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【YAMAHA】GT50 ミニトレフューエルタンク から分かってきた 約 40 年前に登場したレストア部品の高額取引と安定したレアな市場について

【YAMAHA】GT50 ミニトレフューエルタンク から分かってきた 約 40 年前に登場したレストア部品の高額取引と安定したレアな市場について

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親父たちの青春の思い出から分かってきたオークションで化ける高額なレアパーツ

 

【YAMAHA】GT50 ミニトレフューエルタンク から分かってきた 約 40 年前に登場したレストア部品の高額取引と安定したレアな市場について

 

最近、雑誌を見る人が少ないと聞くが、私は日頃から各種雑誌をよく見るのが趣味のひとつである。雑誌はコンパクトに情報を網羅した優れた出版物である。

クルマやバイクの雑誌には、比較的多く目を通すのだが、そんな中、レトロなモデルを一周回ってカッコイイと思う自分がいるのである。

毎週・毎月・毎号と出し続けるのは並大抵の苦労はお察しする次第なのだが、最近では付録も多くついているものがある。

いっそのこと本物のバイクパーツが、毎号安く買えるか抽選の権利を与えて、本物を組み立ててプレゼントしてもらうという企画も面白いかもしれない。

なぜそんなことを考えたかというと、今回 YAMAHA GT50 ミニトレのバイクパーツ市場について考える機会が偶然得られたからである。

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1972年デビュー。ボディサイズは「GT80」と同じであるが、長めのシングルシートを採用。前モデルであった「FT50」は空冷2サイクルロータリーバルブエンジンを搭載していたが、空冷2サイクルピストンリードバルブを採用。最高出力は4,0psとなる。1979年にはフルモデルチェンジされ、サスペンション、燃料タンク、シート形状などデザインが一新され、ボディも大型化された。免許制度の関係上、GT80よりもGT50の方が人気があった。また通称である「ミニトレ」以外に「銀バエ」などとも呼ばれていた。ヤマハ・GT -GT50 Wikipedia 

 

【YAMAHA】GT50 ミニトレフューエルタンク から分かってきた 約 40 年前に登場したレストア部品の高額取引と安定したレアな市場について
参照:ヤマハカタログ / 乗りMONO BLOG   / KY工房。22時からの趣味の部屋 

 

同モデルについては、私たち親の世代が、青春時代にその精力を費やしたバイクのレストアと、レストアを通じ、走りを楽しんだ古き良き思い出の痕跡の最後をどう向かえたかを考えたい。

同モデルは、親父並びにその悪友がバイクを乗り回し、その後悪友が事故に遭い大破。親父はバイク修理が得意だったので、友人の協力を得て、レストアを完了させたが、レストア後またも大破させてしまい、また再レストアを計画していた最中に、皆社会人となり、大破したバイクは放置され、レストア用ストック部品のみが残されたわけである。

私が例によって、様々なモノが収納されている倉庫の整理を行っているときに、ボロボロの箱の中より、上部だけ少し見えたピカピカの鉄の塊を発見したとき、何の部品かすぐには理解できなかったが、調べていくと YAMAHA GT50 ミニトレフューエルタンクと理解できたのである。

そこで今回は、YAMAHA GT50 ミニトレタンクから分かってきたレストア部品のレアな市場が存在していることについて簡単にではあるが記しておきたい。

 

レストアされたモデルを中心に高額な取引がありタンクだけで約 2 割の高価格がついている

 

【YAMAHA】GT50 ミニトレフューエルタンク から分かってきた 約 40 年前に登場したレストア部品の高額取引と安定したレアな市場について

 

約40年以上前のモデルなので、大半は二束三文の取引で、部品はまさにジャンク扱いのレベルだと思っていたのだが、オークファン をチェックしていくと、比較的人気で高額で取引されていることが分かってきた。

まずは本体について、ざっと調べていったのが、上記である。約 10 万円以上ついているレストアモデルを中心に高額に取引されている。

国産バイクレストア市場も侮れないことが分かってくる。

現在では、性能の良いバイクがゴロゴロ転がっているなか、一定のコアなファンの根強い需要がいまだに存在しているのである。

 

【YAMAHA】GT50 ミニトレフューエルタンク から分かってきた 約 40 年前に登場したレストア部品の高額取引と安定したレアな市場について

 

タンクについては、当時モノというキーワードのパーツが高額に取引されている。やはり「GTというロゴ入り」と「タンクカラー」で価格は変動しているようである。

塗装に関しては、レッド・ブラック・ホワイトと比較的派手に見えながらシックな組み合わせである。

約 25,000円ほどの取引が記録されており、約 20,000円程度つけば、御の字と言ったところかと、ざっくりとだが理解できた。

 

