BREITLING/ブライトリング:プロの計器を手がける航空時計の雄
創業年=1884年 / 創業者=レオン・ブライトリング / 創業地=スイス/サンティミエ:スイスの腕時計メーカーである。コクピットウォッチ、クロノグラフ、ストップウォッチを主力として来た結果航空業界とのつながりが強く、無着陸世界一周を初めて成功させたブライトリング オービター 3などの航空イベントやイブ・ロッシーら航空関係者を支援する他、自社でも複数の飛行チームを編成している。参照:ブライトリング
1884年の創業当初から精密機器類を製造していた関係から「腕に装着できるクロノグラフがあればパイロットに役立つ」と考え、開発に着手。1915年に世界初の専用プッシュボタン付きクロノグラフ腕時計を完成させ、1934年にはリセット専用プッシュボタンも開発。その後も1952年に航空用回転計算尺を搭載した「ナビタイマー」1984年に新世代の機械式クロノ「クロノマット」など、多くの傑作を輩出した。参照:腕時計の教科書
オークションで高額がついているのはドレス路線に振られた宝飾時計モデルが大半
オークファンで、過去3年間程度のデータを収集していて面白いのだが、いちばん高額なのは、クロノマット18KYG (ホワイトゴールド) 重量級の約169万円の値段がついている。非常に高額につくられている。
これらについて言うと、半分が装飾された金や石の値段になってくるだろうから、実のところあまり参考にならない。その他、約100~130万円までなかなかバラエティ豊かなモデルが並ぶ。
最近のブライトリングの傾向であるドレス路線に振られた高級仕様であるが、このあたりになると宝飾的な意味合いが強く、成金感は否めない。
という事で、個人的にオススメなのが上記大きな写真でまとめているが、ブライトリングナビタイマーである。現在取り上げたのは、プラチナ無垢、世界限定仕様であるが、普通のモデルで十分である。
比較的上のモデルであれば、私たちから見れば、想像を超えて高くなってしまうので、ある程度入札で竸っているところが、現実的な市場価格と考え、予算の計画が立ちやすい現実的な価格帯で見てみよう。
多く竸っているのは、約40万円代のセグメントである。要はこのあたりが、真のモデルの価格であり、欲しいと思っている人が、中古でもお金を出しても良いと思うブランドの実力が反映されている。
途中1件しかないモデルもあるが、指値で置いたモデルであろうと想像できる。その他は多く竸っている事から、このあたりの値段を考えておくと手に届きやすくなる。
普通のビジネスマンであれば、給与 約2~3ヶ月分となり、比較的、技術的なメカニカルな企業に勤める方で、出来るビジネスマンを演出する場合、ブライトリングは最適である。
上記大きな写真は、クロノ41「Chronomat 41 Black Roman Steel」である。ブライトリングのフラッグシップ・クロノモデルであり、装着性・操作性・視認性などすべての点で「プロの計器」にふさわしい性能を有する。
写真左側は、クロノ44「Chronomat 44 diamond diver’s 」である。18Kホワイトゴールドがさりげなく搭載されているが、文字盤のパイロットから見た空のイメージがなんとも良い。
写真右側は、ナビタイマーGMT「Navitimer GMT」である。個人的にはナビタイマーを狙っているが、スーパーオーシャンが非常に気に入っているので 「いつかは空へ」 とは考えている。