LONGINES Admiral Chronograph Ref:L3.666.4
【LONGINES Admiral Chronograph Ref:L3.666.4】
型番:L3.666.4.56.6
ケースサイズ:直径 約 42 mm
風防:サファイアクリスタル
文字盤色:黒
ムーブメント:自動巻(L705)
防水:100 m
機能:日付表示/クロノグラフ機能
その他:インナータキメーターベゼル
現在でも安く放置され、あまり知られていないラグジュアリーなバリュー・ブランド
スウォッチ・グループ の バリュー・ブランドのひとつとして、個人的に最も気に入っているブランドであるロンジンであるが、日本でもその知名度を上げてきており、腕時計好きの中でもちょっとした人気となってきている。
ロンジンのコレクションのなかで、比較的マイナーモデルになるかと思うが「アドミラル」について中古市場ではどうなっているのか。
さっそくオークファンで相場をみていこう。上位価格については、約 250,000円も出せば、新品同然の質の高いモデルを入手することができる。
約 200,000円以下で良質なモデルがあれば間違いなく買いであり、状態の良いモノを中心に根気よく探せば、入手することができるだろう。
一般にはあまり知られていないのだが、大規模な宣伝はないが、徐々にではあるが、浸透しつつある。
もっと上手に大々的に、PR 活動を行えば良いと思うが、上位ブランドには、オメガを有しており、グループ上の都合があるのであろう。
個人的に思うのは、スウォッチ・グループの構成上、明らかにブランドとして安く放置されている。
現在は、中間層を主な顧客としているが、クオリティ面については、もはや ラグジュアリーレンジ と言っても、遜色はなくなってきている。
今後、スウォッチ・グループが、ハイレンジ から プレステージ・ラグジュアリ レンジ にブランド戦略を変更した場合、同グループ内の オメガ は、非常にうまくいった例もあるし、グループ構成として面白い展開となるので、ひょっとするとひょっとするかもと考え、このブランドにも網を張っている。
ロンジン アドミラル タキメーター クロノグラフ Ref:L3.666.4
知名度は低いが、ラグジュアリーながらも、安価でコスパに優れたモデル
ロンジンのクロノグラフ「アドミラル」モデルは、日本国内では、ほとんど見かけることのないレアモデルの方に入るのではないかと思う。
個人的に言うと、あまり知られてないモデルを見つけてくることが好きだったりするものである。
2010年代前半から、日本だけでなく、世界的にもセールスを伸ばしてきたブランドがロンジンであり、スウォッチ・グループ の バリュー・ブランドのひとつとして、クラシックテイスト溢れる復刻版を多数市場に投入することで、長きにわたり続いてきたブランドの伝統を打ち出す戦略で成功したのがロンジンなのである。
そのなかで、クラシックテイストを活かしつつ、メカニカルの要素が融合したモデルが、同モデルの「アドミラル」である。
全体的なデザインは、独特な形状をしている「ケースデザイン」が大きな特長であるが、先ほど話したように、クラシカルなデザインを基本としながらも、現代的なメカニカルな要素も加味されていて、個人的に好きなデザインである。
文字盤は、ブラックで統一され、インデックスは、バー型とアラビア数字のコンビネーションデザインを採用しており、スーパールミノバ加工のようだ。
また、日付表示とクロノグラフ機能を搭載し、インナー面にはタキメーターベゼルを採用している。
より、高級感溢れるラグジュアリー志向のデザインを採用しながらも、国内価格は、約 100,000~ 200,000 円前後とリーズナブルに入手でき、安価に放置されているが、コストパフォーマンスに優れたモデルである。
ムーブメントは、自動巻「L705」であるが、ロンジンは、スウォッチ・グループ内のムーブメント専門企業である「 ETA 」を採用していることで、他のブランドよりも、抜群のアドバンテージがあり、さらに安心できるブランドと言える。
クラシックとメカニカルの要素が融合された秀逸モデルは、自動巻き入門者にも最適で主に、高級に見える事とコストの面で重宝する一台である。