【Dom Perignon/Baccarat】バカラ・パルメと合うドン・ペリニヨンの買取相場を確認してクリスマスプレゼントで買ってみた

 

【Moet ＆ Chandon】：皇帝ナポレオンやポンパドゥール夫人にも愛されたシャンパンの歴史と華やかなイメージを体現する最高峰メゾン

 

1743年、クロード・モエによりエペルネに創立されたモエ・エ・シャンドン社は、業界最大の売上を誇る、世界でも最も有名なシャンパン・メゾン。伝統ある同社の顧客リストには、ルイ15性の愛妾ポンパドゥール夫人の名前もあった。

人物にちなんだ名前ということでは、同社の最高級ブランドにしてシャンパンの代名詞的存在「ドン・ペリニヨン」を忘れることはできない。

 

ドン・ペリニヨンとは、シャンパンの歴史上最も重要な人物。彼がシャンパン造りに生涯を捧げたオーヴィレール村の修道院とブドウ畑は、1797年からモエ・エ・シャンドン社の所有となっている。

シャンパーニュ地方でも指折りのブドウ栽培地であるコート・デ・ブランやヴィレ・ド・ラ・マルヌの中でも特に優良な畑を所有。

更に出来のいいブドウだけを厳選使用して造られたシャンパンは、管理の行き届いたカーヴで最良な時が訪れるのを待ち出荷。

今でも巨大な同社のカーヴでは、長さにして28キロにも達する。9600本ものシャンパンが静かに眠っている。

今回参照にした書籍であるが、詳しい内容は【 新装版 シャンパン博士のシャンパン教科書 】を参照して頂きたい。

はじめてのシャンパンでも綺麗に分類され、網羅的に学ぶことができるので、ちょっと雑学的に知っておきたいときに便利である。

 

ドン・ペリニヨン ヴィンテージ 1996 ジャーディン ワインズ アンド スピリッツ

 

 

日本ではバブル期において、一部の成金の間で「ロマコンのピンドン割り」（高級な赤ワインのロマネ・コンティを「ピンドン」（ドン・ペリニヨンのロゼ。ピンクのドン・ペリニヨンという意味）で割ったもの）という飲み方が流行ったりもしたため非常に知名度が高い。参照： ドン・ペリニヨン (ワイン)

 

 

さっそくヴィンテージワインを仕入れ、クリスマスの際に飲もうと思っているが、如何せんヴィンテージワインなので、味の保証が出来ず、大切な人と飲むことなるので、予備で新しいシャンパンも購入している。

ヴィンテージワインは何本か飲んだことがあるが、基本的にハズレはなかったが、予備を用意しておくほうが無難であろう。

世界一有名なラグジュアリーシャンパンであるが、ブドウが豊作で優れた年の最良な畑で収穫したピノ・ノワールとシャルドネをブレンドし、7年以上の熟成を経て市場に出回る。

1999年のヴィンテージでは、成熟度は、1993年よりも深みがないが、はじめて飲んだ時、驚くべき味であることは経験済である。

1996年は飲んだ事はなく、今回試してみたいと思った次第である。成熟した深みとフレッシュさが共存している1999年。まろやかで奥深く官能的な新鮮さを併せ持つ1993年。

そのちょうど中間の味が堪能できるか非常に楽しみなのである。最良の飲み頃は、2016年からの約10年間と聞いたので、現在が最も熟成された良い頃合。待ち遠しい限りである。

 

 

オークファンで相場をチェックしていく。約 3 万円弱程度で取引されている。参考価格で言うと、1999年モデルで約～17,000円程度、1993年モデルで、約 ～31,000円程度である。

その中間価格で考えると、比較的的を得ている状態である。但し高額に値段がつくもの保存状態や箱等の付属品など程度の良いモノに限られることを忘れてはならない。

個人的に言うと、酒屋の知り合いをつくる方がよく、1993年、1999年は酒屋から仕入れた。1996年モデルは、オークションというよりも酒買取専門店から仕入れを行った。

