【Φ-GRID STYLE】ブログマニアが読みたいと思う手間を掛けずに簡単にブログを差別化できる 3つの方法

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ブログを更新し続けて順調にアクセスが伸びていたが突如頭打ちになるという相談

 

【Φ-GRID STYLE】ブログマニアが読みたいと思う手間を掛けずに簡単にブログを差別化できる 3つの方法

 

新年となり、新年会と称し、あちこちに出かけては、ご馳走を上手に頂いている管理人ですが、いろんなところに顔を出すと、必ずと言っていいほど聞かれる内容がブログに関してのことである。

個人的にもブログを運営しているが、趣味の延長線上で始めている関係上、アクセスなど伸びなどは、基本的にどうでもいい相談となるのだが、日々ブログの成長を期待している人からすると、PV 数が非常に気になるとのことである。

一生懸命更新して、アクセスが伸びてきたが、突如天井があるように、それ以上伸びず、アクセスが頭打ちになっているという相談である。

所謂「停滞期」であるが、頭打ちの理由として、多く考えられるのが、記事が少ないのか、情報についての内容の問題が主である。

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そもそも、更新数を増やし、アクセスが右肩上がりと言うこと自体が特殊なことで、全体的な旬が過ぎれば、どんな人気ブログであろうと、アクセスは徐々に低下していくのである。

多くのサイトやブログが日々生まれる中で、必ず低下することを前提と考えれば、頭打ちと言うのも低下していないだけ「まだマシ」と言える。

頭打ちを打破する最も確実な方法は、機械的に記事数を膨大に増やすことであるが、そのような芸当は、暇人であればいざ知らず、普段から本業などの仕事を抱えている多くの人は、時間とお金の面で苦戦が予想されるであろう。

ただ、そんな忙しい人の為の最適な戦略のひとつに、差別化という手法を紹介しておきたい。

今回は、頭打ちになりやすい典型的なブログの例をあげて、比較的ライバルの多いテーマを参考例として取り上げておいた。その方が、相談者と話した内容で理解が早かったからである。

また今回は、常時 200~300 件程度のブログをチェックしている管理人が、会の席で簡単に話した内容をまとめている。自身がもし運営者となる場合の差別化する思考法を参考としてもらいたい。

 

1. 人間の感覚をベースに既存のカテゴリーに数字を持ち込んで客観的に網羅する

 

【Φ-GRID STYLE】ブログマニアが読みたいと思う手間を掛けずに簡単にブログを差別化できる 3つの方法

 

このやり方は、既存のカテゴリーの選定次第で大きく跳ねやすい方法であるが、例えばあなたが「食材を扱うブログ」を運営していたとする。簡単でどこでも手に入るレトルト食品やインスタントなどを取り上げるとしよう。

この条件の場合、一般的に言えば、多くの種類が食品会社から提供されており、単価も安価で更新しやすく、コンテンツも量産しやすいということで、比較的「どこにでもある普通のブログ」と言える。

この手のブログは、散々読んできたので、どのレビューブログも内容など被りやすく、同じパターンで、差別化とは程遠く、正直メジャーどころしか読んでいない。

このようなカテゴリーは、自分軸の細分化が出来ておらず、他者と比較されるのが根本的な原因となる。所謂、商品コンテンツ頼みなのである。

そうなると、典型的パターンとしては、自分を売り込みがちである。食材におけるカテゴリーで、どうしても差別化したいのであれば、極端なほど自身をブランド化するか、味覚自体を細分化する必要があるだろう。

食材には興味がないが、どうしても個人的に運営をしなければいけないのであれば、味覚のみを共通項とする。個人的には、甘いモノが好きなので、糖度のみに着目した客観的に分析されたブログを展開する。

世界中の甘いモノの網羅を目的として、製造企業に実際に取材し、科学的にアプローチし、味覚関連の専門家に聞いて回り、糖度という数字に基づいて目に見える形で格付けしていく。

こうなると、自分軸で何となくレビューを書いている味覚という感覚が、客観的なデータが確証となり「曖昧さ」が消え、誰でも数字で判断できる質の高い情報に生まれ変わる。

世の中にたった一つとは言えないが、かなり絞られてくるし、食材に興味のないユーザーも、連載を読もうと読者となり、その記憶にとどめる。

 

2. ターゲットを絞り込み「何かをしない」というコンセプトを展開する

 

【Φ-GRID STYLE】ブログマニアが読みたいと思う手間を掛けずに簡単にブログを差別化できる 3つの方法

 

例えば、主婦業で主な仕事は、子育て・料理・洗濯などメジャーな分野があげられる。主婦であれば、これらの主要分野の技術向上を目指して、時間が限られる中、戦略的に毎日処理に追われる。

この場合、完璧を目指すため、すべてに網羅するという発想を逆に考えることで差別化が図られる。つまりは、決めた分野以外「何も取り上げずに捨てる」のである。

どうしても、この手のブログを個人的に運営をしなければならない場合、私なら主要分野をひとつに絞り、他の分野は「何もしない」コンセプトを展開する。

家事というキーワードで、アウトソースでき、一番自動化しやすい分野に注目する。この場合、例として「洗濯」のカテゴリーに先鋭化するとしよう。別に「料理」でも「掃除」でもいい。

