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【カルビーのグローバル戦略】参入するべき国と市場をスナック菓子好きの私が経営戦略っぽいものを投資家目線で語っておくよ

【カルビーのグローバル戦略】参入するべき国と市場をスナック菓子好きの私が経営戦略っぽいものを投資家目線で語っておくよ

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驚異的な戦略であり創業時から新市場を創出してきたカルビー

 

49年(昭和24年)、広島県広島市(現在の南区宇品)にて、松尾糧食工業株式会社として設立。現在の会社名のカルビーは、当時の日本人に不足しているとされたカルシウムの「カル」と、ビタミンB1の「ビー」を組み合わせた造語である。64年に発売された、瀬戸内海の小海老を使ったかっぱえびせんがヒット商品となり、カルビーの名が知られるようになる。仮面ライダーのカード付きスナック菓子や、藤谷美和子を起用したポテトチップスのCMでも話題になった。73年に本社を広島から東京に移転。

参照:wiki カルビー

ベンチャースピリット溢れるカルビー創業者、松尾孝 氏によって創業されたわけだが、その新市場を創出するベンチャースピリットは驚異的である。辛酸と苦労を重ね、今日のカルビーの礎を築いてきた御仁であるが、3代続いた同族経営をやめて、創業家外の社長を輩出するグローバルカンパニーとして、好感が持てる企業である。私の家には常にポテチが置いてあり、週の大半はポテチを食べるポテチ好きである。そんなカルビーが昨今、北海道で台風の打撃を受けたと聞いた。

北海道に相次いで上陸した台風による被害が食品メーカーの生産に影響を与えている。ポテトチップス最大手のカルビーはジャガイモの収穫に遅れが出ていることを受けて、新商品のポテトチップス4品の発売を延期した。カルビーは使用するジャガイモの約7割を北海道産で賄っている。台風の被害で収穫に遅れが出ているため、5日に発売を予定していた「ア・ラ・ポテト」2品を10月3日、12日に発売予定だったコンビニエンスストア限定の2品を10月10日にそれぞれ延期した。

参照:北海道に相次ぎ台風上陸、カルビー、新商品の発売を延期 16/09/06 日本経済新聞

北海道に相次ぎ上陸した台風による農産物被害の影響が広がっている。中でも北海道産のシェアが大きいジャガイモが深刻だ。原料調達が難しくなりスナック菓子メーカーが製品の出荷調整を準備。復旧に手間取り影響が長引く可能性もある。北海道庁によると4つの台風の影響で延べ1万6000ヘクタールを超える農地に被害が出た。北海道産が国産の約8割のジャガイモの調達が厳しい。カルビーも「どの程度の影響になるか情報を収集している」

参照:台風、食卓にも影響 ジャガイモやタマネギ深刻 16/09/02 23:07 日経速報ニュース

これらのニュースである。北海道のジャガイモが取れなければ、スナック菓子が食べれないのではないかという心配が私の中であって、困った事になったなぁと思った次第である。今回もポテチ好きなおっさんが、カルビー北海道の生産設備回復と北海道の尋常ではない被害からの一日も早い復興を願って、カルビーの経営戦略っぽいものを記しておこうと思う。

ただのおっさんの意見なので、興味のない人はすぐに読むことをやめた方が時間の節約となるだろう。時計やブランド品ばかりのブログで、スナック菓子というキーワードで来ている人も少ないだろうと予想されるので、今回はその手の話ではないので、予めご了承頂きたい。

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参入すべき4つのセクター:ゲームセクター/初期のカードコレクターを制する

 

【カルビーのグローバル戦略】参入するべき国と市場をスナック菓子好きの私が経営戦略っぽいものを投資家目線で語っておくよ
How to play Pokémon Go: The definitive guide to the tricks and tips you need to know

 

