【Rolex mania】ロレックスのコレクション整理と入手、腕時計の読み物で正月は楽しんだ

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コレクション整理を通じて、改めて高騰ぶりが分かる

 

【Rolex mania】ロレックスのコレクション整理と入手、腕時計の読み物で正月は楽しんだ

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年末から正月までは、大掃除やコレクションの整理などで、なかなか多忙であった。

去年は、大小様々なブランドを扱うなかで、面白いモデルを多数入手したり、売却したりとかなり変化のある一年であり、色々と勉強の一年であった。

ラグジュアリーブランドを中心に相場などを見ていると、多くのブランドの高騰ぶりが分かる次第である。

個人的に、ロレックスが昔から好みであったことから、ひとつ前の古いエクスプローラーモデルを処分し、最新モデルを入手したりしていた。

 

【Rolex mania】ロレックスのコレクション整理と入手、腕時計の読み物で正月は楽しんだ

 

その後、今年に入り、恥ずかしながら、つい先日まで正月休みを取っており、久しぶりにブログを執筆している。

正月休み中は、家でゆっくりと読書三昧を送り、ネット環境に触れない生活を送っていた。ストレスを感じず、リフレッシュする方法は意外と簡単だったのである。

長期に休みを取ったので、久しくブログを更新していなかったが、休み中に読んだ書籍の中で、少し古い書籍もあるが、腕時計の読み物で、特に面白かった書籍を簡単に紹介しておきたい。

 

機械式時計 解体新書―歴史をひもとき機構を識る

 

【Rolex mania】ロレックスのコレクション整理と入手、腕時計の読み物で正月は楽しんだ

 

機械式時計の仕組みを理解する書籍を出版する上で、最も痛切に感じたのは、類書が非常に少ないということから、本書は出版された。

現在でも、時計関係書籍には、多くの有益な情報が含まれているものの、複雑機構の技術や構造にフォーカスした書籍は非常に少ない。

なぜなら、地味に見える技術や構造よりも、ブランドの人気や相場、ステータス性を取り上げた方が、買い手である私たちユーザー向けの書籍の方が売れるからだ。

本書は、長きにわたる時計の歴史や、時計機械の基本的構造、複雑機構の仕組みを細密に図解を多く掲載している。

本書の見どころの一つに、一般には知られることの少ない実際の時計師の仕事も網羅されているところであり、時計技術者であれば、一度は本書を手に取って参考にしてもらいたい。

また、私たちユーザー向けにも、機械式時計を扱うブランドにもフォーカスしている特集もあり、なかなか良いわけだが、中には私も知らなかったブランドもあり、勉強になった。

本書は、すこし古いが、機械式時計の愛好家の為の一冊であり、よりマニアックで様々な角度で腕時計を知りたい人には良書である。

参照機械式時計 解体新書―歴史をひもとき機構を識る

 

RICHARD MILLE プロフェッショナル・コンセプター 1億4000万円の腕時計を作るという必然

 

【Rolex mania】ロレックスのコレクション整理と入手、腕時計の読み物で正月は楽しんだ

 

腕時計の書籍は、まとめて購入するのだが、その中でちょっと変わり種の書籍をあげたい。

リシャール・ミル自身が手掛けるのが同ブランド「RICHARD MILLE」は、平均販売価格が、約 1500 万円、一番下位ラインでも約 500 万円という超高額の腕時計を取り扱っている。

さらに桁違いなのが、1 億 4000 万円のモデルまで登場し、お金を使いたい富裕層向けの商材とは何かが分かるのである。

個人的に言えば、このブランド自体、この書籍を読むまで知らなかったわけだが、2001年ブランドを設立しており、全然浅いブランドということが分かった。

ブランド開始当初から「高額で売ろうと考えるブランド側の思惑が分かる一冊」であり、そこまでして「高額に売る意味とは何か」を考えさせられる良書である。

私自身は、実用性と売りやすさなどを考慮してブランドを見ているので、この書籍を読むと、改めてロレックスを選んでよかったと思う次第である。

参照RICHARD MILLE プロフェッショナル・コンセプター 1億4000万円の腕時計を作るという必然

 

Watchfan.com 永久保存版ロレックス 2019 Summer

 

【Rolex mania】ロレックスのコレクション整理と入手、腕時計の読み物で正月は楽しんだ

 

本書は、中古「ロレックス専門店クォーク」さんが運営している「 Watchfan.com 」の特集雑誌である。ロレックスの各モデルごとに「マニア」に向けて様々な情報を提供している。

腕時計の販売会社の雑誌ゆえ、最新情報からトレンド、自社の売上 や 売れ筋、資産価値 や 価格上昇率など、様々なランキングを多く掲載しており、自社の販売カタログまで掲載しており、購買意欲を煽る手法が随所に見られる。

いち企業である「株式会社アール」さんは、独自の相場情報 や 「Watchpedia:腕時計百科事典」や 本書のような「雑誌メディア」など 情報発信に積極的な企業であり、得意ブランドである「ロレックス」を集中的に販売している。