約40年の時を経たとは思えない美しい造形デザインと塗装状態

 

【YAMAHA】GT50 ミニトレフューエルタンク から分かってきた 約 40 年前に登場したレストア部品の高額取引と安定したレアな市場について
【YAMAHA】GT50 ミニトレフューエルタンク から分かってきた 約 40 年前に登場したレストア部品の高額取引と安定したレアな市場について
【YAMAHA】GT50 ミニトレフューエルタンク から分かってきた 約 40 年前に登場したレストア部品の高額取引と安定したレアな市場について

 

一言でいうと、非常に美しい造形デザインである。これだけでもオブジェでもいけるのではないか思うぐらい、綺麗なタンクである。

ベース塗装のレッドが派手さを、ブラックの側面を彩るシックで落ち着いたカラーを施すことで、ワイルドな印象と安定感を得ることに成功しているデザインである。

ブラック面に塗装されたブランドロゴと型番がシンプルに描かれる。悪友は当時大変やんちゃな方と聞いたので、同上のカラーを選んだセンスは現在でもありがち間違っていない

現在、約 60 代前後と聞いたが、レストアしたドイツ車を乗り回していると風の噂で聞いた。現在でも青年時代の心を失っていないのであろう。

 

市場は小さく見えるが、稀少性とマニア向けの二次市場から安定的に取引されている

 

【YAMAHA】GT50 ミニトレフューエルタンク から分かってきた 約 40 年前に登場したレストア部品の高額取引と安定したレアな市場について
【YAMAHA】GT50 ミニトレフューエルタンク から分かってきた 約 40 年前に登場したレストア部品の高額取引と安定したレアな市場について
【YAMAHA】GT50 ミニトレフューエルタンク から分かってきた 約 40 年前に登場したレストア部品の高額取引と安定したレアな市場について

 

上記は、「オークデータ 」の ヤマハ用のタンクパーツ のカテゴリーで、約 5 年間の総落札数及び平均落札額である。

総落札数は、約 5 年ほどで、約 1,500~2,000 件と横ばいの状態が続いているが、タンクパーツカテゴリーだけで考えると、なかなか大きな市場であることがわかる。

一見数は少なく見えるが、その稀少性とマニア向けパーツカテゴリーにおいては、比較的堅調な需要があり、レストア市場は高額なモデルを中心に取引が行われている。

また、平均落札額は、約 6,000円前後で横ばいに推移しており、ジャンク品の仕入れに適し、その後レストアされたモデルと一体で売る事から、業者間の取引のような比較的安定した相場と推測される。

今回の買取査定額は、約 19,000円での買取査定を受けて、非常に良い取引ができたと思っている。

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このように、レストア用のパーツ市場は、堅調な動きを示していることが多く、ヴィンテージモデルの需要が根強く安定した相場を形成しやすい。ヤマハをはじめ、ホンダやカワサキなど、人気モデルのパーツは、何世代経っても底堅い

このことから考えられることは、自分たちの良かった時代に、いかにブランドが関わってきたのか、その経験を通じた思い出と共に、時間的価値が加わり、稀少性の観点から価格は下がらず、逆に高く取引されてしまうという現象が二次市場で起こっているのである。

最近では、老舗ブランドやレストア業者が、リバイバル戦略もって、レプリカなどを作る動きがあるが、それはもう出尽くし感は否めない。若者のバイク離れと言われて久しく、またシニア需要を掘り返そうと必死と聞いた。

もう一度リバイバル戦略を行うのであれば、最初に少し触れたが、本物の工場で、本物のパーツを使って、完成された本物の製品を本当にプレゼントする権利などを付録でも付けて、宝くじのように雑誌の抽選で当たった読者に「本物に乗る経験を売る」ぐらいの思い切りインパクトを与えるぐらいは欲しい。

海外比率を上げ途上国で売り、企業の寿命を延ばすのも良いが、市場が飽和し衰退に向かう斜陽産業である日本で、バイク需要復活のひとつの戦略として考える良い時期に来ているのではないかと思う。

 



 
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About 磯守 航史郎

食べる事と温泉・マッサージが好きな勤め人。過去には大小様々な職業につき、現在は不安定の中の安定を楽しんでいる昔から「変わり者」と言われた中年。
好きな分野は、ブランド戦略/建築・不動産/知的財産権/EC・オークション/金融・投資/カメラ/時計/モデルやアイドルなど、ジャンルは幅広いが、趣味や元家業・知人との関係で関わった事件が中心であり、現在は利害関係もなく、気軽にブログを書いている。テーマは知的財産権とブランドとの関係・市場での価格の関係、偽ブランドの撲滅など、高尚なテーマをより面白くしたいと努めている。

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