意外とベタな戦略は侮れない。仮面ライダースナックは個人的にも幼少の頃今で言う「爆買い」した一人である。カードを集めるだけで楽しく、その後菓子をよく食べたものである。最近で言うところであれば「ポケモンGO」が挙げられるであろう。意外とゲーム性を取り入れる戦略は、当たると大きく、コレクション性の高いコンテンツをいかに組み合わせるかが重要である。

コラボレーションモデルというのも面白いが「何が出るか分からない」というのは古典的であるが、積極的に展開した方がよいだろう。またスマホ関連に連動したり、カードゲームのポイントを加算するなど、様々な方法が考えられる。これはゲームの専門家の知恵を結集することで、グローバルに菓子を販売することも可能となるだろう。

 

参入すべき4つのセクター:空運セクター/機内食とお土産を制する

 

【カルビーのグローバル戦略】参入するべき国と市場をスナック菓子好きの私が経営戦略っぽいものを投資家目線で語っておくよ
Best Time to Find Business Travel Price Drops is Tuesdays, Off-Hours – Skift

 

機内食においてもベタであるが有効な戦略である。長時間を有する「旅の食」へのニーズはあらゆる局面で押さえる必要がある。小さいかもしれないが、富裕層から一般の市民層まで、幅広く需要を調査できる優れた市場なのである。富裕層には、高級かつ菓子色を控え、栄養バランスを押さえた優れた食品の提供。一般市民層には、新商品のデモや限定品などの市場テストが比較的容易である。いくつかのモデルを複数用意することで、アイデア商品が活きやすい優れたセクターなのである。

 

参入すべき4つのセクター:鉄道セクター/寝台列車の食とお土産を制する

 

【カルビーのグローバル戦略】参入するべき国と市場をスナック菓子好きの私が経営戦略っぽいものを投資家目線で語っておくよ
South Yorkshireman Dining Service – 2 people | Great Central Railway Online Shop

 

寝台列車には食事はつきものである。空運セクターでも同じ事が言えるが、国内では高齢層の旅のお供に、また列車での旅での列車内での食への提供。これについてはフルグラの投入をすることを奨める。またスナック系統の何でも振りかける事ができる調味料的な位置づけ(醤油やソース)などのポジションを制する新商品へのニーズは一定数あり、これは 機内食や寝台食などどのポジションでも応用可能である。

 

参入すべき4つのセクター:旅館セクター/世界中のホテルの食を制する

 

【カルビーのグローバル戦略】参入するべき国と市場をスナック菓子好きの私が経営戦略っぽいものを投資家目線で語っておくよ
Aristoi – Food & Drink

 

カルビーが高齢者をシリアル「フルグラ」の主要な購買層に育てようとしている。「これまで女性の朝食ということで売り出してきたが、想定以上に高齢者の反応がいい」と松本晃会長兼最高経営責任者(CEO)高齢者を意識した販促活動を強化する方針で、例えばパッケージを10月中旬から刷新し、2016年4~6月期のフルグラの売上高は82億円と前年同期比60%増と急拡大。全体の連結純利益が同四半期として過去最高を記録する原動力になった。高齢者需要を開拓することで、19年3月期にフルグラの売上高を前期比2.2倍の500億円へと高め、朝食向け商品をスナック菓子に続く収益の第二の柱にする考えだ。

参照:カルビーシリアルで高齢者開拓 2016/09/02 日経産業新聞

という事なので、旅行へのニーズは様々に挙げられるが、着いた先旅館やホテルでのニーズも一定以上確保することができる。これについては、世界中のホテルを攻める必要があり、営業力と流通体系、生産拠点へのシームレスな攻勢と設備の配備が取られる。

日本からもっとも近い対象国を選び出し、富裕層の宿泊する特別メニューの提供から始めるといいだろう。高級は大衆を兼ねるが、大衆は高級を兼ねない。確固たる高級ブランドの地位を築くべきであろう。そのためのメニュー開発は、一流のシェフや栄養士、また誰が食べるかブランド大使たるミューズを立てる事で高級ブランドとして仕立てる事が可能になるだろう。

 

参入すべき3つの市場:アジアと東欧の市場をつなぐ一大生産拠点 インド

 

