クリスマスプレゼントにどのブランドの腕時計が良いかという相談
少し寒くなってきたある日。知人と仕事で打ち合わせをしていた際、私が運営しているブログを知り、腕時計をはじめ、その他ブランドについて話を聞きたいという事で、相談をうけた。
クリスマスも近づいてきたので、意中の女性に、クリスマスプレゼントをしなければいけないが、ブランドに詳しいわけではなく、選ぶとすればどのブランドが良いのかといった内容である。
もうそんな時期かと思いながらも、相談を受けたわけだが、オススメというより、多くのブランドを見てきた中で、消去法で残ったブランドと言っても良いかもしれない。
女性向けで選ぶのであれば、宝飾系のモデルの方が良いと思う。男性にとっては酷な話であるが、贈った女性がその後、買取に出す場合でも、まとまったお金になるモデルと言うのも考えておいた。
当ブログを何度か見ている読者の人であれば、ご理解できると思うが、ここで紹介しているのは、ラグジュアリーブランドであり、一般的には高額で、ほとんどの人が手すら出すことができないモデルばかりである。
また、リセールなど中古市場でのブランド価値を念頭に置き、新品同然の程度の良い中古品か、古いモデルでも稀少性があり、現在でも高額に取引されているモデルを中心に掲載している。
そんなブロガーである私が、多くの高級ブランドがある中で、個人的な独断と偏見で 5 つのブランドを選んでみた次第である。
ただ、多くの人が、このようなオススメ記事を書いている中で、他の人と何が違うのかと言えば、過去に自分が彼女にプレゼントしたことと、中古市場でも、ベタで定番人気のブランドという事である。
アフェリエイト目的で、マイナーなブランドをオススメする運営者が多いが、個人的にはあまりお勧めできない。なぜなら、中古市場では、二束三文となるケースが大半だらかだ。
比較的リーズナブルなモデルから、超ハイスペックなモデルまで、ざっくりとだが、予算帯別にブランドを分けておいた。
尚、データは、オークファンを参考としているので、チェックしてみてほしい。
あなたが、意中の女性にプレゼントとして贈る際に、私と同じような購入指針を持っている方は、ぜひ参考にして頂きたい。
【エルメス:約 50,000~100,000円】 抜群の知名度、ファッション系モデルを多数打ち出す
腕時計ブランドではないが抜群の知名度。バッグ部門で驚異的な価格を打ち出すブランドのエルメス。恐らくバッグのなかで王者たるブランドであるが、腕時計分野にも進出している。
比較的バッグの影響が強いためか、腕時計も高額と考えられがちであるが、比較的ファッション時計のモデルが多く、中古市場ではリーズナブルなモデルも多い。
新品同然で仕上げを施した程度の良い中古品でも、数万円の予算で驚くべき良いモデルを手に入れることができる。
他にも宝飾系モデルがあるが、エルメスに関しては、シンプルなモデルの方が良く、エルメスレザーが宝飾的位置づけと考えた方が良いだろう。
エルメスブランド、実はリーズナブルで入手できることは、腕時計に詳しい人以外知らない人が多い。比較的多く流通していて、安定して入手することができる。
新興形の広告に頼った知名度の低いブランドを選ぶよりも、エルメスの新品同然の中古品の方が、お買い得であり、同じ腕時計でもまったく違ってくる。
同モデルは、エルメス ベルトウォッチ BE1.110 クォーツ。中古市場でも、約 50,000円~100,000円と入門ブランドとしては最適なモデルとなる。
【ブルガリ:約 200,000~400,000円】 宝飾系時計から腕時計専門ブランドへ舵を切る名門
2000 年以降、文字盤やブレスをはじめ多くの技術系工場を傘下に収めながら、技術力を向上させることで、単なる宝飾系ブランドから、腕時計ブランドとして変貌を遂げた名門ブランドである。
ブルガリ・ブルガリをはじめ、多数の定番モデルを有しながらも、中古市場では比較的価値が上昇してきている。
個人的に言うと、ブルガリについては、その腕時計デザインが、もはや装飾的で外装全体が宝飾的要素が強い。
その中で、特に良いと思ったのが、ブルガリ アショーマモデルである。
直線と曲線を多用しながらも、インパクトの強い個性的なデザインが魅力的であり、価格以上の存在感を示す。
男性・女性ともサイズを変えながらも、デザインについても同じで、ペアで購入しても良いだろう。フェイス部分は、ゴージャスな仕上がりで、大柄の女性であれば、男性用も可能である。
同モデルは、ブルガリ アショーマ クロノグラフ ダークブルー。中古市場では、約 200,000~400,000円で良質なモデルを入手することができる。
