【Prada プラダ】長財布を通じて分かる品質が上がりブランドとして高評価ができ中古市場でもリーズナブルでプレゼントとして最良なブランド

【Prada プラダ】長財布を通じて分かる品質が上がりブランドとして高評価ができ中古市場でもリーズナブルでプレゼントとして最良なブランド

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最初は侮っていたロゴマークだけのプラダ・ブランド

 

今回は、プラダ・ブランド についてである。実のところ昨今まで興味があまり持てないブランドであった。なにせ安いナイロン素材に、バッチをつけただけのブランドというイメージが拭いえなかったからである。

ファッションブランド・プラダの創業者、マリオ・プラダの孫、ミウッチャ・プラダは、大流行したナイロンバックパックで一財産を築いた事をどうなのかと思ったわけである。

どちらかと言うと、安い素材にロゴマークだけが、ブランド力として名前が先行して、世界戦略を展開したイメージが私の中で強かったわけである。

 

【Prada プラダ】長財布を通じて分かる品質が上がりブランドとして高評価ができ中古市場でもリーズナブルでプレゼントとして最良なブランド

 

堕落する高級ブランド」では、プラダの紹介の仕方が面白い。以下抜粋。

LVMH対グッチの闘いで最大の漁夫の利を得たのがプラダだ。会長のパトリツィオ・ベルテッリは、グッチ株の10%をLVMHに売却し1億4000万ドルの利益を得て、そのカネで高級ブランドの買収に打って出た。1999年、ベルテッリはニューヨークで活躍するオーストラリア人デザイナー、ヘルムート・ラングの既製服会社の株の51%を、英国の靴メーカー、チャーチ&Co,,の所有権を、そして、ドイツのデザイナー、ジル・サンダーの非常に成功していた既製服会社の経営権を握った。最初の買収からたったの6ヶ月でベルテッリはそのすべてを統合し、高級ブランドの 1 グループを独占的に支配する事になった。グループ全体を合わせると、年間10億ドルの売上になる。

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とまあ、引用を紐解くと、グッチ株式の売却資金を使って、新しいブランドを傘下に収める動きに出た事は、当時の高級ブランドの再編劇に生き残る為の防衛手段でもあったのであろう。

ヘルムート・ラングとジル・サンダーを買収したが、既に両社とも手放している。

また、99年 LVMHと合弁会社の件で「フェンディ」を買収したが、経営の立て直しを失敗しており、全株式をLVMHに売却し、現在でもこの時の負債を抱えていると聞く。

さらに、08年には、英国の靴ブランド・チャーチを買収している。当時のプラダは、経営面で問題を抱えていた事もあり、そのような意味では品質にも影響が出てきていたのは頷ける。

そのあたりも書かれた当時の経営状態や過去の経緯など「堕落する高級ブランド」でも少し取り上げられている。

少なくともナイロン素材であるプラダ全般の商品は、偽物も多く、個人的に思う事だが、経営が不安定な際の中古品のプラダは、触手を伸ばさない方が賢明であろうと判断したのである。

 

財布を通じて分かる品質の向上が著しいプラダ・ブランド

 

【Prada プラダ】長財布を通じて分かる品質が上がりブランドとして高評価ができ中古市場でもリーズナブルでプレゼントとして最良なブランド

 

では、実際の長財布を取り上げていきたいと思う。上記は、プラダ PRADA サフィアーノ SAFFIANO 長財布である。

両方とも型押カーフレザーのようであり、サフィアーノ “SAFFIANO” とつけているので、型押カーフであろう。

個人的にお土産用に、どちらを選ぼうか少し迷っていたが、両方とも購入して、どちらかを知人にプレゼントとして渡す事とした次第である。

現在では、比較的良質なプラダが市場に多く出回っているが、ではふたつの財布を比べてみよう。

カーフ素材表面の絞のような仕上がりの方の仕様は、札入れ×2・小銭入(ファスナー)×1・カード入×10/ポケット×4の構成である。

裏面にファスナーポケットがついているのも、なかなか使い勝手を考慮したつくりとなっている。

もう一点のシンプルな表面の仕様も同じ仕様となっており、素材の表現の仕方だけが違うようである。

 

【Prada プラダ】長財布を通じて分かる品質が上がりブランドとして高評価ができ中古市場でもリーズナブルでプレゼントとして最良なブランド

 

個人的に言うと、手になじむかなじまないかという違いであり、どちらの素材を選んでも悪くはない。ただ、絞のような素材表面の財布は、若干重く腰が弱いので、型崩れが起き易い。

一方で、シンプルな表面の方は、軽く持ちやすいが、若干硬いが、型がつきやすく、また崩れた状態で固くなりやすいという特性を持っているようである。

そう考えていくと、絞系の財布の方が個人的にも使いやすく、長く使えそうだという事で、本来レディース用だと思われるが、仕事用に一部集金やカード系統を保管する用途で使っている。

私の場合、便宜上の使用であるが、機能的なので重宝しているが、重量がかさみ、あまり入れすぎると、持つのに比較的苦労が伴うので、あまり小銭系統は多く入れないほうが良いと思ったわけである。

また、これだけのクオリティであれば、男性が持っていても、違和感があまりないところが、プラダの良いところであり、ユニセックスといっても良く、また本来の女性へのプレゼントにも最適であろう。

では、プラダ長財布の中古市場での相場はどうなっているのか。「オークファン」で見ていこう。

 

【Prada プラダ】長財布を通じて分かる品質が上がりブランドとして高評価ができ中古市場でもリーズナブルでプレゼントとして最良なブランド
Reference:Aucfan Co.,Ltd.

