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著作権ポイント

【著作権法】著作権の制限のポイント

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著作権の制限のポイント

例外規定:権利制限規定

一定の場合に、権利者の許諾なく著作物等を無断で利用できることとしています。また以下の場合においても、定められています。

  1. 日常生活の無断使用
  2. 学校や図書館関係の無断使用
  3. マスコミ関係の無断使用
  4. その他:出所の明示すべき場合・補償金の支払をすべき場合等

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営利を目的としない上演等:著作権法38条5項

映画フィルムその他の視聴覚資料を公衆の利用に供することを目的とする視聴覚教育施設その他の施設(営利を目的として設置されているものを除く。)で政令で定めるもの及び聴覚障害者等の福祉に関する事業を行う者で前条の政令で定めるものは、公表された映画の著作物を、その複製物の貸与を受ける者から料金を受けない場合には、その複製物の貸与により頒布することができる。

※営利を目的とせずに料金を徴収しないのであれば、頒布可能です。

引用:著作権法32条1項

以下は著作者の許諾を得ずに、引用して利用することができる。

  1. 公表された著作物
  2. 公正な慣行に合致するもの
  3. 報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるもの

3つの要件が必須になることから、未発表の著作物は、他の2つの要件を満たしていたとしても、著作権者の許諾なしに引用はできません。

公開の美術の著作物等の利用:著作権法46条

美術の著作物でその原作品が前条第二項に規定する屋外の場所に恒常的に設置されているもの又は建築の著作物は、次に掲げる場合を除き、いずれの方法によるかを問わず、利用することができる。

  1. 彫刻を増製し、その増製物の譲渡により公衆に提供する場合
  2. 建築の著作物を建築により複製し、その複製物の譲渡により公衆に提供する場合
  3. 前条第二項に規定する屋外の場所に恒常的に設置するために複製する場合
  4. 専ら美術の著作物の複製物の販売を目的として複製し、又はその複製物を販売する場合

一般公衆の見えやすい屋外の場所に恒常的に設置されている美術の著作物は、著作権者の許諾を得ずに公衆送信することができる場合があると考えられます。

学校その他の教育機関における複製等:著作権法35条1項

学校その他の教育機関(営利を目的として設置されているものを除く。)において教育を担任する者及び授業を受ける者は、その授業の過程における使用に供することを目的とする場合には、必要と認められる限度において、公表された著作物を複製することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びにその複製の部数及び態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。

※「その授業の過程における使用に供することを目的とする場合には、必要と認められる限度において」と規定されていますので、担任が授業を受け持っていない全校生徒にまで配ってしまうことは許されていません。

参照文献

知的財産管理技能検定 2級学科スピード問題集 2015年度

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著作権法

著作権法は、著作物の創作者である著作者に著作権(著作財産権)や著作者人格権という権利を付与することにより、その利益を保護している。同時に、著作物に密接に関与している実演家、レコード製作者、放送事業者及び有線放送事業者に対して著作隣接権を付与し、これらの者の利益も保護している。

 
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About 磯守 航史郎

食べる事と温泉・マッサージが好きな勤め人。過去には大小様々な職業につき、現在は不安定の中の安定を楽しんでいる昔から「変わり者」と言われた中年。 好きな分野は、ブランド戦略/建築・不動産/知的財産権/EC・オークション/金融・投資/カメラ/時計/モデルやアイドルなど、ジャンルは幅広いが、趣味や元家業・知人との関係で関わった事件が中心であり、現在は利害関係もなく、気軽にブログを書いている。テーマは知的財産権とブランドとの関係・市場での価格の関係、偽ブランドの撲滅など、高尚なテーマをより面白くしたいと努めている。

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