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【Christofle×オークション相場】クリストフル:常に時代に先駆けてきた銀食器ブランドが攻勢に出る

【Christofle×オークション相場】クリストフル:常に時代に先駆けてきた銀食器ブランドが攻勢に出る

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Christofle/クリストフル:常に時代に先駆けてきた銀食器ブランド

 

【Christofle×Auction Data】クリストフル:常に時代に先駆けてきた銀食器ブランドが攻勢に出る

 

【引用】 シルバーウェア。カトラリー、ホームウェア、アクセサリーなど。同社は1830年、宝石商のシャルル・クリストフルが創立した銀製品の老舗メーカー。ルイ・フィリップやナポレオン3世の宮廷御用達業者も務めた。同社の製品は、銀食器の最高級ブランドとして、現在でもエリゼ宮やパリにある五つ星のホテル「ホテル・リッツ・パリ」をはじめとする世界の最高級ホテルや豪華客船などで使用され、「卓上の芸術品」と呼ばれている。 【引用】

参照 wiki-クリストフル

 

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取引されるのは刻印がついたシルバーカトラリーが主である

 

【Christofle×Auction Data】クリストフル:常に時代に先駆けてきた銀食器ブランドが攻勢に出る

 

【引用】 世界中の高級ホテルやレストランでステイタスシンボルとして使われる。創業180年近い銀食器メーカーが誇りとするのは、純度95%の純銀製品もさることながら、とりわけ伝統に裏付けされた銀メッキ製品。メッキの厚さ40ミクロンは、日本で一般に出回っているものの10倍もある。3世代使っても大丈夫と言われる由縁である。1935年には、当時の贅を尽くした豪華な客船ノルマンディ号に4万5000個の銀食器を納めている。この頃に、リスト・ド・マリアージュを初めて提案したのもクリストフルで、これは、トニーの妻でイタリア大富豪出身のカーラ・ボーレッティが考案したものだとか。 【引用】

参照:フランスのブランド美学

 

【Christofle×Auction Data】クリストフル:常に時代に先駆けてきた銀食器ブランドが攻勢に出る

 

中古市場で高値で取引されているのは、大半が、シルバーカトラリーである。伝統に裏付けされた銀メッキ製品であり、メッキの厚さ40ミクロンは、日本で一般に出回っているものの10倍という質の高い製品のイメージが前提にある。ただそれだけではないが、高い品質の上にもちろんブランド力もあるからに他ならない。

多くの銀メッキ製品は、中古市場では二束三文である。なぜなら銀メッキの価値が著しく低く、現在ではノウハウがあれば比較的誰でも作れてしまう。また銀自体の単価が極端に低く、純銀となってはじめて価格がつく次第である。そうなるともはやどこが作っているブランドかというブランド名だけで判断されるという特殊な取引業態なのである。

その中で、クリストフルは、ネームバリューが際立ったブランドであり、過去の遺産とフランス・ブランドという価値のみで値段が付けられている。日本国内で中古市場で取引をするのであれば、シルバーカトラリーしか需要がないと言って良いというぐらい、あまり他の製品を見かける事はないからだ。

これは完全に国内でのマーケティング不足、モデルのPR不足というしかなく、新品市場でいくら高額で取引されていようと、中古市場でのリセールバリューは比較的低く、年々下落傾向が見られる。大半の顧客から見た場合、ブランドの刻印がなければモデルの判別すら難しいのが、クリストフルであり、意匠におけるトレードマークは不在で、刻印が見なければ分からないというのがブランドの印象である。

 

クリストフル マルリー カトラリー 168点セットBOX

 

【Christofle×Auction Data】クリストフル:常に時代に先駆けてきた銀食器ブランドが攻勢に出る

 

クリストフル Christofle パールシリーズ カトラリー 62本set

 

【Christofle×Auction Data】クリストフル:常に時代に先駆けてきた銀食器ブランドが攻勢に出る

 

クリストフル Christofle 銀食器53点セット シルバーカトラリー

 

【Christofle×Auction Data】クリストフル:常に時代に先駆けてきた銀食器ブランドが攻勢に出る

 

高額モデルの取引データの一部であるが、圧倒的にシルバーカトラリーセットである。セット本数と状態、刻印などで大半の値段が決まっているようである。さらにデータを分析してみると、これらを買っているのは大半は業者(一般家庭ではこれだけの本数は物理的に必要がない)であろうが、その前提で仮定を立てると、国内で景気の良い時に「リスト・ド・マリアージュ」を受けた富裕層の顧客が高齢となり、買取業者に売り渡される銀メッキブランドの代表と考えられる。

