上質な「味へのこだわり」をさりげなく女性に伝えることができる 5 つのツール
あなたが独身男性で、意中の女性にアピールできるポイントはどこだろう。理想的なルックス、経済力、仕事の能力であれば、あなたは十分魅力的で、多くの女性に言い寄られる理想的な男性であろう。
あなたがもし、これ以外でアピールできるポイントはあるかと聞かれ、特に”コレ”と言ったものがないとすると、他の男性と違う 「差別化された武器」 を手に入れる必要に迫られる。
個人的に思うことは、そうした武器は「教養」の中にあると思っている。私自身、毎日の生活シーンで「再現性の高いスキル」を向上させたいと考えると、それは「茶やコーヒーの淹れ方」となる。
例えば、歌手や芸人さんが、自分の本業以外の専門分野(料理等)を武器とすることで、新しい一面を見せる人がいるが、まさにその戦略である。生活シーンの中で、ちょっとした「教養」を武器とすると、あなたの印象は違ったものとして、意中の女性に映ることであろう。
いきなり料理を専門的な趣味とするもの良いが、もっとインスタントで多くの男性諸氏にとって身近な「コーヒを淹れること」にフォーカスすると、あなた自身も少し幸せな気分を味わうことができる。
そこで今回は、より手軽でインスタントに、プロの味を楽しめることができる高級ツールをご紹介したい。個人的にも使用しているツールもあるので、ぜひチェックしてもらいたい。
CHEMEX ケメックス:コーヒーメーカー 3カップ
ケメックスのコーヒーメーカーは、80年代後半からメディアに取り上げられ出したユニークなブランドである。1941年、ピーター・シュラムボームにより発明された半世紀を超えるロングセラー商品である。
世界中のコーヒー通から愛され続けているケメックスであるが、自身の研究所にあったフラスコなどの器具を使い、コーヒー器具に見立て代用する中でその発明は生まれた。
いまでは当たり前であるガラス容器で、ろ過作業を最適化するその画期的なデザイン形状は、業界に革命を起こしたと言われる。まさにコーヒーを語る時に持っておくべき器具である。
Meissen マイセン:ブルー・オニオン コーヒーカップ&ソーサー
マイセンが、1739年にクレッチマーが中国写しの染付の技法を生かして完成させたのが「ブルーオニオン」である。中国陶器に写実的に描かれたザクロ柄を初期のマイセンは、忠実に真似したパターンを使っていた。
その後、時代を経て、パターンが洗練され、深い玉ネギにデザインは変えられ、桃のような果物と竹が精密に描かれる現在のパターンとなる。 ブルーオニオンも例外ではなく、初めて焼成に成功した18世紀初頭から今日まで、伝統は受け継がれ、成型、絵付け等、繊細な技術による少量生産を今でも頑なに守り続けている。
全ての工程は、熟練した職人の手仕事によるもの。製作されるその製品は、芸術性や、品質の高さにおいて他の追随を許さないものとなっている。
De’Longhi デロンギ:全自動コーヒーマシン
いまや全自動のコーヒーマシンの代表的なブランドであるデロンギ。コーヒーを作るために最適化されたボックスが、この高級機である。コーヒーから、エスプレッソ・カプチーノ・カフェラテまで、一人何役もこなす優れモノである。
個人的に言うと、私が勤務している事務所にも、デロンギの全自動マシンが置いてあり、現在でも毎日使用している。デロンギと聞いて、オイルヒーターやオーブンを思い出す方も多いが、コーヒーマシンが特にオススメである。
最近では、多くのメーカーがコーヒー市場に参入しており、苦戦は続いているようだが、一度全自動を使ってしまうと、手動式には戻れないぐらい良い味をデロンギは提供してくれる。
Christofle クリストフル:リュバン コーヒースプーン
クリストフルの創業者のシャルル・クリストフルは、貴族の生活シーンを再現するために自身の製品によって、解決しようとビジネスを立ち上げる。1842年、電気分解による金銀メッキの特許を、発明家から買取、銀メッキの製造を始める。
1846年に、ルイ・フィリップ王、51年には、ナポレオン3世から注文を受け「王の銀細工師・皇帝御用達」の名誉を手に入れることに成功し、ラグジュアリーブランドに成長する。実際、クリストフルの製品は、高い技術力と品質から抜群の信頼を誇る。
世代を超えて使えるスプーンとして、コーヒーシーンでもちょっとした贅沢を味わうことができる。
Russell Hobbs ラッセルホブス:電気カフェケトル
ラッセルホブスは、1952年に創業した英国を代表する料理器具ブランドである。本場英国では、その高いシェアを誇っているのが、この電気ケトルである。まさにコーヒーを作るための最適化されたケトルなのである。
湯を沸かす時間の短さは折り紙つきで、130ミリリットルで、約 60 秒程と非常に速い。また使い方は、水をケトルに入れて、電源台に乗せて、スイッチを押すのみ。湯が沸いたら、スイッチが自動的に切れるので、電気代は最小限に抑えることが出来て、経済的である。
電気ポットに常に水を入れておくのも良いが、使わないときの電気代は、案外バカにならない。飲みたい時に飲みたい量を経済的にかつ短時間でという場合に、ラッセルホブスは、とくにオススメである。
高級ブランドを使いこなし 生活シーンを彩る”コーヒーブレイク”という密かな楽しみ
あなたがコーヒー好きな独身貴族であれば、それは賢明な選択であり、自分へのご褒美としてコーヒーブレイクを楽しむツールを揃えて、毎日を密かに楽しむことができる。コーヒーによるカフェインの覚醒効果やストレスを緩和する効果をさらに引き上げる理想的なツールを使うことで、日々戦う男性にとって必要不可欠なインフラとなるだろう。
プロに学ぶことはもちろん良い事だが、プロでなくてもプロの味わいを毎日楽しめることができるツールを使えば使うほど、経済的であり、大幅な時間短縮も同時に手に入れることができる。
せっかく飲むなら、より美味しいコーヒーを淹れてみたいと考えると、「プロ」に近い環境を手に入れ、高級器具を使いこなしたほうが、今より美味しく淹れられる。そしてその経験から「教養と深く良い味」を同時に手に入れる事ができるのである。