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【商標法】不登録事由のポイント

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商標登録を受けることができない商標のポイント

商標法第4条 次に掲げる商標については、前条の規定にかかわらず、商標登録を受けることができない。

とあり、不登録事由を問われるのが今回のケースです。

条文を精読しておけば解答しやすい分野といえ、常識の範囲を考えれば解きにくい問題ではないといえます。

以下はよく出題されるポイントをまとめています。

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国旗等と類似の商標:商標法第4条1項1号

1.国旗、菊花紋章、勲章、褒章又は外国の国旗と同一又は類似の商標

商標登録を受けることができません

出所を混同させる商標:商標法第4条1項15号

15.他人の業務に係る商品又は役務と混同を生ずるおそれがある商標

商標登録を受けることができません

他人の氏名又は名称等:商標法第4条1項8号

8.他人の肖像又は他人の氏名若しくは名称若しくは著名な雅号、芸名若しくは筆名若しくはこれらの著名な略称を含む商標

商標登録を受けることができませんが、その他人の承諾を得ているものを除くとあり、受けられる可能性があります

品質を誤認させる商標:商標法第4条1項16号

16.商品の品質又は役務の質の誤認を生ずるおそれがある商標

例:オレンジジュースを「アップルジュース」の商標を用いる等

赤十字の標章又は名称:商標法第4条1項4号

4.赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律:第1条 の標章若しくは名称又は武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律、第158条第1項 の特殊標章と同一又は類似の商標

商標登録を受けることができません

国際連合等を表示する商標:商標法第4条1項3号

3.国際連合その他の国際機関(ロにおいて「国際機関」という。)を表示する標章であって経済産業大臣が指定するものと同一又は類似の商標(次に掲げるものを除く。)

  • イ 自己の業務に係る商品若しくは役務を表示するものとして需要者の間に広く認識されている商標又はこれに類似するものであって、その商品若しくは役務又はこれらに類似する商品若しくは役務について使用をするもの
  • ロ 国際機関の略称を表示する標章と同一又は類似の標章からなる商標であって、その国際機関と関係があるとの誤認を生ずるおそれがない商品又は役務について使用をするもの

上記イロ以外は、商標登録を受けることができません

他人の周知商標の不正目的での使用:商標法第4条1項19号

19.他人の業務に係る商品又は役務を表示するものとして日本国内又は外国における需要者の間に広く認識されている商標と同一又は類似の商標であって、不正の目的(不正の利益を得る目的、他人に損害を加える目的その他の不正の目的をいう)をもって使用をするもの

商標登録を受けることができません

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参照文献

知的財産管理技能検定 2級学科スピード問題集 2015年度

商標法

商標法は、商標の使用をする者に独占的な使用権(商標権)を与えることにより、業務上の信用の維持を図って産業の発達に寄与するとともに、需要者の利益を保護することを目的とする日本の法律である。

 
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About 磯守 航史郎

食べる事と温泉・マッサージが好きな勤め人。過去には大小様々な職業につき、現在は不安定の中の安定を楽しんでいる昔から「変わり者」と言われた中年。 好きな分野は、ブランド戦略/建築・不動産/知的財産権/EC・オークション/金融・投資/カメラ/時計/モデルやアイドルなど、ジャンルは幅広いが、趣味や元家業・知人との関係で関わった事件が中心であり、現在は利害関係もなく、気軽にブログを書いている。テーマは知的財産権とブランドとの関係・市場での価格の関係、偽ブランドの撲滅など、高尚なテーマをより面白くしたいと努めている。