また飲食系やホテル系の業者が単純に持ち込んだケースも考えられる。昨今ではクリストフル高価買取の広告も比較的よく見られるようになった背景は、こうしたシルバーカトラリーセットを指す。ここからは推測であるが、業者が買っているとしたら、多くはこのまま溶かされ、純銀に再加工されるための材料として銀メッキ製品が大量にいる。その為のメッキボックス化された都合の良いモデルと考えると本数で値段が微妙に変わる。とするとブランドの価値と刻印は、別の意味で値段が付けられている事になる。そうは考えたくはないが、一部ではそういう事例もあるだろう。

 

1.Tureen Jean-Baptiste-Claude Odiot (1763-1850) Paris 1819 Bronze electrolytic silvering, Christofle factory

 

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2.24-Piece Mood Flatware Service, Silver – Christofle

 

【Christofle×Auction Data】クリストフル:常に時代に先駆けてきた銀食器ブランドが攻勢に出る

 

3.Malmaison, 9 Lights Candelabra in Christofle Silver.

 

【Christofle×Auction Data】クリストフル:常に時代に先駆けてきた銀食器ブランドが攻勢に出る

 

4.Beautiful Christofle Flatware

 

【Christofle×Auction Data】クリストフル:常に時代に先駆けてきた銀食器ブランドが攻勢に出る

 

5.AN IMPORTANT FRENCH ‘JAPONISME’ CLOISONNE ENAMEL, GILT AND PATINATED BRONZE JARDINIERE-ON-STAND.

 

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Source:Pinterest

 

日本国内では PR やマーケティング不足の感は否めない

 

【引用】 創業者のシャルル・クリストフルは、経営者としての才を発揮、彼が目をつけたのが、フランス革命で没落した貴族に代わる新しい富裕層の台頭。本物の貴族の生活に憧れるであろう彼らのために、純銀に代わる新しい製品を提供しようと思いつく。

1842年、発明されたばかりの電気分解による金銀メッキの特許を、発明者であるイギリス人のエルキントンと、フランス人のルオイツから買取、工場を作って本格的な銀メッキ製品の製造を始めた。電解メッキ工場は世界初、それまでのメッキは時間のかかる手作業で、有毒な水銀の蒸気が発生する大変に危険なものだった。

彼の狙いはズバリ的中、手頃な値段の銀製品の出現は社会現象になるほど大成功。1846年には時の王ルイ・フィリップ、時代変わって1851年にはナポレオン3世から注文を受け、「王の銀細工師」「皇帝御用達」と言われるまでになる。いち早く確立された直営店システムも世界中に拡大され、クリストフルの名は銀メッキ全体をさすまでになる。【引用】

参照:フランスのブランド美学

 

【Christofle×Auction Data】クリストフル:常に時代に先駆けてきた銀食器ブランドが攻勢に出る

 

中古市場では明らかにシルバーカトラリー以外、盛り上がりに欠けるブランドであるクリストフル。新品市場におけるマーケティング不足・ブランディングがいまひとつである。良い伝統のあるブランドであるだけ、非常に残念である。その結果が中古市場でも明らかにデータに反映されている。先日取り上げたバカラブランドとは対照的であり、高級ブランドは時に誰が国内で主導して経営するかで大きく業績も変わってしまう。

伝統とその販売網、名声とその信頼は長い年月がなければ築けないが、価値を失うのは一瞬である。投資としての着眼点だけではブランドは育たない。日本国内においては、イメージはさほど悪くはないので、新しいブランド像を築く必要があるだろう。国内では洋食器ブランドは星の数ほどあり、選ばれる事も困難な事が予想される。

仮に贈答品として、マーケティングに注力し、安易にシェアを拡大しても、最初は喜ばれるが、同時に多くのブランドで最初に売却対象の候補に上がるのは食器である。高級ブランドというのは、過去に大量に販売すると、反動で大量に売却され、中古市場ですぐに飽和し、値段がつかないブランドと理解されるとブランド価値すら失いかねない。これからクリストフルは、国内でさらに攻勢を掛けるようだが、そのような事にならないように注意してセールスを上げて頂きたい。

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About 磯守 航史郎

食べる事と温泉・マッサージが好きな勤め人。過去には大小様々な職業につき、現在は不安定の中の安定を楽しんでいる昔から「変わり者」と言われた中年。 好きな分野は、ブランド戦略/建築・不動産/知的財産権/EC・オークション/金融・投資/カメラ/時計/モデルやアイドルなど、ジャンルは幅広いが、趣味や元家業・知人との関係で関わった事件が中心であり、現在は利害関係もなく、気軽にブログを書いている。テーマは知的財産権とブランドとの関係・市場での価格の関係、偽ブランドの撲滅など、高尚なテーマをより面白くしたいと努めている。

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