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【SEIKO】グランドセイコー GS HI-BEAT 自動巻 47年前のジャンク品が約 39.2倍の価格で買取ぐらいブランド力をいまだに誇る

【SEIKO】グランドセイコー GS HI-BEAT 自動巻 47年前のジャンク品が約 39.2倍の価格で買い取るぐらいブランド力をいまだに誇る

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Data:SEIKO グランドセイコー GS HI-BEAT 自動巻 Cal.5645 メダリオン 70~71年

 

1970/56 GS:消費の多様化の時代を迎えつつあり、軽く、薄く、小さく、使いやすいものが求められるようになってきていた。そういった時代の要請にこたえるべく、高精度な自動巻でありながら薄型化 ( ムーブメント厚さ:4.5 mm ) を実現し、手首に軽くフィットする端正なデザインでまとめられたモデル。

参照:グランドセイコーの歴史 

 

【SEIKO】グランドセイコー GS HI-BEAT 自動巻 47年前のジャンク品が約 39.2倍の価格で買取ぐらいブランド力をいまだに誇る

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  • 年代:1970~1971年製
  • 型番:5645-7010
  • ムーブメント:Cal.5645 自動巻
  • ケース直径:約 40mm
  • 厚さ/風防含:約10mm
  • 腕周り: 約 15.0~18.0cm
  • ケース:ステンレススチール
  • 風防:ミネラルガラス
  • 文字盤:シルバー
  • 針・インデックス:シルバー×黒
  • ベルト:レザー
  • 防水:日常生活防水 (経年非防水)

 

現在でもグランドセイコーは、中古市場で高額安定相場を形成

 

セイコー不動の人気モデルであるグランドセイコーである。今回は、祖父が収集していた腕時計の山の中から発見したモデルの買取までの調査記録についてである。もう何年も前の話であるが、書斎の机の引き出しの中に、無造作に大量の腕時計を収集している中に、金色のメダリオンを装備した時計を見つけた。

たしかコレは雑誌で見たことのある希少モデルなのではと思い、自宅に持ち帰って調べてみた結果、高級腕時計のジャンク品ということが分かった。清掃して、しばらくは個人的に保管していたが、コレクション整理のためと、ジャンク品を使用するまでもないと考え、買取業者を通じて売却することにしたのである。

 

【SEIKO】グランドセイコー GS HI-BEAT 自動巻 47年前のジャンク品が約 39.2倍の価格で買取ぐらいブランド力をいまだに誇る

 

さっそく「オークファン」で相場を確認していこう。保管状態の良い高額モデルで、約 100,000~120,000 円程度の価格で取引されている。オーバーホール済の美品クラスですぐに使用できる状態のモノでこの価格帯となるようだ。

約 47 年前のモデルでも、このように高額に取引されているのも、当時からグランドセイコーモデルは、画期的で超高額な国産時計であることが現在でも証明されているのである。

 

【SEIKO】グランドセイコー GS HI-BEAT 自動巻 47年前のジャンク品が約 39.2倍の価格で買取ぐらいブランド力をいまだに誇る

 

次に「オークデータ 」でここ約 3ヶ月のグランドセイコーの平均落札額を把握しておこう。概ね 約 50,000~150,000 円程度で取引されているようである。

この数字はピンからキリまでということが重要であり、状態の悪い品でも、この下の価格帯に入ってくるということを示しているのである。非常に取引価格は安定しており、高額な市場を形成している。

 

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また今回の使用感があり、傷や汚れの多いモデルに近い価格帯の相場を調べておく。ざっと約 57,000~60,000 円程度である。これに関して言うと、オーバーホール費用を買取価格から割り引く必要があり、約 20,000円程度安い価格が、業者の買い取りたい価格帯と考えるべきである。

そこから業者は、オーバーホールをして約 60,000 円程度の価格帯で売る計画も考えておきたい。つまり約 40,000 円程度までが、最高買取額と考えて業者と交渉するわけだが、ある程度の相場を把握しておくと、相見積もりも取りやすく、比較も容易に行えるのである。

 

廃棄寸前であった資産を現在の価値で再評価して次に繋げる

 

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さっそくモデルを簡単にみていこう。諏訪精工舎製の自動巻 キャリバー Cal.5645である。GS検定基準モデルであり、公式クロノ基準よりもさらに厳しい基準で市場に投入された秀逸なモデルである。

また、裏蓋に装備されている GSメダリオン は、現在でも通用する優れたロゴデザインであり、ブランドの所有欲をくすぐる。外装デザインに関しては、現在でも通用する基本形のデザインであり、一周まわって現在ではだいぶカッコイイ。

