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【Meissen】マイセン ヘンチェル作 猫を抱く少女は猫好きの女性がコレクションを娘に相続させたが猫が苦手で速攻で買取に出されが超高額で売られる

【Meissen】マイセン ヘンチェル作 猫を抱く少女は猫好きの女性がコレクションを娘に相続させたが猫が苦手で速攻で買取に出されが超高額で売られる

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Meissen:欧州が見た東洋の夢は超人気であり現在も高額に取引される

 

マイセンのはじまりは、17世紀の欧州では、純白で薄く、硬く艶やかな硬質磁器である日本の伊万里や中国の磁器が珍重されていた。欧州では未だに作り出すことのできなかった。これらの磁気に憧れたドイツのザクセン選帝候フリードリヒ・アウグスト1世 は、弱冠19歳の錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベトガー に、自分の領内での磁器の製作を命じた。ベルガーは監督官のチルンハウス伯爵 とともに試行錯誤の末、1709年に焼成に成功する。

 

【Meissen×Germany Brand】マイセン:何世代もコレクションされ欧州が見た東洋の夢は高額に取引される

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ゴミだと思われていた”収集品”の中に西洋白磁の最高級ブランドがみつかる

 

今回は、叔母さんの知人による「断捨離 」によって大量のフィギュリンの処分を依頼されたときの話である。収集癖のある知人女性の母親が長年コレクションしていたフィギュリン。

その収集されたコレクションを相続の際、引き継いだそうだが、彼女自身にコレクションの趣味はなく、残念なことにすべて処分して現金化したいとのことであった。知人の母親は、かなりの猫好きだったようで、フィギュリンの作品の中でも猫をモチーフにした作品も多かった。

多くの置物や神社仏閣などを巡っていた際に集めた干支がデザインされた大量の鈴など、かなりの数にわたり、業者に安く買い叩かれる前にザックリとどの程度の金額になるのか知りたいようであった。

 

【Meissen】マイセン ヘンチェル作 猫を抱く少女は猫好きの女性がコレクションを娘に相続させたが猫が苦手で速攻で買取に出されが超高額で売られる

 

大半のコレクション品は、まとめて1,000円や2,000円程度の品物であったが、数十点は、ブランドの西洋陶器で比較的市場でも結構な価格で取引されることもあり「これらは取っておき、どうしても処分したいモノを除いて、少しづつでも整理して大切に保管しておけばどうか」と伝えた。

そのどうしても処分して欲しいモノの中に、今回のマイセンがあげられたのである。どうやら猫アレルギーで見るのも嫌なようである。

個人的には猫は、可愛くて好きだが、世の中には猫を快く思わない人もいるのである。そしてこの小さなフィギュリンのブランド価値を知ることとなるのである。

 

【Meissen】マイセン ヘンチェル作 猫を抱く少女は猫好きの女性がコレクションを娘に相続させたが猫が苦手で速攻で買取に出されが超高額で売られる

 

さっそく「オークデータ 」で、約 5 年間のマイセン・カテゴリーの平均落札額をざっくりと把握する。多くは食器系統であるが、フィギュリンについては数も稀少であり、平均データではあまり役に立たないということがわかる。

食器系統であれば、約 15,000~25,000 円の価格帯に集中することが多く、この範囲内であれば大きな誤差はない。今回についてはフィギュリンであり、カテゴリー分析では限界がある。

どんな小さなモデルでも、比較的高額な買取に応じるのが「マイセン」であり、その高騰ぶりはブランド力の高さを証明してくれるのである。

ではオークション市場ではどうだろうか。オークファンで市場の取引状況をみていこう。高額な取引状況がみてとれる。もっとも高い価格は、約 154,000円あたりが最高取引価格である。

 

【Meissen】マイセン ヘンチェル作 猫を抱く少女は猫好きの女性がコレクションを娘に相続させたが猫が苦手で速攻で買取に出されが超高額で売られる

 

この場合、一点モノの価格で取引される物は、時間を掛けて取引する方が良く、勝負の早いネットオークションや流行りの某ベンチャー企業のサービスで、写真を撮って即業者が査定、現金を即入金してもらい、あとで個人的に発送するという手法は面倒である。

なぜなら、割れ物は、発送中に 「どのようになるのか分からない」 のである。また素人では、割れ物を発送するノウハウもなく、配達業者に保険を掛けても、万が一事故で割れた後の処理が大変である。

という事で、知り合いの業者に取り分を示した書類を作成してもらい、店頭で約 270,000 円程度でスタートして、値引きに対応できる価格でおいてもらい、常連に紹介したり、同価格で順次自社 EC で販売してもらうこととなった。時間は掛かるが、これが最も高く売る販売戦略である。

 

