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【ブランディング22の法則】色調の法則:長期に渡る色の一貫性はブランドをアタマの中に焼き付けるのに役立つ

【ブランディング22の法則】色調の法則:長期に渡る色の一貫性はブランドをアタマの中に焼き付けるのに役立つ

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ブランドをイメージする時、ブランド・カラーを想像した場合 その戦略に落ちている証拠である

 

あなたは、ティファニー と聞いてアマタの中で何を思い浮かべるであろうか?多くの女性は、宝石やネックレスなどを想像することであろう。ティファニーの色彩戦略において、終始一貫性がある戦略であることは、あなた自身が、ティファニーの「色」をイメージできた時、その戦略に落ちている事が分かる。

単一色で標準化を図り、それを長期間使い通し、多くの宝石商がしのぎを削っている中、世界に強力な視覚的存在感を築くことができたのである。

 

【ブランディング22の法則】色調の法則:長期に渡る色の一貫性はブランドをアタマの中に焼き付けるのに役立つ

 

最もブランドが売れる時期は、クリスマスである。クリスマスなどのイベントに何を贈ろうかと男性諸氏は、毎年アタマを悩ませる。出来れば、多くの女性にとって、ストライクを取れるブランドを贈れば、男性としては楽にプレゼントを選択できるのである。

クリスマスの時期となると、多くのブランドは、クリスマス色である赤とグリーンを好んで使うが、実は、その色を選択しているブランドは、クリスマス商戦で遅れを取っているのだ。その中で、ティファニーは真反対のブルーにこだわり、結果的にクリスマスに一層引き立つ戦略を展開している。

写真は、むかし私が、女性にティファニーのオープンハートネックレスを贈る前に、リフレッシュさせた時に撮ったものである。Pt.950/ダイヤが散りばめられている。新品で買うと約 900,000 円程度であるが、中古美品にリフレッシュを掛け、新品同然の仕上げをしてもらい、約 120,000~130,000 円程度で購入したモノである。

それはともかく、日本でもひと昔、ティファニーのオープンハートが流行したが、女性は、ティファニーのブルーの箱を見て、箱を開けなくても素敵な中身(宝石やネックレスなどの貴金属)であることを一目で認識できる。

これが色彩におけるティファニーのブランド戦略であり、強烈なブランド・イメージを色によって差別化しているのである。

ブランドを築きたいのであれば、色について深く考え、自分たちが持ってもらいたいブランド・イメージを顧客が同じようにイメージしてもらえるように、アタマの中に焼き付けてもらえるか、真剣に考える必要があるだろう。

 

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マクドナルドとバーガーキング:黄色争奪戦と黄色に同化したブランド

 

【ブランディング22の法則】色調の法則:長期に渡る色の一貫性はブランドをアタマの中に焼き付けるのに役立つ

 

マクドナルド は、ロゴとカラーが同化したブランドである。ゴールデンアーチなどと呼ばれているが、中間色のこの色は、注意を促しやすく最も明るい色である。二番手のバーガーキング は、どのようなロゴであろうか?日本ではあまり馴染みのない大半の人々には、簡単には分からないであろう。バーガーキングは、市場リーダーと対照的なカラーを選ばずに、ハンバーガーを象徴する色を選ぶという過ちを犯している。こうしてみるとオシャレであるが、色の選び方はまずかったのである。

 

フィデックス:ショッキングなカラー戦略

 

【ブランディング22の法則】色調の法則:長期に渡る色の一貫性はブランドをアタマの中に焼き付けるのに役立つ

 

ブランドにとって単一の色の方が、ベストなカラー戦略であるが、複数の色を用いて成功しているブランドもある。米国の国土ほぼ全域で、翌朝配達を可能にした、フェデックス・コーポレーション は、荷物が受取人のデスクの上で引き立ってみえる戦略を展開した。同社は、あえてショッキングなオレンジと紫を組み合わせて目立つ工夫を施した。

 

コカ・コーラーとペプシ:赤に対抗した青の挑戦

 

【ブランディング22の法則】色調の法則:長期に渡る色の一貫性はブランドをアタマの中に焼き付けるのに役立つ

 

コカ・コーラ は日本でもお馴染み、赤が企業カラーである。コーラーの赤褐色の液体をすぐにイメージできる。妥当と言われる赤を企業のイメージカラーとするのは非常に理に叶った戦略である。同種のソフトドリンクを売っている ペプシ は、最初は同じ赤を用いながらも、その後ブランドカラーを赤とブルーを選んでしまったのである。ペプシは、長年コークのカラー戦略に対し、下手な対応を続けてしまった。私たちの身近には、コカ・コーラの看板を見かけても、あまりペプシの看板を見かけない。98年から、コカ・コーラの赤に対抗して、青をシンボルカラーにすることで、青が前面に打ち出される事となった。

 

長期に渡る色の一貫性はブランドをアタマの中に焼き付けるのに役立つ

 

あなたが、自分のカラーを打ち出したのであれば、あなたはそのカラーを好んで使う方が良いだろう。企業やブランドなどだけでなく、あなた個人のテーマカラーを決めておくと、お会いする人々に色のイメージを残すことができる。

あなたが好きな色と言うよりも、人から見てどのようなカラーが合っているのか客観的に見てもらう方が良い。現在は便利な世の中であり、カラーコーディネーター なる職業もあるぐらいだ。

長期に渡る色の一貫性は、ブランドをアタマの中に焼き付けるのに役立つものだが、個人においても応用可能である。例えば、多くの人に合う営業であれば、テーマカラーのネクタイでも良い。

 

【ブランディング22の法則】色調の法則:長期に渡る色の一貫性はブランドをアタマの中に焼き付けるのに役立つ

 

個人事業主である人であれば、自分のブランドカラーをワンポイントとし自身のファッションや自分のブランドに組み込む事もありがち間違いではない。個性と言うものは、見えにくく多くの人々が性格や人柄などを理解したとき、初めて「個性ある人」と分かるものである。

多くの人々は、芸能人のように個性豊かではない。個性を見せる「場」もなければ、メディアも持っていないのである。そうであれば、一目で分かる視覚的効果を上手く使う事が、個人においてより重要なのである。

黄色がマクドナルド、赤がコカコーラ、ブルーが IBM の為に果たした貢献は非常に大きい。それらの多くの色が、巨大ブランドの為だけに使われるのはもったいない事である。多くのブランドの為に、成し遂げた事をあなたが作るブランドに対して、成しうる事とすれば良いのである。

 

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About 磯守 航史郎

食べる事と温泉・マッサージが好きな勤め人。過去には大小様々な職業につき、現在は不安定の中の安定を楽しんでいる昔から「変わり者」と言われた中年。
好きな分野は、ブランド戦略/建築・不動産/知的財産権/EC・オークション/金融・投資/カメラ/時計/モデルやアイドルなど、ジャンルは幅広いが、趣味や元家業・知人との関係で関わった事件が中心であり、現在は利害関係もなく、気軽にブログを書いている。テーマは知的財産権とブランドとの関係・市場での価格の関係、偽ブランドの撲滅など、高尚なテーマをより面白くしたいと努めている。

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