現在の「ドレス路線」が高級だと ある種勘違い をしている若い世代には、一見古ぼけた腕時計だと思われるだろう。現在でも、価値のあるモデルである事が分かる者にとっては、非常に高額に取引されているのは、上記のデータを見れば明らかである。

廃棄寸前のグランドセイコー・フラッグシップモデルの価値は、半世紀を経ても資産的価値とセイコーのブランド力を改めて認識した次第である。

 

戦後日本の古き良き時代のセイコーの遺産を今に受け継ぐ

 

グランドセイコー GS HI-BEAT オートマ が 約 47年前にプレゼントでもらったジャンク品でも 高い価格で買い取ってくれるということがいまだに証明されたわけであるが、調べていくと、56系 GRAND SEIKO は、昭和時代に製造された GRAND SEIKO の中では評価はこれでも低いようである。

設計に関して言うと、質実剛健、真面目な時計づくりであり、現在の腕時計の基本的な設計が多く取り入れられている。

当時日本は、戦後最大の 高度成長期  の末期であり、安定的経済成長期  の前夜であり、多くの人が経済力の恩恵を受けてきた古き良き時代であり、この時代から バブル景気   まで、高いモデルをプレゼントとしてもらうことが多かったようである。

祖父は、機械モノが好きであり、腕時計やカメラ等、メカニカルな商品を収集していたようであり、なかなか筋は悪くなかったようだ。

 

【SEIKO】グランドセイコー GS HI-BEAT 自動巻 47年前のジャンク品が約 39.2倍の価格で買取ぐらいブランド力をいまだに誇る
【SEIKO】グランドセイコー GS HI-BEAT 自動巻 47年前のジャンク品が約 39.2倍の価格で買取ぐらいブランド力をいまだに誇る

 

1960年代のセイコーは、企業としての技術の粋を結集して「グランドセイコー」を市場に投入する。日本勢がお手本とし、追いつき追い越せとライバルと想定したのはスイス勢のブランドである。

腕時計業界は、スイス勢一色であった当時、「世界で挑戦できる国産最高級の腕時計をつくる」という明確な志のもと、グランドセイコーは生まれる。

上記は、グランドセイコーのカテゴリー、約 5年間の平均落札額である。年々落札額が上昇しており、綺麗な右肩上がりの数字となっている。

グランド or キングセイコー、オールドダイバーなど、ブランドの知名度の高さから、海外での人気も高まってきており、数年間の数字を見ても、上記データが示しているとおり取引価格が上昇している。

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当時の主力、クラウンのプラットフォームをベースに高精度化を施し、国産初となるスイス・クロノメーター検査基準・優秀級規格に準拠したモデルとしたことから、世界を驚愕させ、国産最高峰の機械式腕時計に成し遂げることに成功している。

セイコーという企業の礎を築いたといっても過言ではない。1960年代、当時の上級国家公務員の初任給が 約 12,000円の時代に、約 25,000円の価格をつけて市場に登場したことから、世間から超高級腕時計と位置づけられるようになる。

実際、約47年以上経過しているが、現在にはない不思議な雰囲気である。国産のアンティーク時計は、現在では非常に希少であり、戦後日本の高度成長から安定成長期に生まれた腕時計の凄みを感じる優れた逸品である。

今回のケースは、ジャンク品と言うことで、買取価格も若干低めであったが、約 39,200 円という買取価格をつけて頂いた業者に無事売却を完了した次第である。個人的に掛けた費用は、業者に行く際の電車代だけで、約 39.2 倍程度の利益となった。

誰も引き取らない親族からは「ゴミだから持って帰れ」と言われ、廃棄寸前の鉄屑と思われていた「腕時計の山」は、実は宝の山だったのである。



 
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About 磯守 航史郎

食べる事と温泉・マッサージが好きな勤め人。過去には大小様々な職業につき、現在は不安定の中の安定を楽しんでいる昔から「変わり者」と言われた中年。 好きな分野は、ブランド戦略/建築・不動産/知的財産権/EC・オークション/金融・投資/カメラ/時計/モデルやアイドルなど、ジャンルは幅広いが、趣味や元家業・知人との関係で関わった事件が中心であり、現在は利害関係もなく、気軽にブログを書いている。テーマは知的財産権とブランドとの関係・市場での価格の関係、偽ブランドの撲滅など、高尚なテーマをより面白くしたいと努めている。

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