それについては、誰から仕入れたかが重要である。一番ベターなのがプロが売りに来た場合か、購入して間もないかで判断をした方が良いだろう。

ヴィンテージの場合、保管状態が命であり、今回は前者の酒屋いわゆるプロが売却したモデルをお願いして売ってもらったわけであり、オークションの手数料等、割引価格で買うことが可能となった。

またオークションやメルカリなどの個人間売買は、どのような状態か分からない事が多く、特に注意した方がよく、まったくオススメできない。中古を買うのであれば、プロ(古酒専門)からと言うのが、古酒を買ういちばんの秘訣である。

 

 

バカラ Baccarat パルメ ペアワイングラス エッチング デザイン モデル

 

 

1939年のパリ。フランスのパリ近郊のランブイエにある大統領のハンティングロッジで用いるために制作されたモデルである。

パルメのエッチング・デザインは、楽園に住む鳥をモチーフとしている。バカラブランドのなかでも、高級テイストに仕上げられた繊細で人気は高い。

優雅で鳥が生き生きと羽ばたき、躍動感のあるモデルである。バカラの多くは、その造形でダイナミクスさを演出するモデルが多いが、このモデルは極めてオーソドックスなデザインながら、エッチングの美しさを追求した優れたワイン・グラスである。

繊細で重量も軽いモデルなので、女性でも扱いやすい重さやサイズ感は、日本の女性でも手元を美しく演出してくれるので、今回はこのモデルを選んだ。

 

 

このモデルに関して言うと、断捨離いわゆる大掃除中に棚の奥から発見したモデルである。親族が若い時に贈呈品としてもらったものだが、使う機会に恵まれずに、今日まで置かれたままだった。

あまり価値がないと思っていたらしく、一応値段なども調べて教えておいたが、非常に驚いていたわけだ。今回使わせてもらう前に、いつもの馴染みの買取店で査定だけしてもらった。

紙から取り出し、紙の汚れがついていた(写真上)ので、グラスファイバー及び消毒清掃を行った(写真中央)。

消毒清掃したモデルで査定した結果、査定額は、約 18,000円程度で良ければ、買取という査定結果をもらったが、クリスマスで使い、その後売るとしたらと再度問うと、約 10,000円程度となるようである。

やはり未使用品が高く売れるようだが、人気で比較的希少モデルのようなので、高値をつけてくれているようだ。

 

 

ちなみにオークファンで相場をチェックしていく。最高値あたりは、約 23,000円程度。約 17,000円ぐらいが、下値になっているので、比較的高額で買取をすると言ってくれているので、非常にありがたいことである。

ただ今回は他の目的で使うので、使用後美品レベルにして、再度買取してもらう旨を伝えた。

やはりバカラは中古市場でも安定して売れるので、比較的ブランドのなかでも好きなブランドである。中古市場で高い価格の相場が作られているブランドであればあるほど、実力があると判断できるからだ。

ある程度データが掴めたので、今年もあまり出費することなくディナーが開けそうである。　

相場参照：オークファン

 

ヴィンテージ品をうまく探すことで驚くべき価格で手に入れることができる

 

大掃除や断捨離は思わぬお宝が隠されているものである。家を片付けるとスッキリするが、次から次へと多くの親族からの依頼が持ち込まれてくる。

次は遠縁の蔵の片付けであり、とても大変な作業であるが、業者になったつもりで片付けを行いたいところである。

今回はクリスマスで用意するアイテムを紹介したが、年に一度ぐらいは奮発しても良いと思う。普段から節制に励み、お金を使わない人も、頑張っている自分へのご褒美をしても良いと考えている。

日本のイベントは、とにかく地味で派手なものがなく、クリスマスなどのイベントがなければ、年末までしっかりと勤勉に働き、楽しむ機会すら失う人も多い。

正月は正月で、仕事の人も多くなってきた昨今、夜に楽しめるイベントで、比較的良い気分でパーティができるのは、クリスマスぐらいである。

大切な人や家族や友人など、ドンペリで祝杯をあげることは、年に一度の小さな贅沢を経験できる貴重な機会となる。