ルイ・ヴィトン フィフティーファイブ オートマチック GMT Q6D30
1854年に旅行鞄専門店として創業し、今や言わずと知れた世界のトップブランドへと発展を遂げたルイ・ヴィトン。同社が腕時計界 へ 本格参入を果たしたのは、2002年のことだった。アイコンとして現在もフラッグシップとなっているタンブールはその洗練されたデザインと機能性により時計界に衝撃をもたらす。その後もファブリックデュタン や高級文字盤アトリエ「レマンカドラン」傘下において高度な技術力を披露した。参照:腕時計の教科書
腕時計専門ブランドよりも値段が手頃なラグジュアリーウォッチ
現在の中古販売価格はどうなっているのか、さっそくオークファンでみていこう。
約 170,000 円~約 350,000 円前後とかなりの差を付けて取引されているが、入札数から見ると約 100,000円代と比較的リーズナブルに取引されている。
その高い知名度の割に、腕時計の分野については、比較的手ごろな価格で、ファッションブランド腕時計の入門機として最適なモデルのひとつである。
まずは、オークファンプロで、総取引額を確認していくと、ルイ・ヴィトンは、かなり少ない事が分かる。
また LVMH と同じグループであるタグ・ホイヤーが突出している。
さらにブランド別の価格帯を見ていくと、ルイ・ヴィトンは比較的高い平均を維持している。
意外とタグホイヤー や ゼニス といい勝負で、腕時計専門ブランドと比較しても遜色のないリセールバリューである。
LOUIS VUITTON Fifty Five GMT Automatic Q6D30
LOUIS VUITTON 旅をテーマにした実用時計を多数展開する
ルイ・ヴィトンは、当初店舗のみで販売を行う独自路線取り続けていたが、出展しなかったバーゼルワールドに、2011年から 5 年参加して世界の注目を集める。
ブランドは、首尾一貫して旅をテーマとして、様々なモデルを多数展開しているルイ・ヴィトンであるが、同モデルは、文字盤が象徴的で、ブランドを象徴する V の文字をデザインに組み込み、12時中央に、ブランドロゴと名前を冠した特徴的なモデルである。
外観デザインは、アルミ製トランクから着想を得ており、「Louis Vuitton」が刻印された金属プレートとリベットを上下にあしらった分かりやすいデザインである。
グリーンのPVDコーティングされた秒針 並びに GMT表示を装備した文字盤は、非常に視認性が良く、モダンな印象を与えるトラベルウォッチとなっている。
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