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【Waterman×オークション相場】ウォーターマン:ルイス・ウォーターマン万年筆を発明し書くジュエリーの域にまで高めたハイ・ブランド

【Waterman×オークション相場】ウォーターマン:ルイス・ウォーターマン万年筆を発明し書くジュエリーの域にまで高めたハイ・ブランド


 

Waterman/ウォーターマン:ルイス・ウォーターマン万年筆を発明し書くジュエリーの域にまで高めたハイ・ブランド

 

【Waterman×Auction Data】ウォーターマン:ルイス・ウォーターマン万年筆を発明し書くジュエリーの域にまで高めたハイ・ブランド
Reference:Waterman official / Pinterest

 

ウォーターマン (Waterman) は、世界で最初に毛細管現象を利用したペン先を開発し、それを万年筆に取り入れたメーカー。毛細管現象を利用したペン先はその後、万年筆の常識となり万年筆業界に革命を起こした。元はアメリカにあった。アメリカ法人は倒産したが、フランスでは存続しブランド名を受け継いだ。名前の由来はこの会社の創始者、ルイス・エドソン・ウォーターマンから来ている。参照: wiki-ウォーターマン

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特別モデルなど高額で比較的中古市場では活況に取引されている

 

【Waterman×Auction Data】ウォーターマン:ルイス・ウォーターマン万年筆を発明し書くジュエリーの域にまで高めたハイ・ブランド
Source :Aucfan Co.,Ltd.

 

万年筆の基礎を築いたパイオニア / 毛細管によるインク供給システムを世界で初めて発明したのが、創業者のルイス・エドソン・ウォーターマン。1884年に特許を取得した彼は、理想のペンを求めてアイデアル・ペン・カンパニーを設立。当初は台所の手仕事ながら年に200本製造、徐々に顧客を増やしていった。1888年に会社の名前をL・E・ウォーターマンに変えた後も創作意欲は衰えず、先細型のキャップやネジ式キャップなどを次々と発表、1900年にはパリ万博に出展して金賞を受賞、ヨーロッパにも名を馳せる。パリ万博で人気を博した万年筆に惚れ込んだ女性実業家、ジェール・I・ファガールが、14年にフランスへの輸入を独占契約。26年には自分の頭文字をつけた子会社、JIFウォーターマンをパリに設立した。翌27年には、彼女の元で働いていた研究員ペローがガラスのインクカートリッジを発明。同年、大西洋単独無着陸飛行に初めて成功したリンドバーグが、飛行中の地図の書き込みに使用した万年筆もウォーターマンだった。29年、オートクチュールにヒントを得た斬新なデザインの「パトリシアン」を発表、実用から高級文具への道を開いていく。参照:フランスのブランド美学

 

ウォーターマン セレニテ 万年筆 龍 世界限定60本 超希少 落札価格

 

【Waterman×Auction Data】ウォーターマン:ルイス・ウォーターマン万年筆を発明し書くジュエリーの域にまで高めたハイ・ブランド
Source :Aucfan Co.,Ltd.

 

ウォーターマン セレニテ 未使用 万年筆 WATERMAN 落札価格

 

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ウォーターマン WATERMAN ペン先 18K 750刻印 付属品付 落札価格

 

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Source :Aucfan Co.,Ltd.

 

万年筆のハイ・ブランドと言えば、ウォーターマン。同ブランドの中古市場はご覧のように大変高額に取引されている。

もはや「書くジュエリー」。ちょっとした貴金属を扱うような値段設定がされている。この高級万年筆は、保有するだけでステータス性をくすぐるのが非常に巧みなブランドである。

個人的に使った感想で言えば、最近のモデルはよりアメリカンな味付け、好きなモデルは、欧州仕様のヴィンテージモデルが好きである。

元来アメリカ・ブランドであったが、本家が潰れ、フランスの分家が存続し、分家が本家となり、フランスブランドとなった。その後アメリカ・ブランドのサンフォードの傘下に落ち着きアメリカ・ブランドに復帰する。

やはり買収前までのヴィンテージモデルをオークションで狙う方が良いかと思う。現在、国内でのマーケティングはあまり良いとは言えず、万年筆自体の新しい使い道を考える必要があるだろう。

つまり万年筆を使って書く理由を明確にする事で当時の勢いあるブランドに復活すると思っているが、その強力な理由づけを明確にできているとは現在は思わない。

 

失敗と挫折の後にあった大きな成功への道がブランドをつくる

 

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元々はニューヨークの保険外交員だった彼が45歳の1883年、ある保険の大口契約を交わす際、サインの代わりに大きなインク染みを作ってしまった。急いで新しい契約書を書き直し、戻ったときは後の祭り、お客は去ってしまっていた。この悔しさをバネに、何度も失敗を重ねて発明したのが、ペン先の下に三つの溝をつける事による毛細管現象でインクを供給する画期的なシステム。翌1884年に特許を取得した。参照:フランスのブランド美学

 

失敗は成功の母であり、瓢箪から駒のような大変面白い発明のきっかけである。大口契約を成功させていた場合、今日のウォーターマン・ブランドはなかったようである。

人生何がきっかけで大きく変わるかは分からない。ただこのルイス・ウォーターマンの着眼点は、非常に明確で「書く事を安定させて失敗させない」というコンセプトが画期的である。

その発明に惚れ込んだジェール・I・ファガールも非常に興味深い。前回取り上げた【グルタミン酸ナトリウム/味の素】甘酸塩苦に次ぐ第五の味覚うま味調味料を開発」にも共通する発明家と実業家がひとつの発明品を世に広げたわけである。

私たちの国でも比較的うまく行くこの組み合わせは、多くの発明家にとってヒントになることであろう。あなたの周りに不便を被った事はないだろうか。もしかすると大きなビジネスチャンスが潜んでいるかもしれない。



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About 磯守 航史郎

食べる事と温泉・マッサージが好きな勤め人。過去には大小様々な職業につき、現在は不安定の中の安定を楽しんでいる昔から「変わり者」と言われた中年。 好きな分野は、ブランド戦略/建築・不動産/知的財産権/EC・オークション/金融・投資/カメラ/時計/モデルやアイドルなど、ジャンルは幅広いが、趣味や元家業・知人との関係で関わった事件が中心であり、現在は利害関係もなく、気軽にブログを書いている。テーマは知的財産権とブランドとの関係・市場での価格の関係、偽ブランドの撲滅など、高尚なテーマをより面白くしたいと努めている。

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