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【Snap-on:スナップオン】工具セットは中古市場で高騰し整備のプロが絶大な信頼をよせるハンドツールのラグジュアリーブランド

【Snap-on:スナップオン】工具セットは中古市場で高騰し整備のプロが絶大な信頼をよせるハンドツールのラグジュアリーブランド

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Snap-on:スナップオン それは創業者のアイデアからはじまる

 

【Snap-on:スナップオン】工具セットは中古市場で高騰し整備のプロが絶大な信頼をよせるハンドツールのラグジュアリーブランド
参照:Pinterest 

 

自動車整備工具などのトップブランド、スナップオンの創業経緯は「 スナップオンの概要 」にも説明がなされている。25歳のジョセフ・ジョンソン は「メカニックはひとつのサイズのソケットのために1本のハンドルを買わなくてはいけないのか」という疑問を解決するツールを発明する。

当時勤務していた上司に、アイデアを話し提案するが、認められず、アイデアを実現するために独立をして、知恵と工夫で、スナップオンの基礎を築いた。こうして誕生したのが「 インターチェンジブル・ソケット 」である。

5 本のハンドルと 10 個のソケット・セットで「 50の仕事ができる 」コンセプトで工具セットを売り出し、パートナーのウイリアル・セイドマンともに、セットを携え、ミルウォーキーやシカゴで活動。工具の良さを実感させることに成功し、受注と資金を得て、スナップオン社が本格稼働する。

そんなスナップオンであるが、今回は、整備工房を引退する親類の道具の処分について少し記録しておこうかと思う。

比較的長く経営していた工房を閉めるのは、年齢的な問題と、社会的に時流が合わなくなってきたことによる自主的な倒産であり、事業については、引き際をいかに綺麗に終わらせるか、その為に、長年使い続けてきた道具の処分を任されたわけである。

 

高額相場を形成しているのは工具を収納するボックス

 

【Snap-on:スナップオン】工具セットは中古市場で高騰し整備のプロが絶大な信頼をよせるハンドツールのラグジュアリーブランド

 

高額な相場を形成しているのは、工具を入れる専用の収納ボックスである。収納ボックスについては、その重要性は大きく、工具の収納は即工具を使う場合の効率性に影響を与える。

私の親族も、この手の整備工房を持ち、商売をしていた関係上、スナップオンの収納ボックスは重宝し、整備効率に大きく貢献したのは言うまでもない。

オークファン を見て行くと、約数十万円のラインが多く出品されており、比較的早く落札されている。今回の処分についても、工具ボックスから処分をはじめ、知人の整備工場を経営している人に安く譲った次第である。

 

工具の高級ブランドの所以は、何十年経とうがその性能が落ちないこと

 

スナップオンのラグジュアリーブランドとして不動の地位を得たのは「フランクドライブ 」というのを一世風靡させたところによるだろう。従来の点接触を避け、応力に集中を排除することで、面接触で回すことによって、より大きなトルクを掛けることに成功したモデルである。

それにより、アタマがなめかけたボルトを回すことができる画期的な発明であるが、特許切れになって、あっという間に各メーカーが機構を真似して採用した。現在では当たり前の機構であるが、当時は非常に画期的であり、ラグジュアリーブランドとしてその名を轟かせ、現在でもトップブランドの地位を維持している。

 

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今回、集めてみて使ってみてわかったことであるが、親族は使い続けて約20年ほど使っているのだが、全く性能が落ちないというのである。米国航空宇宙局の基準に合格するなど高い耐久性を問われるブランドとしての基準を身をもって経験できた。

シンプルな構造の中にも、スナップオンの技術革新は続いている。スパナ部の形状を工夫することで、そのまで不可能であったスパナ部での本締めを可能とした 「 フランクドライブプラス 」 の機構などである。

また、スパナやレンチを見てもらうと分かるが、写真では比較的綺麗に見える。清掃する前は真っ黒であったが、布で軽く清掃しただけで、新品に近い輝きが戻り、ゴミやホコリを取り除けば、新品のように使えてしまう。まさに驚くべき工具寿命である。

そして、ハンドツール面で、世界一の花形アイテムであるラチェットハンドルへの技術革新は特に顕著であり、ヘッド部をシールドすることで、作業不良の原因となる内部へのゴミや異物の侵入をシャットアウトし、工具寿命を伸ばすことに成功しているのである。

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売り方はオークションで研究してリアル店舗で売れる得がたい経験をした

 

