OMEGA SEAMASTER PLANET OCEAN 600m CO-AXIAL 37.5mm Ref.232.30.38.20.01.001
OMEGA Seamaster PLANET OCEAN Second-hand market in Japan. Omega brand announced “Planet Ocean” collection in 2005 to emphasize the relationship with the ocean. “Seamaster Planet Ocean” is one of the timepieces that represent Omega.
A big feature is 60 atm” 600 m / 2000 feet “waterproof, equipped with a helium escape valve. From the see-through case back you can see “Co-Axial Cal.8520”.
Despite waterproof 600 m, because it adopts see-through back, you can see the high level of Omega’s technical capabilities. The domestic new article price is about 658, 800 yen. Used price is around 270,000 yen ~ 310,000 yen.
売れ筋モデルゆえに、様々なバリエーションを展開する

様々なバリエーション:同モデルのバリエーションは、約16種類にもわたる。オメガブランドが、シーマスターモデルにとくに力を入れているのがわかる。
正直どれを選んでいいのか多過ぎて分かりにくいが、個人的には、ブラックベースのベーシックモデルが好き。
高級モデルながらリーズナブルで数も少なく安定した相場

ケース直径 約 37.5 mmと標準的な日本人体型に合った小型モデルでありながら、本格派ダイバーズ・モデルであるシーマスター プラネットオーシャンの国内中古相場はどうなっているのか。
さっそくオークファンをみていこう。国内中古価格に関しては、約 260,000~ 300,000円前後でボックス的な動きである。
全体の予算では、約 300,000円ほどで考えておけば、良質なモデルを手に入れることが可能である。

また、Aucfan Pro Plus を見ていくと、大きく価格の下落は見られず、中古相場でも、平均落札額は約 200,000~300,000円前後を維持している。
中古件数に関して言うと、非常に少なく稀少性があり、あまり人とは被らず、大きな価格下落要因とはなりにくいのである。

今回は、分かりやすく、他のシーマスターとスピードマスターモデルを比較しているが、人気モデルのスピードマスターと良い勝負をしているのがわかる。
同モデルについては、なぜ中古価格が下がりにくいのかと言えば、数の問題もあるが、最新のテクノロジーが込められているからである。
他のブランドが、円高を理由に値下げしていた中、価格を下げず、その後、他のブランドに比べ上昇に転じていった。
時代と逆行しながらも、高機能化を実現している同モデルの値上げ戦略は、現在においても成功しており、大幅な価格下落は見られない。
シーマスターは、スピードマスターよりも、若干リーズナブルに推移しているが、スピードマスターよりも、剛性感があり、道具のようにガンガン使えるのも魅力のひとつである。
オメガ ムーブメント キャリバー 8520
ムーブメント キャリバー オメガ 8520: 自動巻きムーブメント、コーアクシャル エスケープメント搭載。シリシウム製 ヒゲゼンマイ を取り付けた フリースプラングテンプシステム。両方向回転による自動巻き。ほかでは見られないアラベスクのコート・ド・ジュネーブのロジウムプレート仕上げ。参照:Seamaster Planet Ocean 600M Omega Co-Axial 37.5 mm
オメガ シーマスター プラネットオーシャン Ref.232.30.38.20.01.001
機能・価格・設計面、ブランドの正統性を見てもバランスの良いモデル
オメガ シーマスター プラネットオーシャンは、同ブランドが海との深いつながりを重視したブランドづくりを念頭に、2005年に「プラネットオーシャン」コレクションを発表した。
実際欧米人から見ると 37.5 mm と小型のケースに、自動巻きムーブメント、コーアクシャル エスケープメント搭載した 本格派 旗艦ダイバーズ・モデルを市場に投入してきたのである。
全体的な外装デザインは、シンプルなデザインで正統的な印象を受けるが、同モデルは、様々なバリエーションを用意することで、デザイン機能を高めると同時に、柔軟で洒落たファッショナブルなイメージの醸成に成功している。
外装ダイアル面を覆うクリスタルガラスは、両面に無反射加工を施したドーム型強化無反射サファイアガラスを採用。
ブラックダイアル面は、シンプルに日付窓のみを装備。同色の逆回転防止ベゼルは、セラミックを採用しており、高級感と耐久性を両立している。
同モデルは、60気圧(600 m/2,000 feet)防水で、ヘリウムエスケープバルブ (ヘリウム排出バルブ) を標準装備している。ねじ込み式リュウズで 600 m の防水を実現。
オメガ秀逸の SUS 製ブレスレットであるが、装着性は抜群。腕周りをしっかりとホールドしながらも、金属特有の肌へのダメージもなく、滑らかな表面仕上げで長時間の装着でも痛みはなかった。
ケースバック面は、極厚サファイアクリスタルガラスを使ったスケルトンモデル。これで600m 防水を実現するのは正直スゴイ。
裏スケルトンは、腕時計の見せ場であり、装着する際に、所有欲をくすぐる演出も忘れていない。
外装正面が、シンプルなデザインゆえ、裏側のメカニカルなイメージは、保有している人にとって、購入して良かったと思えるのではないだろうか。
実際、ムーブメント キャリバー オメガ 8520は、自動巻きムーブメント、コーアクシャル エスケープメントを搭載しており、機能上に死角がなく、これが非常によくできている。
現在であれば、並行輸入の中古品であれば、非常にリーズナブルに購入できてしまうのだが、機械式時計の高機能モデルが半額以下で買えるのも、日本での中古品の質が良いからに他ならない。
オメガブランドが「プラネットオーシャン」コレクション発表した時に、このモデルは成功すると予想できた。
全体的に見ていくと、オメガが築き上げてきたダイバーズ・ウォッチの遺伝子を正当に引き継いだコレクションである。
一目でオメガと認識できる優れた道具であり、機能面、価格面、設計の仕様面、ブランドの正統性を見ても満足できる。
クォーツモデルを中心に選んでいる人でも、ステップアップモデルにはちょうど良く、機械式腕時計を初めて選ぶ人にとっても、最適な入門モデルとなるだろう。