主婦目線で「洗濯」の分野ばかり取り上げれば、それだけで差別化はある程度可能である。ただ最近では、この手の手法は、ライバルが増えてきているので、現在ではあまり使えない。

そこで、薬学・アウトソーシング企業比較・アイロンや洗濯機のレビュー・畳み方・収納術・再利用など、洗濯のキーワードを軸に、ひとつに先鋭化することで、差別化が図れる。

 

3. あなたの顧客の資産活用や無価値と思われている顧客の資産をレストアする

 

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この手法は、わりとよく見るやり方である。教えている生徒から上がってくる問題を解決する儲けなどのノウハウ系、様々なデータを駆使した客観的な情報系、コンサルや教師など、人に物事を教える系統のブログでよく見るベタで古典的な手法である。

ただ、これらの分野は、もう飽和していて、大差のない結果しか得られておらず、どれを読んでも、基本的に同じ結論で、最も利得を得ているのは主催者だけとなりやすいので、大半のブログが横並びで評価されている。

また、亜流 的手法で、一時「まとめ」記事が流行したが、基本的に「他人の資産を無料で借りて活用する」キュレーション の名の下、自身の収益のみに特化したサイトが量産され社会問題となった。

着眼点は良かったかもしれないが、企業が組織的に、倫理観の欠如した人間を使い、儲けのみを追求すると、逆にとんでもない問題に発展することを知った。

顧客の資産を活用する手法は、多くのブログやサイトで使われているが、私なら、現在放置され、人がゴミだと思っている大量の資産を活用するだろう。

捨てられている顧客の資産を活用すると、他と比べられることがなくなり、比較的差別化は容易である。

個人的な例で言うと、現在書いているブログは、過去に大量に生み出され、その後捨てられる運命であった資産の有効活用とブランドの付加価値をテーマとしている。

誰もが彼もが、綺麗なアタマ (最新情報や流行トレンド) のみに注目して、最後となるシッポ (廃棄物) には注目しない。

前回【ブログは自分が作りたいテレビ番組から学べ 個人的に参考にしているレストア番組 5 選 】でも取り上げたが、好きな番組を参考としながら、企画のプラットフォームは、世界中から探せば見つかるものである。

ライバルも少なく記事を通じ、廃棄寸前の情報をレストア すれば良いと着眼した次第である

 

飽和した市場にあえて参入するのであれば他人の真似はしないことである

 

【Φ-GRID STYLE】ブログマニアが読みたいと思う手間を掛けずに簡単にブログを差別化できる 3つの方法

 

差別化できる 3つの方法を簡単にまとめると以下のようになる。

 

  1. 目に見えない人間の感覚に科学的に数字を持ち込む
  2. 自分の得意分野に特化して他はやらず得意なことしかしない
  3. 誰も注目せず使われなくなった資産を有効活用する

 

ブログを運営していて、よくありがちなミスは、自分が関わる分野の市場でのシェアが大きいことで「ウケる」と思い込み、ニーズやウォンツが高いからと、最新情報やノウハウ、流行トレンドに舵を切りがちであるが、それらの勝敗は、情報量である程度決まってしまう。

この場合、自身も情報量を増やすことに躍起になるが、所詮、企業などの大組織が運営するサイト や 機械的な量産サイトやブログには敵わないのである。

その場合、多くのサイトやブログと横比較され、突如として成長は止まる。つまりこの考え方では、残念ながら市場でのパイを奪い合っているに過ぎないのである。なので、綺麗にPV数はとまる。

典型的なパターンとしては、ある程度まで突き進んで、その事実に気づき、他のブログ運営やソーシャルメディアに手を広げ、支店数を増やそうと躍起になるが、膨大な時間を掛けても、他と比較される限り、薄っぺらいブログやソーシャルメディアに変わりないのである。

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こうなると、一見良さそうなテーマや儲かりそうなテーマ探しをすることは、多くのライバルの中に身を投じる事と変わらない。

あなたが 資産家 か 超有名人 か ITスキルがバリバリの組織をお持ちの企業でなければ、他人の真似では勝つことはほぼ不可能である。

ブログマニアが読みたいと思うブログは一種独特で、運営者の個性とブランドを感じる霊気を持っている。

その霊気は清々しかったり、奇妙だったり、面白かったりするわけだが、コレばかりは波長の問題なので、芸人さんのネタのように合わないブログはやはり合わない。

個人的にブログづくりに参考にしたのは、X51.ORG  だったりするが、運営者である佐藤健寿 さんのブランドの霊気が心地よかったからである。

ただ多くの場合、他者と差別化できていないブログを見ていくと、ブランドという認識において、運営者はあまり興味がないもしくは、知らないのだなと思われる。

せっかく時間を掛けて良い情報 (ネタを披露) を提供しているのに、リピーター対策 (再び新ネタや古いネタを読みたいか) という面で大変損をしていると痛感する。

情報となるネタがスカスカだと、閲覧 (ライブを観に行く価値) する意味すら感じなくなるので、いたすらに大量に更新しても、他者との差別化とは程遠くなるし、自らブランド価値を低下させているだけである。



About PG編集:道長

食べる事と寝る事に一生懸命な旅人。 世界は感染症や戦争で混沌としておりますが、平和になったら平和な国を旅をしたいと準備しております。 先代の管理者様より、サイト管理・記事制作を委任しております。 ※現在は写真提供をして頂いております。

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