【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル

【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル

Pocket
reddit にシェア

PANERAI Luminor 1950 3days GMT Power Reserve Automatic Ref.PAM00321

 

【OFFICINE PANERAI】オフィチーネ・パネライ:特殊潜水部隊を支えた伝説の時計からリシュモングループ下で真価を発揮する
Source:Home Of Jake’s Rolex World Magazine.

 

創業年=1860年/創業者=ジョヴァンニ・パネライ /創業地=イタリア/フィレンツェ:1860年にパネライ時計店として創業。当初は輸入時計の販売と修理、照準機など光学機器類を製作していた。イタリア国防省の要請で第一次世界大戦頃から防水時計の開発に着手。試作品を経て、38年に自社開発の蛍光物質ラジオミールを使った初めてのダイバーズを完成させたのが、腕時計ブランドとしての出発点だ。同社が製造する腕時計は、その開発初期から冷戦時代まで軍用時計専門だったが、欧州時計ファンからの熱烈な要望に応えて93年に一般販売を開始。02年にマニュファクチュール体制を整えた新工場をヌーシャテルに建造し、05年のキャリバーP.2002を皮切りに自社開発ムーブを展開。09年にP.9000系、11年にP.3000、13年にはP.5000など、そして14年はP.4000を発表するなど、自社開発ムーブを軸に幅広い製品を展開する。参照:腕時計の教科書

AdSense


 

【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル

 

独自路線の販売戦略を貫くことで、稀少性は高いがリセールは並み

 

【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル
Reference:Aucfan Co.,Ltd.

 

軍用時計をルーツに持つ独自なデザインを武器に、ラグジュアリーブランドの地位を築いたパネライであるが、中古市場ではどうなっているのか。さっそく オークファン で取引状況をみていこう。

約 500,000~800,000円前後と幅広く取引されているが、数量を抑える販売戦略を取るブランドであるので、中古市場で出る数は少ないときに、大きく値上がりしている場合があり、価格にバラつきが見られる。

 

【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル
Reference:Aucfan Pro Plus

 

また、 Aucfan Pro Plus をみていくと、価格にバラつきが見られるのがよく分かる。つまり市場はあまり安定しておらず、底堅い人気というよりも、需要と供給のバランスで乱下降するブランドともいえる。

平均価格帯は、約 550,000円前後でリセールバリューは並みである。ただ数が多く出てくると、途端に値崩れしやすいブランドであるので、転売を考えている人にとっては、取り扱いには注意が必要なブランドである。

 

パネライ ルミノール 1950 3days GMT パワーリザーブ オートマ Ref.PAM00321

 

【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル
【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル
【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル
【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル
【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル
【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル
【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル
【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル

 

パネライを選ぶ人であれば、定番人気の 自社ムーブ搭載モデル

 

【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル

AdSense


 

ブランドの定番となるデザインと基本機能に惹かれるのであれば、パネライのようにブランド当初のイメージを大事にするブランドを選びたい。

歴史的な意匠は、一目見るだけでパネライと分かり、そのデザインは「アイコン」としての機能を十分に備えている。

2005年あたりから、ラグジュアリー戦略を展開する方針を固め、日本でもファッション雑誌への掲載を無くし、時計専門誌のみに絞る戦略も行っており、歴史的伝統をベースにラグジュアリー化に邁進。

人気モデルの店頭在庫は常に足りない状況が続いているようだが、メーカー主導による演出という噂も聞かれる。

これについては、稀少性を高める戦略を展開することで、二次市場での人気も底上げでき、さらに二次市場でも品薄となることで、リセールの引き上げ効果を得られる。

 

【PANERAI】ルミノール 1950 自社製ムーブと 3 日巻きで定番人気のベーシックモデル

 

ロレックスについても、同様な戦略が見られるが、リセールは非常に高く、それがブランド人気に一役買っているのである。

ただ、パネライについてはその人気は一部であり、モデル全体にはまだ波及してはいない。

同社の魅力を一番堪能できる「定番人気のモデル」は、 今回取り上げている Cal.P.9000 など自社ムーブ搭載モデルである。

同モデルは、自社製ムーブメント Cal.P.9000 を搭載し、マニファトゥーラ コレクションとして2009年に市場に投入されたモデルである。

ラジオミールやベースロゴの定番の二つのモデルに対し、自社製ムーブを使っている点は評価できる。

視認性の高い夜光や特許取得のリューズプロテクター、伝統の二層構造ダイヤルなど定番の押さえるべき機能を網羅した全方位的なモデルである。

上記写真をみてもらうと、暗所で美しい二層構造ダイヤルや、特殊な形状のクッションケース、リューズプロテクターなど、軍用時計譲りの機能美を堪能できる。

また、シースルーバックから見える自社製ムーブは、若干高級感には乏しいが、72時間パワーリザーブなど実用性も魅力的である。

44 mm 径の特大サイズは、かつて「デカ厚」と呼ばれていたこのサイズだが、現在では多くの特大サイズが登場したことで、現在では標準サイズに見える。

フェイスは大きいので、存在感は十分。随所にブラッシュアップを施してあるので、使い勝手は非常にいい。

ただ一点、弱点をあげるとすると、フェイスが大きいので、シャツに収まり切れず、使いずらく軍用時計からスタートしているがゆえ、アクティブなシーンに限定されやすい弱点があるが、用途を選べばメリットの方が多い。

ルミノールに関しては、数年以上前に、ヴィンテージを扱う中古ショップで偶然見つめて購入。何度か人の手に渡った若干使用感があったモデルであったが、なかなか楽しめた。

その後、コレクション整理のために買取に出したが、約 300,000円前後で売却。

新品価格は約 1,050,000円前後であるが、約 500,000円までで、程度の良いヴィンテージモデルを探すと、非常にお買い得と思う。

歴史的軍用時計の流れを汲み、ヴィンテージが好きで、こだわりのある稀少性の高いレジェンドモデルを探している人にとっては、最適な一台となるであろう。



About PG編集:道長

食べる事と寝る事に一生懸命な旅人。 世界は感染症や戦争で混沌としておりますが、平和になったら平和な国を旅をしたいと準備しております。 先代の管理者様より、サイト管理・記事制作を委任しております。 ※現在は写真提供をして頂いております。

Check Also

【HERMES】エルメス ケリーウォッチは 安価でファッション性も兼ね備えた定番人気モデル

【HERMES】エルメス ケリーウォッチは 安価でファッション性も兼ね備えた定番人気モデル

  HERMES エ …