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【TAG Heuer ×オークション相場】タグ・ホイヤー:堅実さと大胆さを合わせ持つ名門ブランドはLVMH内で攻勢をはかる

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TAG Heuer/タグ・ホイヤー:堅実さと大胆さを合わせ持つ名門

 

【TAG Heuer×Auction Data】タグ・ホイヤー:堅実さと大胆さを合わせ持つ名門ブランドはLVMH内で攻勢をはかる

創業年=1860年/創業者=エドウアルト・ホイヤー /創業地=スイス/サンティミエ

【引用】 1860年からの歴史においてタグ・ホイヤーは、早くから夢のような時計の開発に着手し、それを実現してきた。1887年には、現在のクロノグラフの基礎にもなっている「振動ピニオン」で特許を取得。

1916年には世界で初めて1/100秒計測が可能な「マイクログラフ」を開発するなど、当初から精密計測と高精度時計の分野で比類なき実力を発揮してきた名門ブランドだ。こうした高精度時計製造の実績を活かし、オリンピックやF1、インディカレースの公式時計も務めてきた。

現行の定番品機ラインは、多くのF1ドライバーに愛用された「カレラ」や「モナコ」本格ダイバーズウォッチの「アクアレーサー」など多彩に展開。ここ数年は、機械式腕時計の極限に挑む5/10000秒クロノグラフや「ペンデュラム」機構など革新的な開発にも挑戦中だ。 【引用】

参照:腕時計の教科書

 

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クォーツショックの経営危機から何度か買収されLVMH内で生き残る

 

1982年に、ピアジェの傘下に入る。4代目ジャック・W. ホイヤーが社長から退任し、創業者一族による経営は途絶えた。ジャック・W. ホイヤーはその後コンピューター関係の仕事に携わった。1985年までの社名はホイヤーであった。クオーツショックで資金難だったところをマンスール・オジェ率いるTAGグループからの資金援助を受け、現在の社名に変更。1999年9月にLVMHが同社の株式の50.1%を取得し、現在はLVMH傘下となっている。

参照:wiki-タグ・ホイヤー

 

【TAG Heuer ×Auction Data】タグ・ホイヤー:堅実さと大胆さを合わせ持つ名門ブランドはLVMH内で攻勢をはかる

 

企業経営の流れとしては、前回のゼニスに近いところを感じるブランドである。タグホイヤーに関して言うと、まさに時代を読み間違え、経営で躓いたブランドという印象は拭えない。クォーツショックはスイス時計界に衝撃をもたらし、いくつかのブランドで廃業や危機がかなりあったのだが、ゼニスのように、タグホイヤーもそれをモロに受けてしまう。

ブランド設立当初からストップウオッチ・クロノグラフといったスポーツウオッチの開発に力を注いでおり、クロノグラフの歴史に貢献した経営を行っていたが、急成長していく日本ブランドや米国ブランドに押されていく。その中でピアジェの傘下となり、その後、テクニーク・ダバンギャルド(TAG)に買収されるが、買収された先でゼニスとは大きく異なり、サウジアラビア系の企業に買収されたのはある意味幸運であった。

テクニーク・ダバンギャルドの代表であるマンスール・オジェは、F1に心酔しウィリアムズチームのスポンサーやマクラーレンの共同オーナーになっている関係上、傘下のホイヤーがF1の公式時計に採用されている実績を再び活かせないかと考えるのは自然である。その後ブランド再編の動きで、TAGからタグ・ホイヤーを売却、LVMHに買収されるという憂き目にあう。

技術方式やビジネスのルールが変わる「潮目」を読む事は経営にとって最も大事であるが、技術を磨きそれを進化させる事は良い事であるが、新技術や時流を読む事を怠ると資金難に陥ったのが、旧ホイヤーブランドである。

ではさっそく価格を見ていこう。過去3年間で取引された高額なモデルの取引金額の一部である。前回取り上げたゼニスブランドよりも、中古市場で、比較的良い評価を受けているようである。といってもここまで超高級ブランドであれば、それは誤差に過ぎないがリセールは若干高い。といってもタグホイヤーは全体的に新品価格は安いのだが、ここ最近リセールはそんなに低くはない。

全体的に程度の良い状態のモノ、約100万円に届くか届かないかをキープしているが、金や特殊金属などを使ったモデルなどが取引されているようである。全体的に見ていると、リセールバリューは悪くない。といっても国内のオークション市場では、昨今では中国のバイヤーが代行を通じて取引が行われているので、必ずしも日本人が買っているとは思えない。タグホイヤーは比較的ブランドのイメージは悪くなく、ロレックス・オメガや三大高額ブランドまで手が届かない人にとっては馴染みやすいブランドである。ブランドにおける所有感、優越感などは薄い事が数字で証明されているが、タグホイヤーに関して言うとイメージが比較的先行し数字が作られているように見える。