ジャガイモは世界で約3億7446万トンも生産されています。生産量トップは中国で約9594万トン。2位はインド、3位はロシアの順です。ジャガイモは日本国内で最も生産量の多い野菜ですが、順位は26位と世界的に見るとそれほど上位ではありません。

参照: 野菜ナビ 世界のジャガイモの産地 ランキング

 

【カルビーのグローバル戦略】参入するべき国と市場をスナック菓子好きの私が経営戦略っぽいものを投資家目線で語っておくよ

【カルビーのグローバル戦略】参入するべき国と市場をスナック菓子好きの私が経営戦略っぽいものを投資家目線で語っておくよ
参照:野菜ナビ 世界のジャガイモの産地 ランキング

 

比較的ライバルの多さが予想されるインド市場の牙城は必ず攻略地域に入れてもらいたい重要な市場であると考えられる。インドのスナック菓子は非常に面白く、企業としても研究すべき国なのである。また多くの消費が期待できるのもインド及び周辺国に横たわる広大な地域である。インドの市場の拡大は、企業にとって世界戦略への大きな一歩を築く事が可能である。米国市場が比較的安定してきた場合、インドへの参入は検討材料としていただきたい。東南アジアから、東欧市場、アフリカ市場への重要な生産のハブであり、その生産設備は中心部分となる対象国で必要となるだろう。

後に展開するアフリカ市場への足掛かりとその生産拠点・市場を同時に獲得できるのである。

 

参入すべき3つの市場:創業時に比較的近い食糧事情 アフリカ

 

またアフリカ市場は、深刻な食料不足に陥っている。栄養素の足りない人々を多く抱える最後の市場である。当時の日本人に不足していたカルシウムの「カル」と、ビタミンB1の「ビー」を組み合わせた造語ともピタリと合ってくる。

「2015年版世界の食糧不安情勢」と題した報告書によると、東アフリカと中央アフリカでは食糧不足が最も深刻で人口の30%が栄養不足となっている。地球規模では食糧供給が改善しているにもかかわらずアフリカでは食糧危機の状態が続いているが、これは、雨水に頼るアフリカ農業のもろさを浮き彫りにしている。同報告書は「異常気象や自然災害、政治不安と内戦のすべてが進展を妨げている」と指摘し、「サハラ砂漠以南のアフリカ諸国は、世界中で最も栄養不足がまん延している地域だ」と述べた。 

参照: アフリカの食糧不足、一段と深刻に=国連

 

【カルビーのグローバル戦略】参入するべき国と市場をスナック菓子好きの私が経営戦略っぽいものを投資家目線で語っておくよ
参照:チュニジア南東部のザルジスで食糧配給に並ぶサハラ以南の国々からの難民 PHOTO: AGENCE FRANCE-PRESSE/GETTY IMAGES

 

当初は、廃棄予定の商品やワケあり商品の提供からはじめ、徐々にニーズをつかみ、市場にあったオリジナル商品の市場投入を行って頂きたい。アフリカにおいては同時に富裕層も存在する。富裕層もしくは王族の国もあり、その人々の胃袋をつかむ戦略は、うまく立ち回ると非常に有効な戦略となるだろう。

王族もしくはそれに準じた富裕層や権力者が国が認める栄養食品と認めれば、あっという間に対象国でのシェアを独占する事が可能となるからである。そうした場合、かなり高価格で高級な菓子を提供して行くことを忘れてはならない。高級ブランド戦略を踏襲することで、高いシェアを獲得することが、長期的に可能となるからである。

 

参入すべき3つの市場:リバイバル戦略が効きやすい地域 モンゴル並びに中央アジア

 

モンゴル人は、肉類や乳製品を多く食べる。半年続く厳しい冬に耐えるためで、日本人と比べて筋肉量が大きい。このごろはウランバートルへの人口集中で、ぜいたくな食生活になったので、内臓脂肪が増え、いわゆるメタボ体質に変わってきている。相撲だけでなく筋肉量がものをいう柔道やレスリングでも強い。そしてメンタルな面では、ハングリー精神が日本人より強い 

