【CHANEL：シャネル】COCO ココ ロゴモチーフ チェーンベルト は女性が簡単にゴージャスに変身できる高額買取される隠れた稀少品モデル

意中の男性に成長して変身した彼女を感じてほしくて選ばれたモデル

 

 

今回は、同ブログの熱心なユーザーである知人女性からの依頼で、買取査定における交渉を手伝ってほしいとのことで、少し関わった案件を取り上げておきたい。

シャネル ココ ロゴモチーフ チェーンベルトとフェイクパール・チェーンベルトモデルについてである。

シャネルの製品群は、日本では主にバブル時代に流行し、その後、定番の高級ブランドとして、定着して現在でも不動の地位を得ている。

同モデルについては、長い間クローゼットの片隅で、約 20 年前後静かに世に出るのを待っていたのである。

 

雑談の中で聞いていくと、当時、多くの男性の気を引き続けるため、様々な恋の駆け引きをしていたようだが、バブル最中に、当時付き合っていた男性からプレゼントされたようである。

彼女は、早くから自立を考え、同世代よりも社会に早く出たことで、若くして経済的に満足を得ることができたようだ。それも折からのバブル前夜である。

シャネルと同じく「ナンバー 5 」に強いこだわりを持っており、同じこだわりを持っているシャネルに惹かれていったようである。

 

 

過去に派手目の仕事に就いていたとのことで、現在では引退して真面目な主婦に収まっているいうことであり、昔の思い出をコッソリと処分したいという気持ちになったらしい。

生きていると、人には言えない過去の思い出が、ひとつやふたつあるが、モノとして残る限り、その思い出も蘇るとなると、早く処分して現金に換えたいという気持ちは分からないではない。

ひとつひとつのブランド・モデルが購入され、どのような過程でその人が手に入れたのか、その背景を探るのが個人的には好きである。

では、さっそく相場をチェックし、簡単な記録を取り上げていこう。

 

シャネル・ブランドの稀少性の高いモデルは 未だに高額に取引される

 

 

今回も、オークファンで相場データを見ていこう。シャネル・ココ ロゴモチーフ チェーンベルトは、その稀少性の高さから、比較的高額に取引されていることが分かってくる。

約 130,000円～が天井で、状態によって少しづつだが値段が下がっている。ただ、これほどの大きさのモデルも珍しく、最低でも、数万円以上の査定額がつきそうである。

また、シャネル フェイクパール・ゴールドチェーンベルトであるが、約 27,000円～が天井で、その後価格は下落基調であり、約一万円後半程度の査定額となりそうである。

フェイクパールモデルについては、昔と違いパール自体の価値が低くなっているので、全体的には悪くはないが、良くもない一般的なシャネルアクサセリーの相場を形成しやすいのである。

両モデルとも、バブル時代を彷彿させる比較的ゴージャスなモデルであり、装着する人を選ぶモデルである。

着こなしという意味では、難易度が高いが、手に入れることが比較的難しいモデルなので、古くからのブランドのファンにとっては、非常に欲しいモデルという事もわかってくる。

 

 

バブルを彷彿させるゴージャスな見た目、ネームとロゴが計算されたデザイン

 

シャネルは、いつの時代でも、あるところにはあり、比較的手に入れやすい高級ブランドである。

またシャネルは、自立した女性にとって非常に優れたアイコンブランドであって、女性の大半はすでに知っており、一度は憧れるブランドでもある。

どんなに新しい流行ブランドが出てこようが、二次市場になると二束三文になるブランドばかりの中で、不動の人気を誇ってきた。

 

 

ココ ロゴモチーフ チェーンベルトは、全面に「 COCO-CHANEL 」文字を象った金属プレートをチェーンで結び、エンド処理で「ダブルシー」のロゴを配して、側面に吊り下げるデザインを採用している。前面にシャネルの名前、側面にロゴマークが腰回りをサポートする。