これだけ多くの時計ブランドがあって、個人的に好きな方である。ただ過去のブランド戦略上、モータースポーツブランドのイメージがあり、その分野での良さであって、その他にこれといった印象は正直得られない。そういう意味でリセールを狙う場合、特別モデル以外は、リセールバリューはあまり高く無いことを言っておこう。

 

タグホイヤー グランドカレラ CAV5185.FT6020

 

【TAG Heuer ×Auction Data】タグ・ホイヤー:堅実さと大胆さを合わせ持つ名門ブランドはLVMH内で攻勢をはかる

 

タグ・ホイヤー グランドカレラ キャリバー 36 RS キャリパー 自動巻クロノグラフである。個人的に欲しいと思ったモデルであるが、ベゼルにタキメータースケール平均速度計測用機能が装備されているのが、仕事の関係上必要だったからだ。タキメーターは、例えばある一定の距離を走行するのにかかった時間を測定することによって自動車の平均速度を表示できる機能だが、配送輸送における平均速度を割り出す場合に良いかと思ったわけだ。

例えば、都内の入り組んだ道のりは、同じ道順であっても、時間帯や混雑状態で大きく変わるので、その場合のデータが欲しいところであったが、最近ではナビもあり、スマホもあるので、工夫して対応した次第である。そういう意味では、高級ブランドといえども、機能上の満足感だけでは、触手が伸びない事を、自分自身で経験した次第である。

今回も眺めているだけだが、個人的に欲しいモデルを取り上げておきたい。ブランドのファンの方は、目の保養にでもして頂きたい。

 

1.TAG Heuer Carrera Calibre 1887 Time Machine Nendo Japan Limited Edition Watch Watch Releases

 

【TAG Heuer ×Auction Data】タグ・ホイヤー:堅実さと大胆さを合わせ持つ名門ブランドはLVMH内で攻勢をはかる

 

2.TagHeuer Monaco Automatic Chronograph Titanium Carbide

 

【TAG Heuer ×Auction Data】タグ・ホイヤー:堅実さと大胆さを合わせ持つ名門ブランドはLVMH内で攻勢をはかる

 

3.TAG Heuer Formula One WAU111A.BA0858

 

【TAG Heuer ×Auction Data】タグ・ホイヤー:堅実さと大胆さを合わせ持つ名門ブランドはLVMH内で攻勢をはかる

 

4.TAG Heuer Connected Watch

 

【TAG Heuer ×Auction Data】タグ・ホイヤー:堅実さと大胆さを合わせ持つ名門ブランドはLVMH内で攻勢をはかる

 

5.The Tag Heuer’s men’s best time piece is Grand Carrera Calibre 17

 

【TAG Heuer ×Auction Data】タグ・ホイヤー:堅実さと大胆さを合わせ持つ名門ブランドはLVMH内で攻勢をはかる

 

Source:Pinterest

 

スポーツ・ブランドのイメージと高級ドレス路線の狭間で揺れ動く

 

【TAG Heuer×Auction Data】タグ・ホイヤー:堅実さと大胆さを合わせ持つ名門ブランドはLVMH内で攻勢をはかる

 

 

 

一度ついたイメージというのはなかなか覆すのは難しい。スポーツという切り口はドレス路線とは対極に位置する。LVMHとしては全体のブランドコントロール化で、異色のスポーツ・ブランドの舵取りはなかなか大変かと思われる。また高級ブランドは、その創業者一族が関わらなくなった場合、急速にそのブランドの神通力は劣る事も考えられる。

01年にタグホイヤーを任されたLVMH側の経営者の懇請で、創業者一族であるジャック・ホイヤーが名誉会長に就任しているのがその現れ。

その後、03年までF1の公式計時を担当していたが、同年限りでF1の公式計時から撤退する一方、04年よりインディカー・シリーズの公式計時を担当。セールス市場拡大の為、主戦場を欧州市場よりも、合衆国のレース市場に参入し、米国市場で、ブランドのパブリック・リレーションズ 戦略を展開している。

また著名人におけるパブリック・リレーションズを同時に行い、スポーツ選手やハリウッド俳優などを起用し、高級ドレス路線も同時に展開、現在なかなか面白い若干チグハグなポジションを築いている。スポーツというドル箱を捨てきれず、また同時に高級ブランドとして、ドレスのように高額に売りたいその狭間で揺れ動くという、私たち保有したユーザーには見えてしまうが、それもまた面白いし今後に期待したい。

 

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About 磯守 航史郎

食べる事と温泉・マッサージが好きな勤め人。過去には大小様々な職業につき、現在は不安定の中の安定を楽しんでいる昔から「変わり者」と言われた中年。 好きな分野は、ブランド戦略/建築・不動産/知的財産権/EC・オークション/金融・投資/カメラ/時計/モデルやアイドルなど、ジャンルは幅広いが、趣味や元家業・知人との関係で関わった事件が中心であり、現在は利害関係もなく、気軽にブログを書いている。テーマは知的財産権とブランドとの関係・市場での価格の関係、偽ブランドの撲滅など、高尚なテーマをより面白くしたいと努めている。

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