ブランドとは顧客のアタマの中に所有するひとつのアイデアないしコンセプトである
ブランドを考えていくと、多くの答えを皆さんは持っていると思う。ただあなたが選び購入したブランドは、なぜあなたの手元にあるのだろうか?
最近では、ブランドらしいものを購入していないという人もいる。多くは、競合他社の中から、単純に価格が安いから選んだという方も多いだろう。
ただ、あなたはそれで良いかもしれないが、あなたの勤める企業が、価格だけで選ばれているのであれば、考え方が少し変わるのではないか。
同じような品質やサービス、生産体制、仕入れルートなど、流通体制まであまり変わらない企業規模の同業他社が、あなたが販売する必要のある商品並びにサービスの約5倍~10倍以上の価格でも売れ続けている ラグジュアリーと言われる他社ブランド があれば、あなたが売っている商品でも、同じように販売したいなと考えるのなら、ブランド力が必要となる。
ブランド力とは、長期的なブランディングによって築いていく必要がある。多くの企業もしくは個人は、ブランドを築く前に、特異性を無くしてしまったために疲弊してしまい、事業生命すら失う事となった事例も多い。
シボレー、ミラー、アタリなど、他多くのブランドは、特異性を失ったばかりに低迷してしまい、細々と生き残る企業もあれば、生命を失ったブランドも存在する。
逆に特異性を発揮し、成長したブランドも存在する。あなたが、スイスの腕時計と言えば「○○」であると一瞬で思い出す事ができるのが、それがブランドなのである。例えば日本では「ロレックス 」が人気である。
安全で硬いクルマのイメージと言えば、クルマ好きな方であれば「 ボルボ 」と答えるであろうし、ドイツ製のドライビング・マシーンと言えばと、イメージが出てくるのは「 BMW 」である。
あなたが即思い描くそのイメージこそが、ブランド力の証拠であり、イメージを描けないその他企業は、すぐに分かりやすい価格などの比較の上に晒される。最も安ければ良いという概念は、顧客が対象企業や個人のイメージがない事 により始まっていく。つまり、簡単なシグナルである価格しか見えてこないからだ。
ブランド力がないという企業や個人は、そこが大きいのである。私個人がこうしてブログを書いているのも、少しでも信頼を築くためである。
単純に売るためであれば、わざわざ二次市場を調べて、割り引かれた正味の価格を発表することもなく、アフィリエイト 色をもっと強め「これは良いですよ」と全て同じ論調で広告主が喜ぶ事を言い続ければ良いのである。
基本的にアフィリエイト販売をするけども、販売するのなら、ラグジュアリーブランドの方が良いと思うのは、大半がサービス並びに品質は抜群であり、市場での評価が高く、長期的に世界中の顧客と信頼を築いているからである。
個人的に言うと、自分が惚れ込んだブランドを追い求めるひたむきさをいつも持ちたいと思っている。使ってみて本当にいい物を伝えたいと考えている。それが、購入してくれる人への最低限のマナーであると思うからだ。
ブランドとは、顧客のアタマの中に所有するひとつのアイデアないしコンセプトだと思うが、自分が温めている 「このブログのコンセプトとアイデア」 が、ひとりでも伝わればと思い、日々書き続けている。
個人的には、ひとりだけでも伝われば、私のブランディングは大成功なのである。
参照:ブランディング22の法則