参照: Vol.7 モンゴル力士パワーの源流たずね 「人」明日へのストーリー ジャーナリストが見たJICAの現場

 

【カルビーのグローバル戦略】参入するべき国と市場をスナック菓子好きの私が経営戦略っぽいものを投資家目線で語っておくよ
参照:Eternal Landscapes Mongolia – Blogging From The Wild: Mongolia’s Naadam Festival – What To Expect 2016

 

中央アジア並びにモンゴルにおいてはすでに多くのスナック菓子が参入しているが、市場への深堀が出来ていないのがこの空白地帯であるモンゴルから伸びる中央アジア帯である。中国の影響を比較的受けているわけだが、中国市場ではないところがキーワードである。

すなわち、日本の技術力とアイデアが効きやすいもっともオセロのコマをひっくり返せる市場でもある。健康へのニーズを転換出来れば、圧倒的かつ独占的なシェアを取りやすい地域なのである。乳製品という事で、モンゴル人力士の写真入シリーズのシリアルも考えられる。

もっとも難しいのが欧州市場として考えると、攻略の容易さはアジアにある。欧州市場で戦うのは凶事となりやすい。開放的で一見攻めやすいが攻略が難しい市場と、一見攻めにくいが、攻めて勝利すると版図が比較的容易に拡大しやすい市場とどちらが良いのか、結果は明らかであろう。

 

まもなくカルビーの世界戦略がはじまる

 

現在の海外市場においては、北米はまもなく販促が効き、混迷から成長市場へと舵を切る事となるだろう。韓国市場においては工場稼働で増産しフル稼働を目指せる。現在の参入国においては、早急に手当を行ない、素早く成長著しい事業展開をシームレスに行う事が必要となる。

国内市場においては「フルグラ」のさらなる市場拡大、定番のポテトチップスは、さらなる安定市場の基盤をジリジリと他社のシェアを獲得することで得られる。所謂ベタな営業で着実に上げていきたい。原料の価格安を活かし、さらなる生産とタイミングを計り、新しい企画と提案をもった商品の投入も急がれる。

 

【カルビーのグローバル戦略】参入するべき国と市場をスナック菓子好きの私が経営戦略っぽいものを投資家目線で語っておくよ

 

生産効率の向上は、物流面のコストと人件費増を吸収できることであろう。営業益は、2桁の維持は絶対であり、連続最高純益は至上命題である。傷づいた株価の手当を以て、増配は多めに検討し、同時に世界市場戦略への絵図を示せば、市場からの資金調達もさらに可能になるだろう。

ポテトを時代に合わせてうまく使う事が問われる昨今、販促策や社員のアイデア、また多くの顧客のアイデアを多く吸収できる部署と事業会社の創設は検討に入れておくべきである。また食への新しい取り組みを行うベンチャー企業への投資も併せて行う事で、長期的でかつ持続力をもった商品アイデアと開発の方向性を力強く示す事が可能となり、さらなる世界市場へ有利な戦いを進める事が可能となる。

まあ投資家っぽい戯言であるが、年中ポテチを食っているポテチ好きなおっさんの意見である。お気になさらずに事業を成長に導いて頂きたいし、これからも期待したい。

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About 磯守 航史郎

食べる事と温泉・マッサージが好きな勤め人。過去には大小様々な職業につき、現在は不安定の中の安定を楽しんでいる昔から「変わり者」と言われた中年。 好きな分野は、ブランド戦略/建築・不動産/知的財産権/EC・オークション/金融・投資/カメラ/時計/モデルやアイドルなど、ジャンルは幅広いが、趣味や元家業・知人との関係で関わった事件が中心であり、現在は利害関係もなく、気軽にブログを書いている。テーマは知的財産権とブランドとの関係・市場での価格の関係、偽ブランドの撲滅など、高尚なテーマをより面白くしたいと努めている。

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