権利を巡りいつの時代でも人々は権利を欲する
知的財産権を様々なカタチで取り上げたが、一言で知財といってもその使われ方は様々である。今回は、過去に取り上げた記事をまとめていきたい。このような作業は休み中しかできない。詳しい内容はへんな商標?を参照にしていただきたい。
なかなか面白い着眼点で知識を少し違う視点で見ることができ、企業の知財担当者は通勤時間でも楽しく読める事ができた。ただ私の場合、通勤時間に読んだので、ニヤニヤ笑いが止まらず、周辺の人から変な目で見られた次第である。
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へんな商標をめぐる事例を面白おかしく取り上げたカタログのような書籍
へんなシリーズは、購入して非常に勉強になりおもしろかった書籍。次回は外国でおこった日本企業や商品のイザコザをまとめた書籍を投入して頂きたいところです。
ヒット商品とは何か? ファミコンの商標権を巡る「任天堂」と「シャープ」の微妙な関係
シャープとしては、任天堂からの自社ブランド商標を防衛しようと、周辺の権利をホールドして、次期開発商品を「ファミコンブランド」で投入する事で、戦略を実施するつもりであったかもしれない事を考える必要もあり、当時の担当者の立場になって、様々な事を想定して考える事は非常に勉強になる。
元祖日本の「iPhone」は 企業名「愛」とインターホンの「ホン」から出来ていた?
アイホン社は、主であるインターホン業界においてトップシェアで製造販売している事から、アップル側に突如提案を受けた事が推測されます。これではアップルがいくら権利を欲していても、アイホン社から商標権を譲渡してもらわなければ、権利を使う事ができない。
へんなシリーズは、購入して非常に勉強になりおもしろかった書籍ですが、さらに面白い事例を深堀した”1.2 特集”的な書籍を投入して頂きたいところです。
修復不可能にまで発展した「クリスタルキング」を巡る内紛劇 いつかその仲を取り戻せ
経営という一方で現実を片方で理想をアーティスト活動で披露する立場である限り、どうしてもエネルギーの分散が起きてしまう。経営とアートが並び立つには、ある程度の客観性と中立に近い分離が必要であり、グループ内で起こるイザコザは避けてもらいたいものである。
”AKB48″に古典的な便乗商法で失笑をかった時代の徒花”AKP48″権利を押さえようと画策するがあえなく撃沈
完全な便乗商法であるが、この手の類は流行とともに出てくる。いくら犬が可愛いからといってアイドルとして扱うのはどうかと思うわけだが「日本初の犬のアイドルユニット」という。パクリの上に底の浅い発想で作られた「にわか仕立て感」が半端なく漂ってくる。
吉本興業 関西のノリで悪ノリしすぎその「面白い恋人」も石屋製菓に面白くないと一蹴される
吉本側も軽いノリで考えていたフシがあり北海道限定にしている戦略を取り長年守ってきた石屋製菓側も我慢できないのも頷ける。提訴にあたり記者会見で、同社社長は「いくらなんでも悪乗りしすぎているんじゃないか。全然面白くないですよね」とコメント。関西のノリは通用しなかったわけである。