Tutima チュティマ:世界各国の空軍が採用している定番人気のドイツ製軍用時計
ドイツ時計の聖地といわれるグラスヒュッテ発祥の時計産業をルーツとし、現在の社名「チュチマ」(ラテン語で”精巧な”を意味する tutus という形容詞に由来) になったのは 1983 年から。第二次世界大戦時は「フリーガー クロノグラフ」( 1941 年) が世界初の制式採用モデルとして旧ドイツ空軍へ納品されるなど、数多くの優れたパイロットウォッチを生産したことで知られる。1986 年から現在まで「ミネタリークロノグラフT」を納入しているドイツ空軍の他、NATO軍や世界各国の空軍で、今日も同社の軍用時計が活躍している。参照:腕時計の図鑑
【チュチマ Tutima】6450-03/M2 クロノグラフ チタン 腕時計 自動巻【正規輸入品】
型番:6450-03 風防素材:サファイアクリスタル ケース素材:チタン ケース直径・幅 46 mm 文字盤カラー:ブラック ムーブメント:自動巻き 機能:カレンダー/デイト/クロノグラフ 耐水圧:300 m メーカー保証:2年
多数のミネタリーウォッチがあり実用性高いモデルを中心に取引されている
さて今回は、ドイツ創業のブランドである Tutima チュティマ について取り上げていきたいと思います。
昨今の Tutima チュティマ については、ミネタリーウォッチを中心に様々なモデルを多数展開しており、魅力的なモデルがありますが、同モデルの中古国内相場はどうなっているのか。
さっそく オークファン で国内相場を見ていきたいと思います。
上記データを見ていくと、約 300,000円前後とクロノグラフを中心に比較的安定した取引が行われております。
日本国内では、今一つ浸透しているわけではありませんが、比較的珍しい人気モデルが出品されると、ファンを中心に取引されています。
次に、WatchCharts で、同ブランドの ネット上での販売データをみていきたいと思います。
同ブランドについては、流通している数が少ない事から、統計データは検出されませんでしたが、海外市場では、日本国内よりも、多数の中古モデルが取引されているようです。
続いて、オークファンプロ で、 ジン、ユンハンス、チュチマ、ノモス、モンブラン のドイツブランド 5 選 の国内平均価格との比較データを見ていきます。
最近は、様々なドイツブランドが日本国内で取引されていますが、取引額を見ていくと、チュチマが最も額が低いデータとなっています。
流通量に関しては、ドイツブランドのなかで最も少ないことがわかっています。逆に希少性が高く、中古でも購入しにくいといえます。
また上記、平均価格のデータを見ていきますと、ジン や ノモスと比較的競り合った平均額となっています。
ブランド群のデータがジグザグとなっているのは、流通量が多いわけでなく、市場での中古品の数が少ない事と取引額が様々で、安定しているように見えません。
ですが、市場に良い中古品が出てくると、比較的高値で取引されている形跡も見られており、特定のモデルを中心に人気が出れば、中古市場でも上昇していく可能性はあります。
腕時計の基本がわかる教科書
自分に合ったお気に入りが必ず見つかる 本書は、時計の歴史をひも解き、時計の種類やメカニズムの基礎的な解説、また世界の主要腕時計105のブランド紹介など、腕時計の醍醐味を感じられる内容として構成した初心者、入門者のための教科書です。基本を理解して、好奇心を刺激してやまない「腕時計の世界」の扉を開けてみましょう。
実用的なデザインや質感は、軍用時計好きな人に最適なモデル
手堅いデザインと堅牢性、メイドインジャーマニーの本流的なモデルが多数展開
Tutima チュティマ は、グラスヒュッテ発祥の時計産業をルーツとしており、ドイツ製軍用時計ブランドとして有名です。
事業の歴史については、上記リンクに譲るとして、チュティマになったのは、1983年となっています。
1941年 世界で初となる軍に制式採用された「フリーガークロノグラフ」は名機であり、現在でも復刻版が出ています。
現在のデザインの流れを上手くつかみ、伝統のデザインである「レッドポイント」や「コブラ針」を装備し、当時のデザインが上手く踏襲されています。
「 M2 や M 3」に関しては、名作 T760-02 の後継として、細かな変更を行い、マイナーチェンジを果たし、現代版のプロ仕様の計器として生まれ変わっている。
また、シンプルなデザインの 「M2 クロノグラフ」は、1986年からドイツ空軍、1989年より、NATO 軍の正式採用のクロノグラフであり、ミネタリー好きな方には最適なモデルです。
手堅いデザインと堅牢性、メイドインジャーマニーの本流的な軍用モデルが多数展開されています。
常に先進的でありながら、戦闘中の計測機器としてデザインされており、コアなファンを中心に人気が広がれば、ブランドイメージの作り方次第で、一般的なユーザーにも人気となっていくと思われます。
チュティマブランド全体に言える事は、実用的な機能やデザイン、素材の質感が良く、個性的なミネタリーブランドを探していた方には最適と思います。
デメリットとしては、知名度の面とリセールバリューの面が考えられ、ほとんどの人があまり知らない点と売却する場合に若干苦労する面が考えられます。
また、販売している国内店舗も少なく、実物をしっかりと見て購入した方がよく、国内腕時計店で、実物を確認して購入することをオススメします。
ジャーマンブランド全体に言える事ですが、ブランドの課題としては、やはり知名度の獲得が重要となっています。
まずは、将来ブランドを選んでもらう人を出来だけ増やすために、各種メディアやブランド大使を使った多方面の宣伝は必要でしょう。
また、軍用イメージからいかにイメージを広げるかを考えながら、様々なアニメやドラマ等のコラボレーションモデル戦略も必要と思います。
[TUTIMA GLASHUTTE] チュチマ・グラスヒュッテ Grand Flieger Classic Automatic 6102-01
型番:6102-01 風防:サファイアクリスタル 素材:ステンレス ケース:43 mm 文字盤カラー:ブラック カレンダー機能:デイト ムーブメント:Cal. TUTIMA 330 メーカー保証:2年保証
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