マイセン Meissen 猫を抱く少女 ヘンチェル作 900300-73367 子供シリーズ

 

【Meissen】マイセン ヘンチェル作 猫を抱く少女は猫好きの女性がコレクションを娘に相続させたが猫が苦手で速攻で買取に出されが超高額で売られる

  • 名称:猫を抱く少女
  • 型番:900300-73367
  • 高さ:約12.5cm
  • オリジナル:1905年
  • 造形デザイン:ユリウス・コンラート・ヘンチェル
  • 新品価格:約 330,000~350,000円

 

【Meissen】マイセン ヘンチェル作 猫を抱く少女は猫好きの女性がコレクションを娘に相続させたが猫が苦手で速攻で買取に出されが超高額で売られる
【Meissen】マイセン ヘンチェル作 猫を抱く少女は猫好きの女性がコレクションを娘に相続させたが猫が苦手で速攻で買取に出されが超高額で売られる
【Meissen】マイセン ヘンチェル作 猫を抱く少女は猫好きの女性がコレクションを娘に相続させたが猫が苦手で速攻で買取に出されが超高額で売られる

 

ブランドが東洋で高い評価を受ける限り、投資しても悪い選択ではない

 

さて簡単にではあるが、今回のモデルを簡単にではあるが、説明しておきたい。このブランドがマイセンで、比較的高額に取引されるブランドである事と今回の作品をデザインした造形家ヘンチェルの最晩年に近い円熟した作品であると言うことも若干関係してくるのである。

ヘンチェルは、マイセン製作所の養成所で学んだ生粋のマイセン・マイスターである。外部招集の多い当時のマイセン窯では珍しく、完全内製化された場合のブランドはその力を大きく引き上げる要因とも成りうる。

ヘンチェルの作品のなかで有名なシリーズである子供をモチーフとした作品群である。ヘンチェルの作品群は、14体のデザインがあり、現在でも製作されているという。

 

【Meissen】マイセン ヘンチェル作 猫を抱く少女は猫好きの女性がコレクションを娘に相続させたが猫が苦手で速攻で買取に出されが超高額で売られる
【Meissen】マイセン ヘンチェル作 猫を抱く少女は猫好きの女性がコレクションを娘に相続させたが猫が苦手で速攻で買取に出されが超高額で売られる

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このモデルは定番モデルの方であり、アールヌーボー調の絵付が成された「世界限定 300 体」のタイプがある。ヘンチェルの作品には、ブルーオニオンのカップで、ミルクを飲む男の子や犬猫等と遊ぶ子供のモチーフがいくつかシリーズ化しており、収集する人をターゲットした上手い戦略である。

ヘンチェル 猫を抱く少女は、猫を抱いた時、とても愛おしそうに猫を見つめる少女と片目を閉じ少し迷惑そうな顔をしている愛くるしい猫の一瞬をフォーカスしている所が優れた観察眼を以てリアリティのある作品に表現されている。

オリジナル作品は 1905 年に製作され、現在でも踏襲されている。愛くるしい表情によって、マイセンのコアなファンを惹きつけてやまない逸品として、データが示すとおり、高額に取引されている。

結果を言うと、先日常連のマイセンのコアなファンの方に、約 270,000 円で売却が完了した。知人も結果には大変満足したようである。

 

 

マイセンは、初めて焼成に成功した18世紀初頭から今日まで時代の様式を反映した、芸術性の高い作品が各時代に作られている。

成型、絵付け等、繊細な技術による少量生産を今でも頑なに守り続けている。全ての工程は熟練した職人の手仕事である。

マイセンに投資し、半世紀ほど楽しんだ後売却しても、比較的高い値段がついてしまう。多くのブランドは、価値が年々下がり、限りなくゼロに近づくが、マイセンについては、その価値はあまり失われない優れたブランドである。

投資をするのであれば、普遍的価値が高いブランドに投資するべきであり、投資しても比較的安心ができるブランド。マイセンはその磁器ブランドの最高峰なのである。

参照文献:趣味のドイツ・ブランド―日本で買える趣味のドイツ製品50ブランドの完全カタログ



 
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About 磯守 航史郎

食べる事と温泉・マッサージが好きな勤め人。過去には大小様々な職業につき、現在は不安定の中の安定を楽しんでいる昔から「変わり者」と言われた中年。
好きな分野は、ブランド戦略/建築・不動産/知的財産権/EC・オークション/金融・投資/カメラ/時計/モデルやアイドルなど、ジャンルは幅広いが、趣味や元家業・知人との関係で関わった事件が中心であり、現在は利害関係もなく、気軽にブログを書いている。テーマは知的財産権とブランドとの関係・市場での価格の関係、偽ブランドの撲滅など、高尚なテーマをより面白くしたいと努めている。

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