OLYMPUS PEN-FT 1966s F.ZUIKO F=100mm 1:3.5 Very Rare Model
OLYMPUS PEN-FT 1966s Second-hand market in Japan. Personally owned item. It was put into the market in 1966.
TTL exposure meter with cadmium sulfide and self-timer built-in model.
Olympus succeeded in the Olympus pen of the half-size camera around 1960, and put on the market Half-size single-lens reflex camera pen F which is unprecedented in the world.
Pen F was a great success, and Pen-FT was further evolved.
In the domestic secondhand market, silver body model is about 70,000 yen, but the black model of the same model is trading at about 100,000 yen or more.
多くの人にとってゴミでも、実のところフィルムカメラは宝の山なのである
オリンパスシリーズにおいては、過去大きく成功したモデルを多く輩出しているのであるが、すでに時代は過ぎ、日本国内では多くのジャンクカメラが中古市場に出回っている。
これら多くの先人が消費し飽きられ、時代と共にその役目を終え、廃棄品として捨てられてきた。
誰もがその価値がないと思われてきた中で、実はその市場価値を失わず、時代を経ても傑作と言われるモデルも多数存在するのである。
今回は個人的に収集している「オリンパスペン・シリーズ」で最も資産的価値のある「ペン-FT」とその他シリーズを簡単であるが記録しておきたい。
収集しているコストについては、ほぼ無料に近く、ひとつあたり百円も掛かっていない。多くの人にとってそれは価値がないと思われたジャンク品だからである。
様々なタイプで市場に投入されたオリンパス・ペン・シリーズ
オリンパス ペン-FT F.ZUIKO はモデルのなかで高価格を維持する稀少モデル
同モデル等すべて個人所有品。1966年に市場に投入された。硫化カドミウムによるTTL露出計とセルフタイマー内蔵モデル。
1960年頃に、ハーフサイズカメラのオリンパス・ペンで成功したオリンパスは、世界でも類を見ない「ハーフ判の一眼レフカメラ・ペンF」を市場に投入した。
初期型である「ペンF」は、市場で大成功し、さらなる正常進化させたのが「ペン-FT」である。
オークファンで同モデルを確認していくと、日本国内の中古市場では、シルバーボディモデルで、状態の良い可動品は、約 70,000 円程度である。
これが同モデルのブラックモデルの未使用・超美品クラスで、約 100,000円以上で取引されている。
買取査定に出したのだが、約 70,000円前後で買取るという。
最近では、国内での市場では売らずに、海外に流すことが多いようだが、国内市場で叩かれるぐらいなら海外にという動きが取られている。
日本国内で古いモノを消費する人も少なく、主に海外市場に出す方が賢いと言えるだろう。
日本国内で価値が失われたブランド品の多くは、主に海外での評判は上々であり、日本国内での中古品という意味で、ユーズド・イン・ジャパンと言われる。
個人的に思うが、足元に現金が転がっているのにも関わらず、多くの日本人が、価値がないゴミであると認識したものが、日本円に換算しても、高額に売れるのは何とも皮肉な話である。