Rene Lalique ルネ・ラリック:近代装飾を確立した天才デザイナー
最初は宝飾デザイナーとして成功を収めながらも、後年はガラスの魅力に取りつかれ、建築装飾まで手がけた天才。素材として使われるサチネ・ガラスは、表面がサテン地のように滑らかな仕上げられた曇りガラスで、光との調和がなんとも美しい。また、乳白色のガラスを好んで用いたのも彼の特徴で、主に自然や女性をモチーフにした作品の数々は、すべて光とガラスが織り成す綾の芸術品。ルネが残したおびただしい数の鋳型を元に、今もすべて手作りで当時のままの作品を世に送り続けているのが、パリ・ロワイヤル通り11番地に本社があるラリック。現在はすべてクリスタルで作られている。参照 : フランスのブランド美学
Rene Lalique ルネ・ラリック ボルドーワイングラス 100ポイント ペア
ルネ・ラリック の繊細な造形は、優雅さを演出するモデルが多いが、このモデルは極めてオーソドックスながら、シンプルなデザインを追求した優れたワイン・グラスである。
繊細で重量も軽いモデルなので、女性でも扱いやすい。日本の女性でも手元を美しく演出してくれる。
このモデルに関して言うと、断捨離いわゆる大掃除中に棚の奥から発見したモデルである。親族が贈呈品としてもらったものだが、使う機会に恵まれずに、今日まで置かれたままだった。
あまり価値がないと思っていたらしく、後になって値段なども調べて教えておいたが、非常に驚いていた。
箱から取り出し、いくら未使用であっても、置き古しの状態であり、スレやホコリ汚れなどがあったので、グラスファイバー及び消毒清掃を行った。
消毒清掃したモデルを綺麗に収納し、写真を撮って査定した結果、査定額は、約 6,000円程度で良ければ買取しますよという査定結果をもらった。
贈呈品であったので、比較的満足度も高く、下記のオークションデータなどを見ても納得の価格と言えるであろう。

査定後、オークファンで再度相場をチェックしていくわけだが、馴染みの店舗となっていくと、下調べもせずに、正直に値段を教えてくれる。
ネット全盛の時代であっても、何度か足を運び、顔を突き合わせると言うことは、いつの時代でも大切なことであると教えてくれる。
最高値あたりは、約 9,000円程度。買取査定前に、軽くリペアすることによって、さらに買取価格を若干上げてくれたので、食器類などを売る場合は、リペアしておくことをすすめておく。
モエ・エ・シャンドン や ヴーヴ・クリコ など 余ったシャンパンを買取に出す
今回は、ワイングラスと共に、ついでであるが、シャンパンも一緒に処分していこうと思った次第である。
親族やら知人やら多くの酒を持ち寄り、イベントごとに何本か頂くわけだが、飲める人飲めない人も多数集まるわけであって、その場合、本数どおり減らず、シャンパンなどは多く余ってしまう。
酒の買取サービスが、現在ほど多くない時代であれば、皆で分け合い、それぞれ持って帰ってもらっていた。
買取というサービスが隆盛を極めてからは、毎度の如く処分するのは、一番若い私の役目であるが、その経験からこのブログはできている。
モエ・エ・シャンドン や ヴーヴ・クリコ においては、LVMH の傘下であるが、やはりリセールバリューについても、安定していると言える。
シャンパンの二次市場は非常に悪いものである。保管状態が悪い買取が多いらしく、ブランドが通っていないシャンパンやワインは二束三文である。
その中で二次市場でも比較的名が通ったブランドが強く、以上の二つのブランドのシャンパンを買取に回したので、次回はそれらの内容を取り上げていきたいと思っている。
軽く触れると、シャンパンは、保守本流たるブランド以外手を出さない方が無難であり、仮に飲めなくても二次市場で潰しが利くわけであって、銘柄の選択は間違えないようにした方が、幸せなシャンパンライフを送ることができると考えている。
クリスタルウェアはブランドごとに激しくリセールバリューが変わる困難な市場
ハンドメイドブランドの中で、ガラスという極めてデリケートな素材は、常に神経を使う商品を選択したということで、かなりリスキーである。
非常に美しい芸術品のような作品は生まれるが、その強度は非常に脆いものである。その脆い素材をいかに上手く扱うか、そのブランドごとの真価が問われる。
特にルネ・ラリックは、アール・ヌーヴォー全盛の時に華開いたブランドであり、個人的にルネ・ラリックの鋳型を見ると、ベル・エポック の雰囲気を現在でも楽しめる感覚に陥る。
その精神が如実に生きていると感じるのは、クリスタルを溶かす「坩堝(るつぼ)作り」においても、専門の職人を現在でも配置し、徹底したハンドメイドの姿勢を創業当時から続けていることである。
なんと現在でも、グラス1客から、常に約十数人の職人が手掛け、多くの手間暇を掛けている。ルネ・ラリックの芸術性の根幹は、熟練職人によって支えられているのである。
こうして見ると、ルネ・ラリックもそうだが「フランス・ブランド」は、生活雑貨を上手く高級ブランド化できているが、それにおける並大抵の努力と信頼は、何世紀にも渡って、脈々と受け継がれているからである。