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【ブランディング22の法則】国境の法則:グローバルなブランドになる為には障壁はなくあるのは国特有の評価である

【ブランディング22の法則】国境の法則:グローバルなブランドになる為には障壁はなくあるのは国特有の評価である

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ブランドの価値とは消費者のアタマの中にあり国の評価に左右される

 

多くのブランドで信じている信条は、以下の2つに集約しているという。自社のマーケットシェアは、本国ではたいして増やせない事と、企業は脅迫概念のように成長させる事だという。

どちらも大事な事であるが、最も合理的な解決を図る手段は、グローバルブランドを築き上げれば解決する話である。国内で限界を感じているブランドが国境を超えると、突如として、ブランド価値が増す感じを受け、ちょっとした高揚感を得る事ができるであろう。

日本においては、食関連であったり、工芸関連であったり、国内では当たり前になり過ぎた分野でこうした価値の増減を感じる事が多いようだ。

 

【ブランディング22の法則】国境の法則:グローバルなブランドになる為には障壁はなくあるのは国特有の評価である

 

価値は消費者のアタマの中にあるので、ブランドの本籍地によって価値が増減するのである。あなたが舶来モノ好きな人であれば、特に感じやすいのではないだろうか。例えば、使い切れないほどのお金を手に入れたとしよう。

スイス製の時計、フランス製のワイン、ドイツ製の乗用車、イタリア製の衣料、日本製の家電など、分野ごとに高級ブランドの本籍地のモノを選ぶ事であろう。アルバニア製の時計、ポーランド製のワイン、トルコ製乗用車、ロシア製家電、ポルトガル製の衣料、あらゆる分野の中国製のモノなど、同じ評価は受ける事はない。

本書:ブランディング22の法則 では、あらゆる国がその国特有の評価を受けていると言っている。特定のブランドが、その国の評価に沿った場合、そのブランドはグローバルブランドになる可能性があると記している。

これは個人においても同じである。日本人ならではの強みを洗い出し、日本国の評価に沿った能力を活かし、海外で活躍すれば、あなたはグローバル人材として、個人ブランド力を手に入れる事ができる。

あなたが活かせる得意な分野は、国の評価に沿った能力であろうか。上手く活かす事が出来れば、多くの日本人よりも一歩抜きん出た存在になることも可能なのである。

 

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Superdry極度乾燥(しなさい)の成功 と ハイネケンの「三つの幸運」によるグローバルブランドへの成功

 

ハイネケン は、オランダの代表的なビールブランドであり、グローバル化に成功し世界最大のビール製造メーカーである。ハイネケンが、グローバルブランドになれた「三つの幸運」を本書で取り上げているが、本当かよと思うような幸運は以下になる。

一つ目に、ハイネケンは、オランダ製だが、ドイツに地理・民族的に近い事から、多くの愛飲家は、ハイネケンはドイツ製と勘違いした。
二つ目に、ドイツ大手競合ブランドである「ベックス」が英語らしい響きを持った名前であったこと。
三つ目に、ドイツ最大手ビールは「ヴォルシュタイナー」であって「 War (戦争) 」の響きのある名前で成功するチャンスは少なかったこと。

である。外国人においては、響きなどの言語に敏感であることも、日本人と大きな違いでもある。例えば、日本語で変な言葉でも、海外であれば、当たり前で逆に良い意味の言葉もあるので、ありがち間違いではないらしいのだ。

 

【ブランディング22の法則】国境の法則:グローバルなブランドになる為には障壁はなくあるのは国特有の評価である
出典:http://www.superdry.com/

 

もうひとつは、本書事例では紹介されていないが、私たち日本人の多くが驚いた 「Superdry極度乾燥(しなさい)」 ブランドの登場である。このブランドは、私たち日本人から見ると、完全に日本語の使い方を間違った「最高にアレで香ばしいブランド」である。

英国を中心とし、欧州・米国・アジアなどでグローバル化に成功した次第である。これについては、完全に日本語をデザインのみと捉え、まさにカッコだけである。日本語というのは海外では「クール」なのである。

ファッション・ブランドのメッカである英国で、世界でクールと言われた「日本語」の要素を取り入れ、欧州にはない「新しい流行(カテゴリー)」として特に宣伝しなくても急成長した。

この事例を見ると、日本でもオシャレを気取っている若者が、意味の分からない「変な意味の英語のシャツ」をカッコイイと思って着ているのに似てはいないだろうか。

このように、自社もしくは個人がブランドを売り込む場合、自国に関する海外からの認識を巧みに利用し、新しいカテゴリーを創造することで、ブランドは広がってしまうのである。

 

個人がブランドとしてグローバルに活躍できる環境は整っている

 

【ブランディング22の法則】国境の法則:グローバルなブランドになる為には障壁はなくあるのは国特有の評価である

 

あなたのブランドがどこで考案され、設計され、生産されたか問題ではない。上記の事例を見ると、名前とその意味する内容が産地に関する認識を決定しているのである。ハイネケン や Superdry極度乾燥(しなさい)を見ても、とても正しい本籍地とは言えないが、顧客はそう判断するのである。

日本食ブームの海外で、店舗を出したい他国の人間が、日本人でもないのに、日本人から見たら奇妙な日本食の店舗を出すようなものである。つまりは、本籍地にルーツのない人でも、サービス並びに商品が本籍地の評価に沿った場合、極端な話ブランドは築けてしまうのである。

あなたの得意は何であろう。データから明らかなのが、この小さなのブログを読んでいる大半が日本人である。このブログに来る人の 99 % は日本の地域からアクセスされている。

ネットの世界では、誰でも閲覧できるこのブログは、海外の人間は、1%しか読んでいない。つまり海外の人から見れば、日本語を読めるあなたは、稀少な人材なのである。

自分の才能やブランドをどう使うのかは、あなた次第であり、国内で横並びの価値で終わる人材か、国の評価を上手く取り込み、国際的なグローバルな人材から、個人ブランドまで登りつめるか、やり方はあなた次第なので、日本という価値をあなたの為に上手く活かして欲しい。

 

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About 磯守 航史郎

食べる事と温泉・マッサージが好きな勤め人。過去には大小様々な職業につき、現在は不安定の中の安定を楽しんでいる昔から「変わり者」と言われた中年。 好きな分野は、ブランド戦略/建築・不動産/知的財産権/EC・オークション/金融・投資/カメラ/時計/モデルやアイドルなど、ジャンルは幅広いが、趣味や元家業・知人との関係で関わった事件が中心であり、現在は利害関係もなく、気軽にブログを書いている。テーマは知的財産権とブランドとの関係・市場での価格の関係、偽ブランドの撲滅など、高尚なテーマをより面白くしたいと努めている。

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