レザーとチェーンの組み合わせ部分は、マトラッセチェーンショルダでも使われる、チェーンのデザインを踏襲する形となっている。

フック部分には、シャネルの型番と製造国の記載があり、彫り方や金属の質感、レザーの経年具合をじっくりとみて、真贋を確認したい。

視覚的には誰がみても、ココシャネルとわかる優れたブランドデザインである。

一見派手に見えるが、ココシャネルが好んだ黒のドレスと組み合わせると、ゴールドチェーン部分が浮き出るように計算されている。

全体的に持ってみると、比較的重量があり、長時間腰回りをサポートするには少し疲労が蓄積されそうである。

女性の場合、身長が 約 170 cm以上あり、足が比較的長い女性であれば、パンツやスカート、ジーパンでの組み合わせが良いであろう。比較的身長が小柄な女性の場合、ブラックのロングドレスの組み合わせを勧めたい。

 

 

続いては、シャネル フェイクパール・ゴールドチェーンベルトであるが、なかなかのクオリティなのだが、ヴィンテージ感が適度に出ていて、味のある仕上がりとなっている。

全面パールであると、少し年寄臭く感じるが、派手目のゴールドチェーンを組み合わせると、落ち着いた感じとなる。

パールとチェーンの割合が微妙に違うと見た目が大きく変わるので、このあたりは、アクセサリーセンスが問われる。

全体的にみると、絶妙なバランスで、現在でも通用するブランドデザインである。シャネルを象徴するパールとゴールドチェーンは、瞬時にシャネルブランドのイメージを際立出せることに成功している。

脱着面である丸環面にシャネルのプレートを施し、さりげなくシャネルの製品ということが分かる。

腰回りに、少し雰囲気のある細目の装飾を考えている場合には、最適なベルトであり、自立した女性の象徴的なイメージを醸し出すことができるであろう。

 

シャネルのアクセサリー関連は、12月付近に最も高額になるプレゼント相場

 

 

旧オークデータ (2018.06.30終了) を使い、シャネルの小物関連の約 5 年間の総落札額と平均落札額をみていこう。総落札額は、約1,000万円～1,500万円の間で上下していたが、約2,000万円をピークに上下動が激しい。

ただ年末に関して、クリスマスがあり、金額が大きく上昇している。典型的なプレゼント相場である。また、平均落札額については、約 7,500～13,000 円前後で上下動しており、12月になると上昇に転じる。

12月になると平均価格が上昇することから、需要と供給でほぼ説明がついてくるようである。今回に関しては、秋場に買取査定に出したので、査定額としては比較的良かった。

といっても、比較的稀少性の高いモデルなので、需要と供給とあまり関係なく、目玉として使えるモデルという事で、額についてはあまり変わらないという。

現在は、珍しいヴィンテージモデルが人気ということで、専門店に査定に出したことも良かった次第である。

 

では、結果を見ていきたい。チェーンベルトが約 90,000円、フェイクパールが、約 17,000円、合計が約 107,000円前後の査定額に落ち着いた。

今回は、比較的シャネルに強い専門店に出したので、3社ほど比較して、やはりいちばん高い買取額を出してもらえた。

専門店の場合、一定の固定客がいて、シャネルのファンの人も多く、安心して買取ることが可能となり、買取額をギリギリまで引き上げて頂けたので、業者には感謝している。

聞く話によると、買取査定は、約 80％前後となるようである。このように、相場を知り、ある程度までの買取額を把握できていれば、あまり無理をせずに取引が可能となるのである。

メルカリやヤフオクなど自分で出品して、手間や評価を得るよりも、業者との値交渉する方が、早く高く買取が可能である。高価買取は、しっかりとしたブランドであれば、ある程度は事実なのである。

また、高級ブランド品を購入する場合、現在の高級ブランドの立ち位置やどのくらいのブランド価値かを新品並びに中古市場でも同時に把握しておくことは重要である。

ブランド力の奥深さ、市場での力強さは、現金を受け取るときに初めてブランドの真価を認識できる瞬間でもある。

高いブランドには、高いなりの理由がそれぞれあるが、人の手に渡ったブランドを再び高価格で売れてしまうブランドを賢く選んでおくことも重要である。

それが出来るブランドは世界中を探しても限られてくる。そのようなモノを慎重に選び出し手にする方が、結果的にも高い満足度を長期的に得られるのである。

それがラグジュアリーのブランド力であり、信頼の証となるのである。