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【ブランディング22の法則】形状の法則:ブランドロゴ・デザインのパワーは弱く強いパワーは哲学を伝える言葉にある

【ブランディング22の法則】形状の法則:ブランドロゴ・デザインのパワーは弱く強いパワーは哲学を伝える言葉にある

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真の顧客はブランドを象徴するロゴよりも発信する哲学的言葉に反応する

 

【ブランディング22の法則】形状の法則:ブランドロゴ・デザインのパワーは弱く強いパワーは哲学を伝える言葉にある

 

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自分たちがブランドを築いた場合、最初に、象徴したロゴを一生懸命作りたがるが、多くの場合徒労に終わってしまう。ロゴのデザインを考えるよりも、ブランドが、どのような商品並びにサービスを発信するか、その場合の言葉に多くの人々は反応するのである。

例えば、シャネル というブランドがあるが、力強さを感じる書体に ダブル・シー (ココマーク) のロゴタイプで表されている非常に有名なロゴである。ただこれは、ココ・シャネル という生き方や哲学に、多くのマーケティングコストを割いてきた同社の努力の賜物である。

極端な話、ココ・シャネル自身が、ダブル・シー (ココマーク) 以外のメモの走り書き程度のロゴであっても、ロゴとして通用していた事であろう。ロゴはそのブランド・コミュニケーション・プロセスを支援したり、妨げたりするが、言葉自体ほど重要ではないのである。

重要なのは、ココ・シャネルの哲学であり、哲学を伝える言葉である。ビジュアルの実現は、その哲学から生まれ、表現された「商品並びにサービス・ロゴ」は、哲学を買う為のツールに過ぎないのである。

 

あなたが今日ブランドを購入するのは哲学に共感したから

 

ロゴ・タイプのもう一つの要素である商標、視覚的シンボルも、過大評価されていると 本書:ブランディング22の法則 でも指摘している。まさにその通りであって、商標自体の視覚的シンボルにパワーはなく、パワーがあるのは、企業が発信する意味であり、その言葉の方にあるのである。

付け加えると、そのブランドは、商業活動の中で、世の中に何を成してきたのか、また顧客にどのように貢献してきたのかで決まると言って良い。ロゴ・タイプのデザインなどに一生懸命にならずに、商業活動において、顧客にいかに貢献できるかにリソースを割いた方がよいのである。

何もロゴ・デザインが悪いと言っているわけではない。あまり意味を成さないので、大金を投じるのではなく、投じるべき優先順位は、後でも良いということである。

 

【ブランディング22の法則】形状の法則:ブランドロゴ・デザインのパワーは弱く強いパワーは哲学を伝える言葉にある

 

例えば、私のブログでもロゴらしきものを使っているが、単純な書体とその書体に、ブログカラーと同じブルーを塗っているだけである。掛かった時間は約 10 分程度で作ってしまったものである。私の小さなブログでも、約 13 % の方が繰り返し訪問してくれている。

残りの約 87 % は、新規の方で、約 1 分も立たないうちに他のサイトに行ってしまう。二度と帰ってくるユーザーはいないのである。

あなたの勤務している企業でも、多少の事の大小があっても、大半の企業がその程度である。一度見てすぐに判断され、他へ行ってしまう。効果的な商標となる単純なシンボル、ブランド力のある商標など数えるほどしかない。

メルセデス・ベンツのスリー・ポインテッド・スターでも、クルマに興味がない人が何度か見て 「なんか高級外車のブランドだったかな」 程度である。ロゴ・デザインよりも重要なのは哲学でありその言葉なのである。

メルセデスの過去の言葉に「最善か無か」というブランドスローガンがあるが、古くから購入しているユーザーは、その哲学に惚れ込み、表現されたツールである製品 (自動車) を買う顧客の方が多かった。

重要なのは哲学だが、その哲学を表したロゴにおいても、顧客が読めず、意味が分からなければ、ブランドすら存在しないのである。

あなたの仕事の哲学とは何か?その流儀とは何か?その哲学を達成する為の手段が、真の顧客を捉えれば、あなた自身がブランドとなれるのである。

 

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About 磯守 航史郎

食べる事と温泉・マッサージが好きな勤め人。過去には大小様々な職業につき、現在は不安定の中の安定を楽しんでいる昔から「変わり者」と言われた中年。 好きな分野は、ブランド戦略/建築・不動産/知的財産権/EC・オークション/金融・投資/カメラ/時計/モデルやアイドルなど、ジャンルは幅広いが、趣味や元家業・知人との関係で関わった事件が中心であり、現在は利害関係もなく、気軽にブログを書いている。テーマは知的財産権とブランドとの関係・市場での価格の関係、偽ブランドの撲滅など、高尚なテーマをより面白くしたいと努めている。

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