クリスチャン ルブタン スパイク スタッズ ラウンドファスナー 長財布
92年設立の女性向けの靴のブランド。主にハイヒールを専門に取り扱っており、高いヒールを特徴とする。全ての靴の裏地が赤くデザインされているのが目立った特色。これは靴底に赤いマニキュアを「塗る」というルブタンの着想に基づくもので、“レッドソール”(赤い靴底)として知られている。80年にミュージックホールの「フォリー・ベルジェール」に職を得たのち、82年から当時「クリスチャン・ディオール」の靴を制作していたシャルル・ジョルダンのもとに移り、「シャネル」や「イブ・サンローラン」などでフリーランスのインターンシップを経験、92年、ブティックを開業 クリスチャン・ルブタン:wiki
- サイズ:約 W 19.5cm×H 10.5cm×D 2.5cm
- 素材:ハード・パテントレザー
- 仕様:ラウンドファスナー開閉式
- 札入れ×2
- ファスナー小銭入れ×1
- カードポケット×12
- オープンポケット×2
- カラー:ショッピングピンク
クリスチャン ルブタン 著名人がこよなく愛する不思議な新興ブランド
著名人がこぞって使っている 「クリスチャン・ルブタン」 ですが、靴のデザイナーからスタートした老練な職人のイメージがある。
ブランドのモデルを見るたびに 「おじさんである職人の横顔」 がチラつき、ブランドとは、創業者の顔がイメージできてはじめてブランドといえる。そうでないと、ブランドの哲学や創業者の生き方に共感して、価格除外視で購入する顧客がいなくなってしまう。
靴をベースとしてパターンを流用しながら 「自身のトレードマークを残す」 ことでブランドのイメージを打ち出す事に成功している。
創業初期は、小規模経営の最大形を目指し、日本でも多い職人が作るこだわりのブランド的なポジションを維持しながら、イノベーター層にウケ始める。
その後、有名企業などのコラボを通じて名声を上げ、出店数を加速しながら、ファッション経営に移行している。主な提携やコラボ・ブランド企業は以下のとおり。
クロエ、ランバン、アレキサンダー・マックイーン、ヴィクター&ロルフ、ダイアン フォン ファステンバーグ、ジャンポール・ゴルチエ、ラデュレ、バービー、ウォルト・ディズニー・スタジオなど。
ファッション・インスピレーションにオリエントをモチーフにしており、そのあたりが多くの著名人を虜にしているようである。数々の有名どころとコラボレーションをしているブランドとしても必ず名前が挙がる。
主要な有名ブランドや企業とのコラボレーションを成功させるためには、お互いのブランドの相乗効果を得られると相手側に思わせることが重要である。
ルブタンの場合、多くのセレブを魅了させた「トレードマーク戦略」が最も効果的で、その他のブランドが相乗りしているような感覚に見える。
著名なブランドと組む中で、新興のブランドの中では、急成長して、最も成功しているブランドのひとつである。
上記映像は、なかなか面白いインタビューなのだが、この手の「やり手の職人兼ブランド創業者」は好きなのだが、ブランドが好みか好みではないかと言えば、若干好みではないし、狙いすぎの感が見られる。
しかし、ある特定の層に向けたブランドとしては、ドンピシャであり、実際実物を見るまでたいした事はないと思っていたが、これがなかなか味わい深い仕上がりとなっている。
相場は比較的安定的、出品されると数が限られるので限定感が出て価格は上昇
どうしても、スーパーマリオのじゅげむをイメージしてしまうのだが、若干触ると程よい痛みがある非常に刺のあるモデルである。さっそくオークファンを見てみよう。
約 70,000円~90,000円のセグメントであり、約 70,000円台からは、多く竸っている事がわかる。あとは、色と種類などのオーソドックスなモデルが相場でのウケが良さそうである。
今回の売却は、プレゼントでもらったピンク色では、持つ相手を選んでしまうが、珍しいモデルなので、二次市場でも比較的人気のようである。
今回の買取に関しては、過去に付き合った彼氏”風”の人からもらった色違いのお揃いであり、現在の彼女から相談を受け、買取依頼を出した次第である。
別れても値段の張るモデルを保有しているだけで、未使用であり、現在持っている財布がダメになってから使おうと考えていたらしい。珍しいモデルなので、買取査定に関してあまりよくないのではと思っていたが、約 55,000 円で買取することができた。
ルブタンは個性で勝負し無難な財布に飽きたカップルに最適な高級モデル
その当時の彼氏の影響で、彼女がヘビメタにハマっていた頃、このモデルをせがんだようである。たしかに、ルブタンのモデルは、ロック性があり、斬新なアート感覚に溢れた奇抜さを重視したモデルが多い。
このモデルのように、ビビットなピンクの蛍光色を選ぶぐらいだから当時はかなり 「ハイ」 であったようだ。若いなと言われればそれまでであるが、若いからこそ持つことができるのではと思う。
ルブタンのブランドでよく比較に出されるのが 「ジミーチュウ」 であるが、個人的には 「ルブタン」 の方が圧倒的に良いと感じる。
内装の機能に関しては、外装と違い、非常に機能的である。オーソドックスで基本を押さえたモデルである。
カード収納、コイン、紙幣、その他レシート類まで、余すことなく綺麗に収納できる。設計は悪くなく良く出来ており、外装のギャップを感じるモデルでもある。
高級ラインを創作している以上、ものづくりの真髄が感じられるが、多くのラグジュアリー・ブランドの財布を見てきた個人的な印象は、外装の派手さに比べ、内装において、他のラグジュアリー・ブランドと違い、若干のチープさを覚悟しておきたい。
ただ、無難な財布に飽きたカップルなどには最適なモデルであり、彼女の愛情や絆を深めるにはうってつけであって、個性で勝負している人にとっては非常に魅力的な選択でありオススメである。