特に売りやすいブランドである「ロレックスにフォーカス」し、ロレックスブランドが長年築き上げた「霊気」を巧みに利用し、自社で「ブランドに関するバイブルの出版」を行い、同業他社と差別化を行うマーケティング戦略は、誠に商魂たくましい。

参照Watchfan.com 永久保存版ロレックス 2019 Summer (GEIBUN MOOKS)

 

ロレックス・マスターブック 1~3 グリーンアロー・グラフィティ

 

【Rolex mania】ロレックスのコレクション整理と入手、腕時計の読み物で正月は楽しんだ

 

一連のシリーズは、約 20 年前に出版された古い書籍群であるが、90 年間のロレックスの歴史を彩った傑作モデルを紹介しながらも、オイスターケース、ダイヤル、バンドのバリエーションから、各モデルの歴史やその詳細、様々なモデルの防水性、視認性 (夜光性) 、操作性、装着感、各モデルごとに「真贋」についての検証までロレックスに関わる様々な情報を広く網羅し、3巻に渡りまとめられている。

マスターブック 1 巻目は「ロレックスとはなに」という疑問に答えてくれるわけだが、過去の歴史を彩った傑作モデルを紹介しながらも、入門書として最適である。

マスターブック 2 巻目は、当時話題となったスポーツモデルを特集しており、製造中止になったミルガウスの耐磁の秘密、エクスプローラ発売秘話、GMTマスターの新種発見、サブマリーナ・ファーストモデルの謎など知られざるロレックスのスポーツモデルの面白さに迫っている。

マスターブック 3 巻目は「機能性 と 実用性」に焦点を当てており、ロレックスの歴史を取り上げながらも、オイスターケース、自動巻パーペチュアル、クロノメーター検定 の 3大機構開発の秘密などを取り上げている。

個人的に一番読み応えがあったのが各モデルの「真贋」についてのページが良かった。また、デイトナなど当時の最新モデルを含め、全モデルも紹介されている。

全体的に見ると、約 20 年前の書籍なので、情報が古い箇所があちこち見られるが、全体的に読みやすく情報を広く網羅しており、ヴィンテージロレックスを入手する場合に、重宝する書籍である。

この 3 冊のまとめられた情報を基に、最新の情報をアップデートした内容を掲載して、1 冊の本にまとめられて出版したらかなり売れるのではないかと思う。

個人的には、それだけの価値のある情報であれば、多少値が張っても確実に購入するだろう。現在のロレックスは、約 20 年前よりも、非常に価格が高騰しているブランドなので、最新モデルを網羅するだけでも価値がある。

参照ロレックス・マスターブック (グリーンアロー・グラフィティ)

 

10年、20年以上保有しても、ある程度の資産価値を持つ世界唯一のブランド

 

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今回は、エクスプローラーを通じて、ロレックスの価値を見てきたのだが、腕時計であるのにも関わらず、資産価値があるブランドは世界中を見回しても非常に少なく、資産価値が上昇し続けているブランドも非常に珍しい。

近年、ヴィンテージロレックスの資産価値が上昇しており、エクスプローラーモデルについても、値上がりが顕著に出てきており、実用的でリーズナブルな入門機ではなくなってきており「手に届かない」モデルになりつつある。

 

【Rolex mania】ロレックスのコレクション整理と入手、腕時計の読み物で正月は楽しんだ
Reference:Kakaku.com, Inc.

 

上記のデータ※ をみていくと、同モデルのエクスプローラーの相場は、約 840,000円前後で推移しているが、発売当初、入手したときよりも、約 260,000~270,000 円前後も上昇している。

最も高い上昇率を見せたのは、Ref.1655 初代エクスプローラーⅡで、当初の販売価格は、約 700,000 円前後であったが、現在では高いモノで約 3,500,000 円前後まで上昇している。

 

【Rolex mania】ロレックスのコレクション整理と入手、腕時計の読み物で正月は楽しんだ

 

このようにロレックスの高騰要因は、世界的な市場の確立とその人気があるが、ブランドの基本デザインを大きく変えず、その熟成と各シリーズの技術 並びに 素材への投資、高耐久性に優れた製品群にある。

ヴィンテージモデルでも、デザインは長期に渡り陳腐化されず、高耐久性重視の設計であることから壊れにくく、また、実用性を追求していることから、あらゆるシーンで使いやすい。

全方位的に、トータルでバランスよく優れていることから、長期間に渡り、資産価値は維持され、稀少性と人気も相まって、古いモデルほど高騰し続けるのである。

このようなブランドは世界中探しても、今後見られることは少ないであろう。現在のモデルも大切にしていきたいと思う。



About PG編集:道長

食べる事と寝る事に一生懸命な旅人。 世界は感染症や戦争で混沌としておりますが、平和になったら平和な国を旅をしたいと準備しております。 先代の管理者様より、サイト管理・記事制作を委任しております。 ※現在は写真提供をして頂いております。

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