基本データ : ルイ・ヴィトン マカサー ジッピー・ウォレット ヴェルティカル
紙幣や小銭、カードを最もスタイリッシュに持ち運べる「ジッピー・ウォレット ヴェルティカル」エレガントなモノグラム・マカサー キャンバスを使用し、多くのポケットやコンパートメントを備えた機能なアイテムです。参照:ルイ・ヴィトン公式HP
- 素材:モノグラム
- サイズ:約 10×20cm (幅 x 高さ x マチ)
- ライニング:カウハイドレザー
- クレジットカード用ポケット8枚、他ポケット2つ
- マチ付きコンパートメント
- ファスナー式小銭入れ
- レシートや紙類を収納可能なコンパートメント
- 型番:M60109
- 金具(色:シルバー)
- 参考価格: 90,720円
エレガントなモノグラム・マカサー キャンバスを使用した定番人気モデル
定番のモノグラムラインに、モノグラム・マカサー キャンバスを使用したジッピーモデルを市場に投入してきたのであるが、比較的最近では、機能性と耐久性を重視した優れた設計となっている。
ヴィトンのウォレットのなかで人気の柄は、ダミエ柄であろう。特にダミエ・グラフィットは、ほぼ年齢問わず男性に非常に人気である。
ただ定番を狙うのであれば、モノグラムであって、ダミエに関しては、ブランドを保有する優越感を得られるかという観点から観ると若干弱い。
今回は、知人が新しい財布を考えたいのだが、どのブランドが良いのかという相談を受けた。個人的にだが、最終的に選び出したのが、今回の 「ルイ・ヴィトン ジッピー・ウォレット ヴェルティカル」 である。
実のところ、お金を持っている人ほど、財布についてこだわりがあるのは分かるが、お金をつくりこれからお金を持とうとする人にとっては、財布といえども、投資するに値するかどうかの基準を持つことは非常に重要なことなのである。
つまり潰しがきくかどうかであり、これがノーブランドの高額な財布を持っていても、次への投資の原資を得られなければ、有効な投資ができないのである。
投資への不安がある人ほど、ブランド力というのがある程度の市場価格を担保してくれるので、慎重に選ぶのはある意味当然なのである。
ルイ・ヴィトンの最高値相場から購入価格帯を積算する
では、さっそく「オークファン」を使って落札相場データを収集し、過去落札されたモデルの新品同然モデルの最高落札相場付近を見ていこう。この場合 約 79,000円までの最高価格で売れるようである。
予算帯に関しては、約 8 万円ほど持っていれば購入は可能なのであるが、そこまで出せるのなら、新品を購入してその後売却をしたほうが、長い目で見てお買い得ではないのかという心境に駆られる。
よく使う手段としては、割引とトレードオフでのやり方で手に入れる手法がある。有り体に言うと、現在保有しているブランドを売却し、売却益と値引きによって相殺するやり方である。
また保有しているブランドは、二次市場でもよく売れるブランドを選ぶ事が重要である。そうする事で、お金の無い人でも、比較的安価に手に入れる事が可能である。
売却する場合は、リペアを行い、自分でオークションに出品するか代行を使うか、はたまた買取専門店に持ち込むか、いちばん最適なやり方を選べば良いのである。
価格を調べていく過程で大事なポイントとするなら、モデル全体の平均取引価格を知ることが重要である。
前回 【LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン ジッピー・ウォレット ヴェルティカル父の日に親父の財布をプレゼントしてみた 】でも購入してみたのであるが、買取価格は、約2~3万円の間である。
とするのなら、約 7 万円後半のモデルを購入するよりも、約 5 万円程度までのモデルを購入しても遜色なく使用できる美品を手に入れる方がお買い得なのである。
こうした価格によって感覚的に適正な状態を知っておくのは、ルイ・ヴィトンの中古モデルを購入する際には、非常に重要であり、質の良いモデルを上手く購入できる最も優れた方法なのである。
収納力抜群さに加え、構造的補強も兼ねられている ルイ・ヴィトン マカサー
モノグラムモデルやダミエモデルについては、非常に人気モデルなので、中古でもよく出回るモデルであるが、モノグラム・マカサーモデルについては、ブランドに詳しい人でも知っている人も少ない。
私のように多数ヴィトンモデルを多く使ってきたヘビーユーザーから見た評価としては、モノグラムと一目で分かりながら、ポイントポイントでデザインアクセントとして、男性的でより剛性感漂うモデルがあれば良いなと思っている 「潜在的な顧客」 にとっては最適なモデルとなるであろう。
このモデルに関していれば、オーガナイザーよりも、小さいが収納力があり、カードや小銭・札・レシート類を気軽に放り込めて便利であり、手頃な価格の割に軽量で、日本人の生活シーンに合わせた設計を施しているのも秀逸なモデルといえる。
ファスナーを全開にしてしまうと、すべて開いてしまうので、会計をする場合に不便という点があるが、全開しても中の収納物が落ちないように (ちゃんと収納していれば) 設計されているので、その点に関しては心配がない。
個人的に言うと、オーガナイザーの方が重量があり、ガバッと開いてしまうと収納するのにちょっとした苦労が伴う。
耐久性について、側面持ち手部分には、硬いレザーで補強されている。私の持ち方としては、書籍を持つように下から包むように持つので、この設計は嬉しい。全体的に軽量化されているので、内容物をすべて入れると、それなりの重さになるように設計されている。
ジッピー系統は、側面持ち手の部分が汚れやすく、また手垢やスレ傷が付きやすいので、側面カバーをしている設計は正解である。ただレザー面の補強は良いのだが、ファスナー面に関しては軽量化を意識してか、若干のチープさを感じてしまう。
また、ファスナー持ち手に関しても軽量化については良いのだが、その面ファスナーを引く際に、構造的に若干の弱さを感じる。
女性にとっては最適な力なのだろうが、男性に関してはファスナーの引っかりを感じる場合、力いっぱい引き上げると、引手が取れてしまうのではと心配になる。
男性の場合、後ろポケットに差し込む場合もあり、ポケットから出す場合には側面のレザーがある方が良いと感じた。
あと、モノグラムパターンを切ったようなデザインなので、取って付けた感は否めず、最初は「なんじゃこりゃ」という印象を持ったが、使い続けるほど、側面カバーにおいて補強のバランスが利いてくることがわかる。
それこそ収納する際に持ち手面のグリップが利き、通常のモデルよりも使いやすさは向上しており、ジッピーモデルのなかでいちばんのオススメである。
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