,000~ 150,000円程度で、少し状態の悪いモデルを購入し、レストアして使う事が多かった。
そんな同様のモデルでも、約 100,000円以上出さなければ、購入すら出来なくなってきている。
現在でも徐々にではあるが、上昇しており、約 400,000円近くまで突破しそうな勢いである。
今回感じたのは、少し異常な上昇だったので、古いモデルを簡単に整備してから数本ほど買取に出した次第であるが、約 2.3 倍程度の高値で売れてしまった。
もはや世界中で品薄となりつつあるオメガ スピードマスター プロフェッショナルは、時計好きであれば、良いモデルであるという事は、言うまでもなく誰もが理解していることであろう。
この上昇の前触れに気づき、誰が購入しているのかおおよそ見当がついているが、次の新しいブランド (銘柄) に目をつけても良い時期かもしれないが、安価で手軽に保有できる優れたブランドがなくなるのはちょっと残念でもある。
そう考えるとオメガ・ブランドが「手に届くラグジュアリーブランド」から「手が届かないラグジュアリーブランド」急成長期の前夜なのかもしれない。