【シャネル:約 400,000~800,000円】 セラミックをベースに宝飾ドレス路線では多数のモデルを輩出
セラミック時計で独自路線を邁進中なのがシャネルである。過剰に装飾的になりがちだったファッション界に、シンプルな時計の概念を持ち込んだ先駆的ブランドである。
そのシンプルな戦略をベースに、シャネルが提案する装飾は、段々と他のブランドと同様にドレス路線に近づいてきている。
バッグと香水で名声を築いた知名度を武器に、ベースとなるセラミックを用いたバリエーションを多数用意することで、ブランドの一貫性を有することにに成功。
同モデルは、シャネル J12 ダイヤモンド 29MM H2572 クォーツ。ベゼルに 40 個のブリリアントカット ダイヤモンドとダイヤルに 8 個のダイヤモンド インデックスを施している。
中古市場では、約 400,000~800,000円。腕元をラグジュアリーに演出したいユーザーにとっては最適なモデルである。
【カルティエ:約 800,000~1,500,000円】 宝飾腕時計の名門中の名門、繊細でデザイン性の高いモデルはもやはマスト
カルティエは宝石商から始まったブランドだけあり、腕時計との親和性は、非常に高いブランドである。
時計分野で頭角を現しはじめるのが、 1904年 世界初の本格時計「サントス」を市場に投入したときからである。
歴史を積み重ねることで、専門の時計ブランドに勝るとも劣らない技術力を着々と磨いてきている。
その中でも、特に宝飾的要素が強いモデルと言えば、コンベックスグリッドをベースとした カルティエ パシャ32 グリッドドームダイヤモデルである。
美しい丸型のホワイトゴールドのケースに、ダイヤを施したグリッドドームが高級感を演出している。ジュエリーとしての存在感、腕時計としての価値の高さも際立ってきている。
中古市場では、約 800,000~1,500,000円程度で取引されており、腕時計としての機能よりも、ダイヤを腕に装着していると言っても過言ではない。
【ロレックス:約 2,500,000円~3,000,000円】抜群の知名度と換金性、宝飾モデルはシンプルで流行に左右されず一生保有できる
名門ブランド中では、中堅どころというポジションながら、驚異的な成功を遂げた「ブランドのお手本」のようなラグジュアリーブランドである。
創業当初こそ苦戦を強いられたが、1950年代に市場に投入された新開発のスポーツモデルが、すべて世界的人気モデルとなり、不動の地位を築いてきた。中古市場でも非常に資産価値の高いブランドでもあり、換金性は抜群である。
同モデルは、ロレックス デイトジャスト レディ 10Pダイヤ アイスブルー。文字盤には、10Pのダイヤモンドを装備し、ダイヤルを囲むように、ベゼルに 42 粒のダイヤモンドを配した豪華な装飾である。
また、ロレックスの三大発明である「オイスターケース、パーペチュアル、デイトジャスト機構」が搭載されており、ロレックスのすべてを手に入れることができる。
国内中古価格は、約 2,500,000円~3,000,000円前後であり、あなたの恋人や婦人に最適なモデルである。
このブランドは、創業初期より、不思議な霊気と神秘性があり、保有する多くのユーザーを熱狂させる「何か」をこのブランドは長年理解 しており、いまだにそれを武器にしている。
一見高額に見えるモデルでも、中古モデルなのでこれでも非常にリーズナブル
上を見るとキリがないが、一般の人でも働いて貯金して頑張れば、手に入れるギリギリのラインを選定してみたが、あなたにとって、どの予算帯がベストチョイスとなるのか人それぞれ。
なんでこんなに高いのかと言われれば、それはもう相場になっているからと言うしかない。一見高額に見えるモデルでも、購入できる人にとっては非常にリーズナブルであるからだ。
私が取り上げているのは、新品ではなく、中古市場での予算なので、実際はもっと高額であり、新品を購入できる人は、これを参考に購入するブランドを考えることができる。
Aucfan Pro Plus を使って、各ブランドの中古平均落札相場のデータも載せておいたので、中古品を検討している人は、合わせて参考にして頂きたい。
プレゼントは経済力でない。高額なブランド品を選ぶのはどうかしているという気持ちも分かる。
ただ、実際経済力を保有している人にとっては、上記のブランドを贈るのはある種当然と言え、その層の人々にとっては、もっと高額で、ハイクラスのブランドでも良いのではと考えられている。
多くの人にとって、一生本物を見る事ができないモデルもあるかもしれない。
ただ、本当に愛する女性に、自身の本気度を示す際の最適なマストアイテムのひとつとなるだろう。