CARTIER TANK FRANCAISE 18KT WHITE GOLD DIAMOND BEZEL
CARTIER TANK FRANCAISE Second-hand market in Japan.
Among Cartier brands, it is a legendary watch “tank series” designed by Louis Cartier in 1916.
Its universal design, faithfully preserving the original concept by founder Louis Cartier, still appears attractive.
Even after many years, by not changing traditional designs, Cartier’s original trademark is expressed in design.
The whole is made in 18K white gold. Diamond round-cut was applied to the case. By adding diamonds, the price rises by about 5.6 times.
The list price is around 2,800,000 yen. In the second hand market you can buy it cheaply at around 400,000 to 500,000 yen.
I bought it as a gift for her, but it is more economical to purchase it in the second-hand market, even after putting a finish like a brand new and putting the cost of overhaul.
カルティエ タンク フランセーズ SM 18Kホワイトゴールド ダイヤモンドベゼル
カルティエブランドの中で、1916年にルイ・カルティエによってデザインされた伝説的なウォッチ「タンクシリーズ」である。
創業者ルイ・カルティエによる当初のコンセプトを忠実に守られたその普遍的なデザインは、現在でも魅力的に映るものである。
何年経っても、伝統のデザインを変えないことで、カルティエ独自のトレードマークをデザインで表現されているのである。
今回は、彼女へのプレゼントの為にカルティエを選んだわけだが、個人的に言うと、リセールの面で比較的弱いブランドとみえ、為替の影響を理由に値下げなどを頻繁に行うので、最近ではあまり手を出すことはなかった。
ロレックスのレディースモデルの方が、中古市場での価値は高いと思うので、そちらを選んでほしかった次第だが、当の本人が、同ブランドの好みなので致し方ない。
そこで、せっかく購入する機会に恵まれたので、少し中古相場などを調査して、記録を残しておきたいと思う。
カルティエ・ブランド自体、流通量も多く中古市場ではリーズナブルに購入できる
さっそくオークファンを使って、中古市場では、どの程度で落札されているか見ていこう。オークション市場では、同じような出品者による落札価格の苦戦を強いられているようである。
出品されている同モデルに近いタイプは、約 400,000円あたりが最大のようで、国内最安値近辺に属するわけだが、それにしても、新品価格を考えると、非常にリーズナブルに購入できることが証明されている。
ただ、外装が 18K 素材で、オーバーホール費用と新品仕上げにすることを考えると、これより約 300,000~400,000円程度の追加コストが掛かってくるのであろうという概算価格が積算できる。
さて購入する前に、古いカタログを持ってきて、どのモデルが良いのか選んでもらったのが、上記写真のモデルである。
なるほど。一番高いダイヤモデルを選ぶところが、抜け目のない女性である。さっそく選んだモデルの新品価格を見ていこう。
上記 ② のダイヤ無しスチール製であれば、約 390,000 円前後と中古市場でも、約 150,000円前後で安価に購入できる。
ピンクゴールドと少しタイプは違うが、今回は ③ 番目なので、約 2,800,000円前後で、当時販売されていたようである。
ピンクではなく、ホワイトゴールドを選ぶところも、素材の特性を知っているがゆえに、流石に抜け目がないと感心した次第である。
上記は、知人の専門業者と共に、中古市場で不動モデルを購入し、オーバーホールと新品仕上げを一括でお願いしたモデルを撮影している。
実物を見ると、大変美しいモデルなのであるが、日本ではこうした良質なモデルが、リーズナブルに購入できる優れた国なのである。
多くの日本人は、実はこうした高級品を購入することができる利便性の高い市場で生活しているわけだが、日本人が主に購入するのは、海外旅行などで割高に購入するケースが多いと聞く。
また、国内市場で購入する大半が、外国人という事で、私たち日本人は、優れた市場にいながらも、リーズナブルに購入出来ていないようである。
カルティエ・ブランドの人気モデルを選ぶとするとどれが良いのか
上記、オークデータで、タンク フランセーズの約 5 年間の平均落札額と、その他「マストタンク並びにパシャモデル」の平均落札額をグラフ化している。
個人的に言うと、メインストリームであるモデルを選ぶ方が良いと思うし、リセールバリューは、一般的なシンプルなモデルを選ぶ方が良いパフォーマンスを上げると思う。
つまり、あまり凝ったモデルである場合、購入する際に高額になりやすく、また売却する際に売りにくいという特性を孕んでいる。
凝ったモデルと言うのは、何もゴテゴテしたモデルだけを指すのではなく、イニシャル入りなど特に売却する際に苦労するであろう。
今回のケースにおいては、全体は、18Kホワイトゴールド製。ケースにラウンドカットされたダイヤモンドを施しているわけだが、素材を豪華にした方がまだマシと言えるのである。
3 つのモデルのデータをみていくと、マストタンク、タンク フランセーズ、パシャと価格のランク分けが出来ているのが見えてくる。
ただ、タンク フランセーズとパシャモデルに関して言うと、価格が拮抗している部分も見える。
マストモデルよりも近接していることから、両モデルを選ぶ場合、割高のパシャよりも、実用性があるタンク フランセーズを選ぶ方が賢明と言えるだろう。
ダイヤモンドを付けることで、新品価格は、中古価格の約 4.0 倍以上の価格設定であるが、中古市場で、並品の一般モデルであれば、約 400,000~500,000円前後で、安く購入できる点である。
そのことを考えると、すぐにでも欲しい人にとっては、非常にお買い得なモデルともいえる。
今回は、彼女へのプレゼントの為に、自分で発注を掛け、中古の不動モデルを探して購入するところから始めた。
その後、業者に依頼し、新品仕上げを施し、オーバーホールの費用を入れても、約 700,000円前後で購入できたので、普通に購入するよりも、大変経済的であった。