【LOUIS VUITTON】ルイ・ヴィトン：高価格でリーズナブルに程度の良い状態で手に入る稀少レアなヴィトンバッグ 10 の相場

 

高価格な中古市場はその人気と稀少性・アウトレット不在によって高額に取引される

 

なぜヴィトンを選ぶのか？それはヴィトンだからとある知人の女性が私に答えたが、それほどルイ・ヴィトンには不思議な誘引するパワーのあるブランドもなかなかない。

ルイ・ヴィトンには、アウトレット市場は存在しない。厳密な生産計画に基づき、市場に投入されるモデルの在庫がほとんど余る事がなく、アウトレットをする必要がないからだ。

かつては高級ブランドと言われたグッチなどは、アウトレットがあり、新品がまだ二次市場に出る前から、すぐにアウトレットモデルが投入され、買った瞬間から価値がなくなるモデルも存在してしまう。

高級ブランドに君臨し続ける為には、アウトレットとライセンスには手を出してはならないのである。それは自らのブランド価値を下げる行為と変わらず、麻薬に手を出す行為と変わらない。

 

中古業者がヴィトンを欲しがるのは、アウトレット市場を作らないLVMHの戦略の基本路線の上に成り立つ。もしヴィトンが危機に陥り、アウトレットをはじめたとしたら、現在の中古市場も崩壊するであろう。そのような意味で言えば、ヴィトンの中古価格は、稀少性の高さとアウトレット不在におけるプレミアム価格が乗っているのである。

もし、同じ高額なブランドを何種類かの中から選ぶ場合、高額なリセール市場が存在するブランドを選ぶ事を推める。最悪の場合置いておいても、いくらかを取り返せてしまうからだ。

今回は、その定番ブランドであるルイ・ヴィトンを新品で買ってしまったは良いが、使うことなく眠っていたヴィトンが最悪どの程度になるか考えていく事にしよう。また今回は若干レア品がどの程度の取引額になったか調べてみた。

 

1.　LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン サックゴルフ ゴルフバッグ

 

新品価格 約 165 万円程度のモデルであるとの事であるが、約 20 %程度とリセールに関してはあまり高くない。用途に関しては、それほど高いバッグを使う事はあまり考えられない。もっと安価でゴルフ・プレイヤー向けの良い軽いブランドなどもあるし、特別に欲しいと思わない限り、参加はあまり考えない方が良いだろう。

 

 

 

2.　LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン フリースパック マーク･ニューソン

 

ルイ・ヴィトンとマーク・ニューソンとのコラボによって作られたリュックである。定価は、約 80万円と言うが、当初の販売価格は約 66万円程度であった。買った価格が値上げで上昇したとして、上昇前の価格で買った場合、リセールは約 54%と比較的高い。

 

 

 

3.　LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン クリスチャン・ルブタン コラボ ショッピングバッグ

 

当時新品価格で 約58万円(税込)程度である。リセールバリューは約 62% 非常に高く、クリスチャン・ルブタンの人気ぶりがうかがえる。コラボレーションモデルは、そのコラボしたデザイナーの知名度と人気も加味される。個人間取引の数字でもある程度証明された次第である。

 

 

 

4.　LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン パイソン カプシーヌBB ハンドバッグ

 

定価は約 119万円程度。貴重なパイソンを使用した「カプシーヌBB」カジュアルなショルダーまたはクロスボディーで使用できる。 約 33%程度でありリ、セールバリューは比較的低い。用途と柄に大きく影響しているモデルである。

 

 

 

5.　LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン ヴィヴィアン・ウエストウッド サックフォキュ モノグラム

 

今回調べてみて新品価格が不明なモデルであるが、業者によると約 33万円で中古買取、約 378,800円で売却している。言うほど売却益は高くない。

 

 

 

6.　LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン モノグラモフラージュ ショルダー

 

村上隆氏とのコラボレーション企画で、モノグラモフラージュキャンバスによるショルダーである。価格に関して言うと怪しい落札価格がついているが、異常な高値とは、どの程度のものか参考にみてもらえば結構である。モノグラモフラージュとはモノグラム＋カモフラージュを掛け合わせた造語であり、偽ブランド品に対するアンチテーゼが込められている。ちなみに大きなボストンバッグで約20万円である。このモデルにはあまり手を出さない方が無難であろう。

