Longines /ロンジン:ラ グラン クラシック ドゥ クォーツの売却を考える
ラ グラン クラシック ドゥ ロンジンは、翼の砂時計のロゴで世界的に有名なブランドの歴史と共に誇る伝統的な美しさを体現しています。スリムなケースはこのコレクションのために特別にデザインされたもので、タイムレスな美しさを与えています。本製品ラインのモデルは、初期のクリエイションに見られる特徴をすべて残しながら、信頼性を大切にする人の手元を優美に飾ります。参照: ロンジン 公式HP:ラ グラン クラシック ドゥ
誕生日プレゼントでもらったロンジン。保管棚に飾っていただけなので、新しい買取サービスを研究してみる
今回は、個人的なコレクション整理の案件である。ほとんど使っていない超美品モデルであり、未使用にも近いモデルであるが、1.2度使い、その後使う機会もなく保管庫に置いていたので、売却を検討する事としたわけである。
ロンジンにおいては、非常に好きなブランドなのだが、このモデルもシンプルながら軽量で、ビジネスシーンでピッタリのモデルであることは間違いはない。
しかし、何年もそのままにしておくのも、非常にもったいないと考えていた。個人的理由で言うと、誕生日プレゼントである。
貰い物を処分するには比較的勇気がいるのだが、当時としては買取というサービスを知らず、なんとか使い潰すか、誰かにあげるかしか選択肢はなかった。
ただ買った当時は、比較的高額であったので、貰った手前遠慮が先立ち、大切に保管していたわけである。
知人や友人、親族には「手早く処分すること」と指南し多くの買取を経験しているが、自分自身のモノの処分は案外面倒な作業である。
医者の不養生とは少し違うかもしれないが、私自身は、思い当たるフシがあって、いつものように同じプロセスをするわけだが、モチベーションの違いは半端ない。
そういう意味においては、いかに手早く処分するかと、処分するならどのサービスを効果的に使うのかと、新しい売り方を模索した次第である。
リサイクル・ブランドの研究が趣味な私の個人的な経験と、新しいサービスの考察である。
新サービスを使い情報を駆使して地元の買取店で最大まで価格を引き上げる
さっそく「オークファン」で相場をチェックしていくが、比較的リセールバリューは低く、約25%~30%というところである。約 40,000円代が相場になりそうである。
オークファンでは、ヤフオク・メルカリ・アマゾン・モバオク・イーベイ・セカイモンなどが一度に検索できるが、相場データをチェックしていくと、良いデータはヤフオクしかない状態である。

最近では、他に「ウリドキ」などがあるが、価格コムのネット買取版にあたるサービスであり、売りたい商品の買取査定価格のランキングが付ける事ができ、査定依頼まで出せる比較的新しいサイトである。
現在のところ、ゲームや書籍など業者の買取価格査定を出しやすい商品がメインで、マイナー商品などは、査定価格が示される事も少なく、データ量が圧倒的に少ない。
一応確認してみたが、査定価格が反映せず、業者に買取査定に出せという結果が出たので、今回は残念ながら使い物にならなかった。
今後マイナーブランドの全てのモデルまでしっかりと概算査定価格が、一瞬で表示できるようにサービスを充実させてもらいたいところである。
上記が、各種サービスの比較である。ウリドキの弱点が目立った結果となっている。メルカリもウリドキもその最大の弱点は、その「即金性」が弱いところである。
私の買取の流れは、会社に行く際に、途中で店舗に立ち寄り、査定 約10分、現金化まで約15分程度で済んだ次第である。( といっても業者さんと相場などの世間話などもしているので、実際はトータルで約10分 )
その前に、メルカリなどのフローの時間計測を考えたが、その段階で自分で出品して、日をまたぐという事が「アクションする前」から分かってしまい、安いモノやヤフオクで売れないモノであれば別だが、その点時間の無駄という事が分かる。
また、ウリドキも同時に試したが、その場でデータ取得できず、その後査定に出した ( といっても登録業者の実店舗が勤務先の目の前なので面倒なので直接持っていった ) が、約 19,000 円前後であって、そのままサービスを使い、宅配往復分を考えると、何日掛かるのかという時間と物理的問題をクリアーできないのが現在の「ウリドキ」である。
リアルがネットに唯一勝てる方法は適正な買取価格を提供すること
今回はロンジンを売却したわけだが、その後店頭で買い取ったロンジンがどうなったかを聞いてみた。私の知り合いが店頭で見つけ、購入したようである。
店頭で1.2度顔を合わせ、その後知人となった人で、あまりプライベートは知らないが、顔見知りが使っているというので、リサイクルの面白さを再認識した次第である。
現在ネットサービスが隆盛を極めつつあり、店頭買取業者が苦境と聞く。その最大の理由は、人の足元を見た買取価格の安さが原因である。
査定する人材を大して育てず、価値の分からないバイト (時に優秀な人材もいるが) などの非正規で回し、他店舗展開してシェアを取ろうと考えているようだが、パイの奪い合いに明け暮れる暇があったら、買取査定額をネットサービス価格まで引き上げるか、自分で売る手間を上回る高い販売サービスと価格を提供するかを考える必要があるだろう。
店頭がネットサービスに勝つ一番の方法は、適正価格を付けることと即金性に限り、それ以外は特に勝てる要素は残念ながら少ない。
また店頭に来店した顧客を優良顧客に育てるように一人一人の質の高いサービスを提供するしかないであろう。
その際には、自社の価格をオープンに公開して、現状の相場と業者間相場を全て公開するぐらいの透明性が必要であり、いつまで経っても、旧態依然の慢心した経営をしていれば、あっという間に衰退し、倒産するのは時間の問題である。
【仕様】
- ケース形状: ラウンド
- 素材 : ステンレススティール
- ガラス: サファイヤクリスタル
- サイズ: 直径 約 36.00 mm
- 腕周:最大 約18.5cm
- 防水: 3気圧防水
- ムーブメント:L420, クォーツ
- カラー : マットホワイト
- インデックス: ローマ数字
- 針: ブラック
- バックル機構 :トリプルセーフティ フォールディングクラスプ・プッシュボタン式
- 価格(現行):約 151,200(税込)