 

新品価格は、約 9.0万円~付近の価格帯が多いようだが、約40%のリーセルバリューで推移しているようである。

比較的未使用に近い中古品は多く、探せば玉数は少ないが、良質なプラダを手に入れる事が可能である。中古品を購入する際は、プラダのギャランティーカードがあるものを必ず購入しよう。

カードがない場合、偽物が多く、仮に出品者が無くしたとしても、決して手を出してはならない。

仮にギャランティーカードがあっても、カード自体を偽造した精巧な偽物が存在するが、レザーモデルの場合、多くのホンモノを触れる事で、偽物は触れば判別できるモデルが多い。

 

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ただ、ナイロン系のプラダは、偽物が多い割に、触っただけでは判別は難しく、悪質にギャランティーカードまで製造し、偽造するモデルも出ている。

オークションやECで手に入れる場合は、細心の注意を払う必要があるだろう。少なくとも、個人的には、ナイロン素材はネットでは買わないようにしている。

 

プラダの財布から見えてくる免税と中古品の質と相場の変化について

 

プラダの財布がなかなか面白いわけだが、昔の財布と比べると大変品質が上がり、保有していても、ブランドらしい所有欲をくすぐるモデルを投入してくる。

昨今のブランドのPVを観ていても非常に面白いが、何本かプラダの映像を観たが、どれもユニークな出来なので大変オススメである。

 

 

さて、最近のアジアでのプラダの大幅な販売増を担ってきたのが免税店の存在である。旅行先もしくは沖縄などのブランド免税品店などでも、多くのモデルをリーズナブルな価格で買えてしまう。

少し前に沖縄に旅行に行った際に、免税品店 (参照:Tギャラリア沖縄 by DFS) を覗いたが、比較的プラダも安く買えてしまうものである。

購入するのであれば、お土産などに、沖縄旅行中に立ち寄る事をオススメする。

 

【Prada プラダ】長財布を通じて分かる品質が上がりブランドとして高評価ができ中古市場でもリーズナブルでプレゼントとして最良なブランド

 

また日本から最も近いのが、韓国の免税品店 (参照:韓国免税店ガイド) であり、比較的多くの日本人がブランド品を買った事は記憶に新しい。

最近では、ここ数年あたりから、中国人が激増し、あまり勧められるものではなくなってきている。また南北朝鮮問題から、渡航を控えた方が良さそうである。

数年前の円高時代に、多くのブランド品が売れ、その後、中古品が日本国内で多く出てきた。そういった意味では、数年前の円高に、高級ブランド品を定価で購入した人々は、得をしたようだが、今は売却における下落が著しい。

 

【Prada プラダ】長財布を通じて分かる品質が上がりブランドとして高評価ができ中古市場でもリーズナブルでプレゼントとして最良なブランド

【Prada プラダ】長財布を通じて分かる品質が上がりブランドとして高評価ができ中古市場でもリーズナブルでプレゼントとして最良なブランド
Reference:Aucdata

 

上記は、「オークデータ 」でプラダの女性用財布のカテゴリーで、約 5 年間の総落札数及び平均落札額である。総落札数は、約 5 年ほどは、約 750 件を上下している落札数である。

二次市場に出される数は、ここ数年間安定しており、コアなユーザー層が一定の割合で取引しているような相場である。

また、平均落札額は、当初 約 10,000~12,500 円付近を上下しているが、大きく上昇もせずにずっと横ばいである。

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市場での盛り上がりに欠ける落札額であるが、過去の経営からみて下落していない事は一定の評価ができるであろう。

2011年の香港市場での上場なども大きな助けとなっていることも付け加えておきたい。

円高の際に、多くの買取業者が乱立したわけだが、高価買取をしてしまった一定の業者が、高値掴みの状態であり、経営を逼迫して姿を消した。円安に弱いのが中古ブランド品店である。

少し前の円高基調で、一定のブランド品のバーゲンが始まっており、円高還元に基づいて、ブランド品を購入したのは、ある意味買い時だったかもしれない。

現在では、多くの新しいサービス手法に基づいて、為替の影響を受けない業者側の対策がとられている。ただ、私たち消費者にとって、中古ブランドを購入することは、年々メリットをより大きく感じる。

上記の中古相場を見れば、プラダなどの廉価なブランド品の価格は、大きな上昇が見られないからである。

そのような意味で、廉価なブランド品は、中古ブランド・ショップの 店頭やEC、オークションなどを利用する方が賢明な選択 と考えられる。



About PG編集:道長

食べる事と寝る事に一生懸命な旅人。 世界は感染症や戦争で混沌としておりますが、平和になったら平和な国を旅をしたいと準備しております。 先代の管理者様より、サイト管理・記事制作を委任しております。 ※現在は写真提供をして頂いております。