 

 

 

7.　LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン エキゾチックルイ マットクロコダイルレザー

 

激レア品であるようだ。まあ、個人的にも見たことがない。普通見る事はないだろうが、実のところよく分からない。なので、写真デザインも若干違い比較的似ているモデルを掲載しているので、参考にして頂きたい。昨今の傾向では、レザーでも軽量化が重要であり、この手のモデルを持つと非常に重たいという場面に遭遇する。毎日持ち続けるには不向きであり、荷物を入れると重くなり、なおかつメンテナンス費用も高くつくことになり、あまり人気がないが、その稀少性とステータスゆえに多くの入札がついていると推測するしなかい。

 

 

 

8.　LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン シャロン・ストーン アムファ ヴァニティ・スターPM

 

スペシャルオーダーのみ購入が可能で、予約順に順次提供され、購入当時 約 150万円程度という。ヴィトンとハリウッド女優シャロン・ストーンが、エイズ研究基金「 amfAR 」へのチャリティーコラボモデルである。内部に、シャロン・ストーンのサインが刻印されている。リセールは約 26% と非常に低く、大掛かりなつくりであり、用途が限られるのがネックになったようだ。

 

 

 

9.　LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン プティット・マル エピ – ショー・コレクション

 

新品定価は、約 648,000円である。現行(2016)でも廃番にならずに売られている。出品されたのは、2015年モデル未使用品である。2015年クルーズ･コレクションが発表されたモンテカルロは、モナコグランプリの開催地。ニコラ・ジェスキエールは、カーレースらしい色使い、チェックやストライプなどのモチーフを取り入れ「プティット・マル」をデザイン。リセールは、約 61%であり比較的高いように見えるが、年がまだ若く、ほとんど新品同然でこの価格として考えると、若干低めの価格がついていると思われる。

 

 

 

10.　LOUIS VUITTON ルイ・ヴィトン モノグラム・エトワール エキゾチックGM

 

モノグラム/パイソンレザー/オーストリッチを贅沢に使ったレアモデル。モノグラムにエキゾチックレザーの組み合わせ。新品価格は約 70万円程度である。リセールは約 45%と悪い方ではなく、実用性とデザインが比較的両立しているモデルであり、素材の選定で新品価格が跳ね上がっているが、二次市場ではあまり影響がなく、要は欲しいかどうかである。

 

 

 

ブランドの相場を知ることで最も賢い選択ができるようになる

 

 

どうしてもそのモデルが欲しい場合、高級ブランドでは新品では買えない人が多い。

その中で用途的に使いにくいレア・モデルは、比較的安価に手に入れる事ができるモデルであり、レアモノが出品された場合、実は狙い目のモデルなのである。

なぜなら用途が限られ、購入したは良いが、自分の生活シーンで使う場面で合わなくなることに気づき、クローゼットの肥やしとなっているブランド品は多い。

最近では、買取業者が乱立し、タンスに眠っているブランド品は枯渇の段階に近づいてきている。またメルカリやオークションを使って自ら出品したり、それこそ代行会社も乱立している。

業者が乱立する事によって、はるかに多くブランド品を買える機会が増えているが、人気のブランドには入札が集中している。

比較的使い果たし潰れ掛けていても、売却益が得られる代表格がヴィトンというブランドである。こうして見ていくと、価格を通じて、本来のブランドの実力が分かってしまうのだ。

実際に売り出される価格は、多くの人々にとって、手が届かない高額な価格であることは重要であり、その価格を提示しても、逆に驚かれない事は、ブランドにとって非常に重要な事なのである。

一番大事なのはブランドを自分の用途にあったモデルを正確に選ぶ事であり、こうした事例を見ても大半が買い物の失敗なのかと思われる。

なぜなら気に入れば、使いたいと思うのが人情だが、新品で買いそのまま寝かせてしまう自体、買物依存性か失敗のどちらかまたはその両方である。

この事から分かるように、売却する場合は違う苦労が伴うなので、直営のブランドブティックで新品を正確に選び抜き購入し、使えなくなるまで、使い潰す事がもっとも賢い選択なのである。