工具を売るのには、比較的買取業者に知識がないということで、出品代行をお願いして、一括大量に出さず、何本かセットで小分けに出すことで、専用の工具が足りない人に向けた売り方を買取業者に提案して、販売をして頂いた。

個人的にもオークションは頻繁に利用しているだけあって、写真の撮り方や、詳細な書き方まで教えて、販売の支援まで試みた。最近では、知り合いの業者の人もブログをしていることを知っていて、製品について販売ノウハウがないものに関して、アドバイスを求められることがある。

別にそんなに知っているわけではないが、人よりもブランドを調査するのが好きなぐらいで、私自身もあまり知っているわけではない。

整備工さんの属性イメージをして 「 このような人に売りたいな 」 と具体的にターゲットユーザーを自分のアタマの中に作り上げ、的を絞り販売を支援した次第である。

 

【Snap-on:スナップオン】工具セットは中古市場で高騰し整備のプロが絶大な信頼をよせるハンドツールのラグジュアリーブランド

 

結論から言うと、売り方に関しては比較的うまくいったと思っている。小分けにして、必要な量を最適なセットを心がけた結果、良い価格をつけて次の方にお譲りすることができた。

オークファンを見て、売り方を研究すれば、比較的販売方法を確立することが可能である。セットとしては、約10点セットまでで、それを数セットで小分けにして、リアル店舗並びにオークションで同時に販売を行った。

オークションで売り切るつもりでいたが、半数がリアル店舗という面白い売れ方となった。要は、セットの全容を見た、自動車整備工場の社長が、大半をまとめて購入していったようである。

残りの2.3セットは、オークションでもリアル店舗と同等の価格で売れ、時間が掛かると思われたが、販売も早く、即売り切れてしまった。

平均セット価格は 約 50,000円程度、数セットで、約 250,000円前後で、そのうち約75%の取り分で、比較的満足度の高い結果を得ることができた。

 

徹底的にユーザー目線に立つスナップオンのブランド戦略

 

【Snap-on:スナップオン】工具セットは中古市場で高騰し整備のプロが絶大な信頼をよせるハンドツールのラグジュアリーブランド

 

スナップオンの急成長の影には、二つの戦略があげられる。1930年代、金融恐慌の際、多くが人が不況に陥ったとき「ドリームオーダー」というシステムを編み出す。

数週間にわたる分割支払い制度で、ユーザーである整備工が、支払い可能なときに支払い、大きな負担を感じることなく、欲しい工具を手に入れるシステムである。

もうひとつは「ウォークスルー・スタイルのバンセリング・サービス 」である。世界初の移動販売方式であり、バンに工具を積み、週一回顧客をまわり、工具の販売と売上金の回収を行うスタイルである。

 

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現在の日本でも、オフィス街に乗り出して、車両にてお弁当などの移動販売や富山の薬売りスタイルで、オフィスにも薬や飲料・最近ではお菓子など、多くの商品で利用されている定番の販売スタイルである。

それまでになかった独自のビジネススタイルであり、工具等の販売には、使っている人の立場を常に商品にフィードバックするのに最も適したスタイルと言えるだろう。

日本では工具の通販などが幅を利かせているが、整備工の立場で考えれば、直接ブランド側から訪問し、限りなく家族に近い人間関係を作り上げるスタイルは、非常にありがたい

うちの工房でも、直接営業マンが来るスタイルを分野は異なるが、多くの業者が実施していた。現場でのソリューションを必要とするツールの販売で、最も優れたやり方は、現場を常に知る努力を続け、そのノウハウを元に、ブランドの技術進化を積極的にすすめるブランドでなければならない。

そうでなければ、トップとしてラグジュアリー性を維持できず、工具を使うのなら、スナップオンは、外れないブランドであり、手に入れれば整備効率の飛躍的な向上と安心のできる保証サービスに守られながら、業務を遂行できるのである。必要のある人はぜひ買って欲しい。

 

参照書籍作業工具のすべて―ハンドツールの歴史・特徴・比較 

 
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About 磯守 航史郎

食べる事と温泉・マッサージが好きな勤め人。過去には大小様々な職業につき、現在は不安定の中の安定を楽しんでいる昔から「変わり者」と言われた中年。 好きな分野は、ブランド戦略/建築・不動産/知的財産権/EC・オークション/金融・投資/カメラ/時計/モデルやアイドルなど、ジャンルは幅広いが、趣味や元家業・知人との関係で関わった事件が中心であり、現在は利害関係もなく、気軽にブログを書いている。テーマは知的財産権とブランドとの関係・市場での価格の関係、偽ブランドの撲滅など、高尚なテーマをより面白くしたいと努めている。